この記事は、
の記事のつづきです。
ユーロドル概略のシリーズ記事、最終回になります。
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目次
FXユーロドル|いよいよ最終回!
さて、このユーロドル概略のシリーズ記事もとうとう最終回になりました。
最後はFXトレーダーの利益に直結する、ユーロドルトレードで使用するテクニカルを書いて終わろうと思います。
テクニカルについて書くと、このテクニカルさえおさえれば良いんだ、と考える方が少なからず出てくることが予想されます。
が、それは、ちがいますので、念のため書き添えておきますね。
理想的なメンタル、資金管理、相場環境認識というベースの上にトレード方法の知識が乗っかって、はじめて安定して稼ぐことができるトレーダーになれるということを、ぜひ常に意識しておくようにしてください。
必見!これがユーロドルのテクニカル!
では具体的にFXでユーロドルトレードをするときのテクニカルについて、具体的に書いていきます。
じつは、このユーロドルトレードにつかうべきテクニカルというのは、世間一般で言われている「ポピュラーなテクニカル」そのものになります。
ちょっと腑抜けしましたでしょうか?
でもですね、真相って案外こういうものだったりするんです。
具体的には、トレンド相場においてはボリンジャーバンドや一目均衡表、そして移動平均線などです。
レンジ相場においては、RSIやRVI、MACD、ストキャスティクスなどですね。
なぜポピュラーなテクニカルなのか?
なぜユーロドルトレードにおいては、ことさらポピュラーなテクニカルを選ぶべきなのでしょうか?
この問いについては、じつは今まで書いてきた内容が答えになります。
ユーロドルは世界一取引量が多い通貨ペアでしたね。
故に、世界中のトレーダーがとても活発に今後のチャートの行方について議論をしている通貨ペアなんです。
テクニカル要因で推移していく傾向が強いユーロドルチャートにあっては、多くのトレーダーがつかうテクニカルが反応することが多いんですね。
なので、ユーロドルでは、ポピュラーなテクニカルを選ぶべきなんです。
各テクニカルの説明はこちら
個々のテクニカルの説明については、ぜひ各テクニカルの紹介記事を読んでみてください。
きっとトレードの役に立つとおもいます。
トレンド相場
レンジ相場
ユーロドルでRSIをつかう
せっかくなので、テクニカルをひとつ選んで、ユーロドルトレードにおいてつかう具体的な方法を紹介しますね。
相場環境はレンジ相場を想定しましょうか。
RSIなんかは、レンジ相場において世界中で多くのトレーダーがつかっているテクニカルのひとつです。
なので、RSIについて書きます。
FXユーロドル|デイトレードで考察
上のユーロドルチャートを見てください。
このチャートは、適当にレンジ相場を抽出して切り取ったものです。
時間足は1時間足。
上昇のローソク足を赤、下落のローソク足を緑で着色しています。
そして、チャート画面の下にあるのがRSIですね。
RSIというテクニカルの説明については前述した記事を読んでみてください。
ここではくわしい説明は省きます。
ユーロドルでは基本が大事
RSIにおいては、70パーセントのラインに到達したら逆張りで売りでエントリーすることを考えます。
逆に、30パーセントのラインに到達したら逆張りで買いでエントリーすることを考えます。
基本的には、このスタンダードスタイルを実行していくだけです。
上の画面の青いマルがエントリーするべきポイントということですね。
ただ、これだけでは、せっかく数あるFXブログの中から、このブログを選んで訪問していただいた意味がないですよね。
なので、このシリーズ記事を最後まで読んでいただいたことに対しての感謝の気持ちを込め、最後にとっておきの、ユーロドルレンジ相場でのトレードにおいての、「秘伝のワザ」をご紹介しちゃいます。
FXユーロドル|秘伝のワザ!
ぼく、ダカールのユーロドルトレードにおける秘伝のワザは、ずばり「ヒゲで逆張りをする」というテクニックです。
上のチャートは、さきほどのチャートを「秘伝のワザ」バージョンに書き換えたものです。
紫のマルをチャート上に書き足しました。
これはRSIが70パーセント、もしくは30パーセントに到達したときの、ローソク足のヒゲの先端を囲んだマルです。
このチャートは、1時間足でしたよね?
なので、ひとつのローソク足につき、1時間という時間が経過しているわけですね。
FXトレーダー視点でユーロドルトレード考察
トレーダーの視点になって、時系列を追って考えていきましょう。
今、あなたはユーロドルのレンジ相場でどうにかうまく稼ぐことができないかと、RSIを食い入るように眺めています。
すると、ようやく70パーセントのラインにRSIが到達。
これが絶好の「売り」のタイミングのように感じられます。
でも、そこで即売るのではなく、ちょっとだけ踏みとどまって、こう考えるんですよ。
「今見ているのは1時間足だ。だから、あと1時間は様子を見よう。」と。
こういう判断というのは、いわゆるプライスアクショントレードの基本でもあります。
頭も尻尾も追い求めよう!
この判断の元、実際に1時間ほど辛抱強く待つ意気込みでチャートを眺めていると、よく突発的な動きが見られます。
もちろん、その1時間の間のどの瞬間が「一番上」のポイントなのかはわかりません。
でも、少なくとも、すでにRSIは70パーセントに到達しているわけですよね。
であるならば、相場は今後、下降に転じてく可能性のほうが高いわけです。
そういうテクニカルの指し示す方向を念頭において、「もうこれ以上は上がらないだろう」という瞬間のポイントを追求して売りのエントリーをするわけです。
「頭と尻尾はくれてやれ」というのは相場の格言ですが、この方法は、それでも、「頭と尻尾を追求して何が悪い!」というような、ちょっと欲張りのトレード方法ですね。笑
なんだかんだ言っても、利益はなるべく増やしたいので。
ユーロドルトレードで持つべきメンタル
ユーロドルチャートは、世界で一番監視されているチャートです。
なので、明らかなレンジ相場においては、新たな材料が出てこない限り、レンジ内におさまろうとする力が強く働きます。
これは、世界中のトレーダーが、「今はレンジ相場だ」という共通した感覚をもってチャートを眺めているからです。
ぜひ、ユーロドルでトレードをするときは、このことをよく意識するようにしてください。
為替相場は人がつくります。
RSIならば、70パーセントを超えたらみんな売りたがるし、30パーセントを下回ったらみんな買いたがるんです。
こう考えれば、多少レンジの枠を超えた動きがあったとしても、「いずれ戻るでしょ」と、達観してチャートを眺めることができるようになります。
秘伝のワザで勝つためのポイント
さて、このヒゲで逆張りをするという秘伝のワザですが、相場環境によっては、RSIが70パーセント、30パーセントに到達しても、なかなか逆に振らないことがあります。
これはこのときの相場環境認識次第です。
今回の例の場合は、到達してからローソク足3本分くらいはチャート転換がないイメージですよね。
こういうときはどうするか?
ぼくは、こういうときはナンピンをします。
つまり、一度RSIが70パーセント、30パーセントに達したローソク足の時間内でエントリーするんですよ。
この行動には、機会損失を避けるという目的があります。
すぐにチャートが転換をはじめたのならば、もう利益がのっているんだから、すかさず利確します。
でも、チャートがまだ高値圏、安値圏でとどまっているときは、チャートへの意識を途切らすことなく、ヒゲを待つんですね。
その結果、エントリーした価格よりも、より稼げそうなポイントまでヒゲが上昇・下降したならば、すかさず売り増したり買いましたりするわけです。
この画面の黄色い矢印がこのパターンを指しています。
この黄色い矢印のところでは、RSIが実際に70パーセント、30パーセントに達したタイミングと、紫のマルのタイミングがズレていますよね?
これにはこういう意味があるんです。
ちなみにナンピンは、トレーダーによっては「絶対にしちゃいけない!」というような感じで考えている人もいます。
が、ぼくはわりとレンジ相場では、こういう感じで多用します。
ユーロドル概略 まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
シリーズ記事の最終章ということで、ユーロドルトレードにおいて使用するべきテクニカルを紹介してみました。
今回書いたように、ユーロドルトレードにおいては一般的につかわれているテクニカルでトレードをするのが一番いいです。
それはユーロドルという通貨ペアが、世界で一番トレードされている通貨ペアだからです。
ユーロも米ドルも、投機的な取引が非常に多いです。
なので、テクニカル要因でチャートが変動することがとても多いんですね。
また、秘伝のワザは、補完的な内容でしたが、けっこうなボリュームになりましたね。
ぜひこの秘伝のワザも、ユーロドルトレードにおいては活用するようにしてみてください。
最後に、今回のユーロドル概略に関係する記事を貼っておきますね。
FXでユーロドルは世界一の取引高!EURUSDチャート変動の概略
合わせて、ぜひこれらの記事も読んでみてください。
よりユーロドルで勝てるトレーダーになれると思いますよ(^^♪
P.S
秘伝のワザって、伝えてしまったら秘伝じゃないですね、、、
言葉の使い方ってむずかしいですね(^^;)
Dakar
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