この記事は以下の記事からの続きです↓
スキャルピングの時間幅|秒スキャになる理由と為替相場環境認識
こちらの記事では、いつもトレード時間の最初は、30分ほどは眺めているだけだということまでを書きましたね。
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FXと戦国時代
自分という存在はこれから相場という戦場に乗り出していくひとりの戦士なわけですね。
なのに丸腰で参加するんじゃ話にならないわけです。
そこにはどんなワナが仕掛けられているかわかったものではありません。
全体を鳥瞰するというのはとても大事なことなんです。
戦国時代、野戦の常識として、武将は必ず高台に陣取って自軍の指揮をとりました。
これは見晴らしの良い場所を本陣とすることで、戦況を見渡すことができたからですね。
FXもこれと同じことなんです。
最初から背水の陣では視野が狭すぎです。
目の前の敵、つまり目の前のチャートしか見ないというのはダメなんですよ。
時間を要する相場環境認識
要は、トレードをはじめるにあたっては、まずは高台にのぼって全体を見渡すわけです。
これが結果的に、「30分ほどは眺めているだけ」という状態をつくるんですね。
時間がある程度かかってしまうのは仕方ないことなんですよ。
これはこの戦国時代の武将の話と同じです。
ぼくを含む多くのトレーダーは、普通の感覚しか持っていません。
故に、テクニカル的な背景、長期的なファンダメンタルズ分析、当日の経済指標、個々の通貨ペアにおけるトピックなどを粗方把握しておくためには、30分くらいはかかるとおもうんです。
臆病トレーダーこそ億万長者?
さて、このシリーズ記事は「為替の値動きを信用しないならスキャルピングをしよう」とでも言うようなテーマでしたね。
数秒で終わるような、スキャルピングの中でも極端に短い時間幅でトレードをすることがある理由は、「そのときの相場環境認識に自信がないから」だという趣旨のことを前回の記事では書きました。
これ、いわゆる「億トレーダー」の方の多くが持っている感覚になります。
相場に大金を預けるトレーダーの多くは、トレードに必要な臆病さを常に持つことができているんですね。
酸いも甘いも知り抜いている、とでもいいましょうか。
百戦錬磨という言い方がいいのでしょうか。
とにかくFXというものの本質を理解し、安定的に投資で稼いでいるトレーダーには、「ノミの心臓」を持っている方が多いんです。
そして、その臆病さ故に選ぶトレード手法に多いのが、スキャルピングなんですね。
スキャルピングは上級者のトレード技法なのか?
このあたり、世間一般的な解釈が、「スキャルピングは上級者のトレード技法だ」というような感じになっている点に関係してきます。
つまり、安定的・長期的に稼ぎ続けるベテラントレーダーはよくスキャルピングをする、だからスキャルピングは難しいものなんだ、というような方向の話です。
この話は、億トレーダーは皆ベテラントレーダーだろう、という前提があるからですね。
この、「スキャルピングはすごいトレーダーがやっているテクニック」というような神話が、どうもひとり歩きしている感じがあるんですよね。
少なくとも日本国内においては。
でも、ぼくが思うにこの解釈はちょっとちがいます。
完全に違うとは思いませんが、ちょっとだけちがうんじゃないかとおもってるんです。
FXもする億トレーダー
じつは、ぼくはこの記事のゴールを、「FXだけで稼いでいる億トレーダーってほんの一握りなんですよ」っていう点に定めていたんですが、、、
なんだかうまく書けていません。
きっとこれは、スキャルピングに関しては、ぼくはいろいろなことを日々考えているからだとおもいます。
ちょっと強引ですが今日はとりあえずここでこの記事を終わりにしておきます。
次の記事、スキャルピングをするにあたって大事なメンタルとは? に続きます。
Dakar
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