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FXユーロドル|サラリーマン必見の通貨ペアはNY時間がおすすめ
の記事からのつづきです。
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目次
FXユーロドル|政治家の思い
ユーロが存続できたのは、ECBというユーロ圏の中央銀行と、ユーロ圏で孤軍奮闘するドイツの支援のおかげです。
これらのクッションが無ければ今頃ユーロは破綻していたことでしょう。
じつは、ユーロの成功に政治生命が掛かっている政治家って、たくさんいるんですね。
彼らは何としてでもユーロを存続させなければならないんですよ。
少なくとも彼らが政治家である間は。
EURの性質とユーロドル
要するに、ユーロは、政治家によって無理やり存続させられている通貨、という側面がひとつの実態としてあるわけです。
このことはユーロの2つの特徴として表れています。
ユーロドルは真逆の性質を持つ通貨のペア
まず、これだけ多くの問題を抱えているので、ユーロは「ハイリスクな通貨」として見られています。
「安全」な通貨である米ドルとは真逆の性質です。
次に、ユーロはECBや政治家の発言に過剰反応する性質があります。
この点です。
2007年以降のユーロは為替の大ベテランにも予測不能な値動きになったと言われているんですね。
FXユーロドルトレードでは特に要人発言に注目
さて、この点、FXトレーダーとしては覚えておかなければならないことがあります。
それは、ECBの要人や政治家の発言の目的はただ一つ、「ユーロを存続させること」だということです。
そのときどきの相場環境において、ユーロの値打ちを下げることがユーロの存続につながるのか、値打ちを上げることがユーロの存続につながるのか、ということを考える視点が重要ということですね。
それがなんとなくでも感じ取れれば、政策発表のような大きなイベントのときでも、けっこうちゃんとしたシナリオを描けるようになれます。
ユーロはヨーロッパの多くの国がかかわる、値動きが見えにくい通貨ではありますが、その取引量は米ドルに次いで2位なので、FXをしていくにあたっては避けて通るわけにはいきません。
しっかりとその動向をつかみ、チャンスがあればユーロドルで仕掛けていくという心持ちが、常に必要なんですね。
ユーロドルの相場環境認識
これは、なぜならば、ユーロドルという通貨ペアの値動きでトレードをするには、この基軸通貨と準基軸通貨を取り巻く相場環境認識を深めざるを得ないからです。
この取引量世界一の通貨ペア、ユーロドルの相場環境認識を常に怠らない姿勢は、為替相場全体の日々の推移を追っかけていくことにつながっていくということですね。
これ、大事なことなのでもう一度表現を変えて書きます。
ユーロドルの値動きを日々深く研究し続けていけば、半自動的に主要な通貨ペアの値動きがなんとなく見えるようにもなってくるんです。
ユーロドルとドル円
ちなみに、毎日ドル円を見る、ということと、毎日ユーロドルを見る、ということは、かなり意味合いがちがうことです。
毎日ドル円を見る、というのは、ドル円と日本株との相関を理解している日本株トレーダーの方がやることです。
日本株トレーダーならば、為替情報はドル円だけ見ていればいいのでしょう。
でも、為替トレーダーは、ドル円だけ見るというようなスタンスでは、あまりにも視野が狭すぎるんです。
たまに、株から投資の世界に入り、ドル円の取引もするようになった、という方もいます。
そういう方は最初、日経平均の動きの影響を受けるドル円の値動きの特徴をなんとなくつかんで、東京時間のドル円でトレードをされます。
そこまでならいいんですが、これがNY時間のドル円でまでトレードをするようになってしまうと、全然勝てなくなっちゃったりするんですよ。
FXにおいて、NY時間は投機の世界です。
対して、東京時間は表舞台のNY勢が寝ている、いわば「休憩時間」と言ってもいいような時間帯なんですね。
そして、その「表舞台」の主役の通貨ペアが、ユーロドルということなんです。
なんだか同じようなことを他の記事ですでに書いたような気もするのですが、、、
うーん、たくさん書いているとどこに書いたかも思い出せなくなってきますね(*'▽')
思い出せないですが、一貫して同じことを書いているので、意図をぜひくみとってください。
このブログは、そういう感じで読み進めてもらうと、だんだんわかるようになってくるような性質があるようなので。
FXユーロドル|欧米トレーダーやトレンド、流通量とペアの特性
の記事につづきます。
Dakar
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