トレンド相場 トレード方法

機会損失を避けるための追加シナリオ|資金効率を上げよう!

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さて、今回はぼくのツイートを堀り下げるかたちで記事を書き進めてみたいと思います。というのは、当時リアルタイムのチャートといっしょに、そのチャートを分析していくにあたって参考にしてほしい記事のリンクもつぶやいたんですけど、いくつかその記事とチャートの関連性についてこのブログのほうにお問い合わせをいただいたからです。反応があったツイートについては、もっと多くの方々もいろいろと疑問点があった可能性がありますからね。ぜひ、お役立てください(^^)

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とある日のツイート

冒頭でご紹介したツイートというのは、これですね(^^)

念のためリンクも再度ご紹介しておきますね。

トレード開始のラインになかなか到達しない時はどうすればいいの?

これです(^^)b

あの、後ろ姿にちょっと哀愁がある人の記事です(^^)b

一方、リアルタイムのチャートとして貼ったのは、豪ドル円だったんですよ。

時間足は、日足です。

当時このブログにいただいた複数のお問い合わせはほぼ全て、

「チャートと記事の内容は、どう結びつけて考えればいいのか?」

という類のものでした。

記事にあてこんでみる その1

ツイートで紹介した記事は、

「トレード開始のラインになかなか到達しない時」

の話だったんですよね。

話は単純で、この豪ドル円の日足チャートにあてこんで考えてみてほしかったのは、レジスタンスライン(上の青いラインのほう)で

「なかなか反転しない時」

のことだったんですよ。

当時、なかなか反転しなかったので、

「この記事なんか、ぜひ参考にしてみてほしいな!」

とぼくは思ったんですよね。

だからリンクを貼ったんですよ。

記事にあてこんでみる その2

あの記事で、ぼくは

「あまり長い時間、レジスタンスライン上に留まるような動きが続いたら、売りでエントリーすることを考えるようにしよう」

と書きましたよね?

この記事で前提になっているのは、水平線を上方向にブレイクして上昇していくのを今か今かと待っている状況です。

だから、豪ドル円の日足チャートのほうにこの話をあてこむなら、

「あまり長い時間、レジスタンスライン上に留まるような動きが続いたら、買いでエントリーすることを考えるようにしよう」

こうですよね。

当初のトレードプランは、これまでのトレンド方向(=つまり、下落)に動いていったら、それを確認してトレンドフォローをしていくというものだったわけです。

でも、チャートを監視しはじめて、今か今かと待ってはいるんですが、なかなかレジスタンスラインで下方向に反転しないわけです。

そうしているうちに、時間はどんどん過ぎていくわけですね。

そしてあの記事では、ぼくはこう書きましたよね?

「一度立てたトレードプランニングを放棄したり、放棄しなくとも、それはそれで作戦として持っておいて、同時並行で他の戦略も打ち立てて、どんどん実践していくことが大事なときもある。」

これは大事なことなので、赤枠で囲っておきました。

これは、

「なかなかエントリーできない状況でも、そんなに落ち込まないでくださいね」

っていうぼくからのみなさんへのメッセージでもあったんですよね(^^)

日足の分析はとっておく

ポイントとしては、

「それはそれで作戦として持って」

おくってことです。

あえて通貨ペアを変えたりしなくてもいいんですね。

むしろ、同じチャートで時間足を変えて取り組めれば、同じ土俵(=相場環境)で分析ができているのだから、トレードをするにいたるまでの時間もわりと早いと思いますしね。

あの記事では、これがなるべく機会損失を避けるための具体的な方法のひとつってことをお伝えしました。

この豪ドル円日足の下落チャネルのシナリオにこの話を当てこむならば、例えば4時間足ですよね。

4時間足、重要です(^^)b

このチャートを見てください。

この視点だと、こうしてサポートラインが引けるんですね。

赤いラインです。

このラインを活用するシナリオは、必然的に上昇トレンドでサポートラインまで落ちたら買うトレードになりますよね。

つまり、これがもうひとつの同時期における作戦になるわけです。

2つのシナリオ

これ、どう思います?

つまり、この作戦も練り上げることで、手持ちのシナリオが2つに増えたわけですね。

しかも、同じ通貨ペアで時間足を変えただけなので、シナリオを描くために要する労力は何割か減らしてつくりあげることができたわけです。

他の作戦を作った目的のひとつは、機会損失を避けることでしたよね?

今、この瞬間の相場は、日足を眺めている限り、なかなか下落を始めない、煮え切らない展開だったわけです。

でも、同じ豪ドル円の4時間足で心機一転、相場環境認識→シナリオ構築をもう1回することで、新たな視点を手に入れることができたわけですね。

これが、

「時間の経過もトレードプランニングのひとつとして考慮に入れ」

たトレーダーとしての在り方ってことです。

当初の相場環境認識の結果は、下落。

その下落がチャネルの帯の中でレジスタンスラインに到達したのは良かったけど、なかなか落ちてこない。

この場合にトレンドフォローの考え方でエントリーするならば当然売りなんだけど、もはやチャートのかたちとしては上方向へのブレイクアウトも加味しなければならなくなってきた。

今回の判断のタイミングは、こういうタイミングですよね。

いつも通り会社から帰宅していざPCを立ち上げてチャートを開いてみたら、そういうタイミングだった、という場合の話です。

間違えちゃいけないのは、あくまで日足では下落というジャッジを自らがしていて、且つまだそのジャッジを否定していないという点です。

これは、地合いは下落と考えている、みたいな話じゃないんですね。

日足の分析も手持ちのシナリオとしてキープしておく理由は、為替ニュースで新たに豪ドルが買われる材料や日本円が売られる材料が出ているわけではないからです。

初心者にありがちなこと

そもそもの相場環境認識の段階で、初心者の方々がしがちな勘違いについても書いておきましょうか。

少なくともぼくのブログを読んでくれているみなさんには、間違ってほしくないですからね(^^)

これ、どんな話かというと、下落チャネルのレジスタンスライン付近での判断についてです。

じつは、下落トレンドのレジスタンスラインって、人によっては鬼門なんですよね。

どういう意味かというと、わりと多くの初心者の方々が、いつのまにか

「ブレイクアウトを待ち始めてしまう」

からです。

つまり、足元のローソク足が上昇しているから、そのまま上方向のブレイクアウトを期待してしまうわけですね。

最初は意識的に

「下落チャネル」

を引いたにも関わらず、です。

これって、よーく考えてみれば誰でもおかしいことにきづくはずなんですよね。

なのに、いつの間にか上昇を前提にチャートを見始めてしまうんです。

ぼくはこれ、株の説明とかで

「カラ売りは危ないからダメ」

みたいな話を、いつのまにかFXにも当てはめてしまうような心理が影響してるんじゃないかなと思ってます。

まとめ

さて、いかがでしたか(^^)?

最後に、同じ通貨ペアでシナリオを増やすにあたって注意すべきことを書いておきます。

これは、時間足の違いですよね。

今回描いた2つのシナリオは、

「同時期の異なる時間足におけるもの」

です。

つまり、スタート(分析の始点)は同じだけど、想定する利確ポイント(トレードの終わり)は変わることになる、ということですね。

もちろん、日足の分析で定める利確ポイントのほうが時間的にあとです。

言ってみれば、4時間足のトレードのほうは、日足のトレードで利益が出始めるまでの

「暇つぶし」

なわけですね。

ちょっと言い方が雑ですが、トレーダー視点で共感しやすい言葉を選ぶなら、そういうことになるんです。

この話は、ロットコントロールの話につながっていくことになりますよね。

つまり、日足のシナリオをすでに描いた後で4時間足のシナリオのトレードを始めるわけなので、それぞれのロットを戦略的に投下していくことで、資金効率を上げることができるわけですね。

単純に1対1なのか?

ちょっと日足に割くロットのほうを多めに確保しておくのか?

4時間足が終わったらその分のロットは全部日足トレードに投下するのか?

そのあたりの判断によっても、爆発的な利益を生み出すことが可能なわけですね。

さらに言えば、相場環境認識を刷新していった結果、

「もう下落はしないだろう」

という結論に至ることだってあるわけです。

ぼくなんかは、そういう時に特に、資金効率の良いトレードができたなと感じるんですよ(^^)b

Dakar

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