すでにブレイクアウトしてしまったチャートを見た時に、「あー、もうブレイクアウトしちゃったか！」と感じてしまうという経験、ありますよね？もうブレイクアウトしちゃったんだから、今さらもう遅いよなぁ、なんて思ったりして。でも、ちょっと待ってください。FXで稼ぐには、値幅が出ているときこそが狙い時なんですよ。なのに、せっかく大きく動いているチャートを目の前にして、「もう稼ぐことはできないなぁ」なんて思っちゃうのだとしたら、それってじつはものすごくもったいないことなんですよ。
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あわてちゃいますよね
今回の記事は、
時系列的にはこの記事の続編のような内容ですよね。
昼間出掛けて、帰宅後にFXをする場合、チャートを見始める時間帯が、必ずしもよく動く格好の稼ぎ時になっているわけではありません。
デイトレなんかだと特に、いわゆる「仕込み」のための時間をうまく確保できなくて、急に動き出したチャートを見てあせってしまう、なんてこともよくあるんですね。
こういう時の感覚って、準備万端とは言えないような状態で、いきなり敵が攻めてくるような感じです。
そうなってしまうと、すごくあわててしまって、比較的稼ぎやすかったはずの地合いでもあっさり負けてしまったりするんです。
冒頭で触れた、
「あー、もうブレイクアウトしちゃったか！」
と感じてしまうような時も、あわててしまって良い判断ができなくなってしまう人はわりといます。
自分の相場観を誇ろう！
でもこれ、よーく考えてみると、なんだかちょっとおかしな話なんですよね。
なぜかというと、ブレイクアウトした、という認識を持てているのなら、それはすでにその当該チャートではある程度分析を進めていくことができていたはずだからです。
分析していたからこそ、ブレイクアウトしたという感覚を持てているわけですからね。
そもそも、そのチャートを見ていなかった人は、その同じ時間に明らかなブレイクアウトがあったということ自体、わからなかったわけです。
まずはこの点、おさえたいですよね。
あせるんじゃなくて、
「ほら、自分のシナリオ合ってたじゃん」
くらいの感覚でいいんですよ。
（シナリオ描いてたんならエントリーしておけばよかったじゃん、というツッコミは、ここでは無しとしましょう。笑）
そもそも負けているわけじゃないんだから、まったく悔しく思う必要なんてないわけで。
そこは、ブレイクアウトの可能性をわずかでも見出していた自分の相場観を、誇っていいところなんですね。
必見！ブレイクアウト後に稼ぐ方法！
さて。
それで、肝心の、ブレイクアウト後に稼ぐ方法ですが。
これは単純に、
「当初自身が描いていたシナリオでトレードを終えることにしていた水準までスキャルピング」
が、ぼくが考える正しいトレード戦略ということになります。
このこと自体は、ぼくのブログをよく読んでいただいている方々からすれば、
「なんだそんなことか」
と思えることかな。
ただ、やっぱり自分が会社務めやパート勤務を終えて帰宅してチャートを見た時にはじめて、じつは自分が知らない間にブレイクアウトしていたことを知るっていうのは、やっぱりちがいますからね。
リアルタイムでそのブレイクアウトを見ていたときのものとは。
ちょっと目を離していた隙にチャートのかたちが様変わりしているわけですからね。
ザラ場を見ていた時からほんの少しだけエントリーが遅れるだけで、じつはそんなにデメリットなんてないんですよ。
むしろ、見て即参戦ができた分、時間効率のいいトレードをしていると考えてもいいくらいなんですね(^^)
シナリオを描くことの重要性
今回の話は、トレーダーとしては常日頃からシナリオを描いておくことが本当に重要なんだってことを感じてもらえるかなと思います。
シナリオを描くということについては、↑この記事で触れたとおりですよね。
チャート上には、未来は表現されていません。
「より確実なイメージを絶えず追求していくのは、そのチャートを見ている人間の頭だぞ」
ということは、ぼくは入社当初によく上司から言われていたことで、この記事にはそっくりそのままこのことを書きました。
記録を体系化していくことで自分だけの虎の巻をつくることができる、ということもあの記事では書きましたよね？
トレーダーの心理って不思議なもので、根拠のない自信を少しずつでも積み上げていくと、視野を広く持ってトレードを続けていけるようになるものなんですよ。
今回の記事内容の局面の環境認識って、実際にそのくらいの感じだと思うんです。
つまり、
「あー、ブレイクアウトしちゃったよ！仕込んでおかなかった自分はなんてバカなんだ！」
みたいに悲観するんじゃなくて、さっきもちょっと書きましたが、気の持ちようとしては、
「な？言ったとおりだろ？ブレイクアウトすると思ったんだよ。」
くらいな感じでいいってことですよね(^^)b
まとめ
さて、いかがでしたか(^^)？
実際、悲観がはじまると、視野は急激に狭くなっていきます。
これは、概してそうです。
そのチャートしか見えなくなっちゃうんですね。
トレードをするときは当該通貨ペアだけでなく、為替相場の根幹とも言えるような、取引のボリュームに恵まれている他の通貨ペアもきちんと見ておくべきなんです。
他の通貨ペアっていうのは、メジャー通貨ペアですよね。
ドルストレートチャートなんかが、その筆頭ということになります。
それなのに、くやしくてくやしくて、もうそのチャートしか見えなくなってしまっているんです。
一度自分が急上昇を見逃してしまったものだから、
「今度はいっきに暴落してくれ！」
みたいな感じで。
それは、かなり意味のない時間ですよね。
こういう心理になりがちなのは、暴落してくれれば、自分が飛び乗れなかった最高のタイミングで買ったトレーダーたちは負けることになり、ノーエントリーだった自分が報われるからです。
どんな理由であれ、ノーエントリーはノーエントリーですからね。
行って来いのようなかたちで急上昇のあとにすぐ暴落してくれるのならば、
「ほら、休むも相場ってのはこのことだ」
とか言ってられるわけです。笑
あ、なんかこういう風に書くとすごく嫌味っぽく聞こえるかもしれませんが、こういう心理は誰だって持つものです。
実際、ぼくもそんな風に思ってしまうことはしょっ中ありますよ。笑
Dakar
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