経済指標とスキャルピングFXをする話について書こうと思います。経済指標発表の際にスキャルピングをしていくことに関してですね。ぼくは、基本的には経済指標発表の際にロットを投下したままにしておくということはしません。経済指標の前後ではスキャルピングしますけどね。今回は、経済指標発表の際、なぜ狙って仕込むようなことはしないのかという点に関して書き進めていきたいとおもいます(^^)b
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目次
経済指標でスキャルピング|きっかけ
経済指標の前後でスキャルピングをするということに関しては、ぼくは基本的には、あまりそのことを自分のやり方のようにとらえてはいません。
なんですが、いろいろな方に自分のスキャルピングのやり方を紹介するようになったことで、いろいろなお問合せもいただくようになっているんですよね。
もちろん、それは、
「わからないことはとにかくどんどん聞いてください!」
とぼく自身が伝えているからです(^^)
そういう中で、なぜ経済指標の際にホールドしっ放しにするようなスキャルピングはしないのか?ということに関して、話の流れで、確固とした理由があるな、と思うことがあったんです。
なので、今回はそのことを記事にしようと思った次第です(^^)b
ぼくは、経済指標が発表される時は、あらかじめ狙って仕込んでおくということはしません。
経済指標でスキャルピング|発表時間が大事
帰宅後、経済指標に関してはどんなことをチェックしているのか?
まず、ぼくはいつも通り、自分で確認することにしている情報源から、為替の値動きに関係する経済指標の情報をとってきます。
これは、とあるサイトですよね。
あ、もちろんこれは地合いの認識とか、ものすごい前提条件のほうのことはすでにすっ飛ばして、ある段階からの話ですね。
ある段階っていうのは、相場環境認識のひとつの段階ってことです。
経済指標の情報というのは、基本的には週のはじめには1週間分を確認しているんですが、やはり当日、帰宅後にも念のためもう一度見ているんです。
その中で、おおまかには2つのことを必ずチェックするわけですね。
それは、
〇時間
〇内容
です。
この順番は、重要度です。
経済指標って、内容も大事なんですが、それよりもじつは時間のほうが大事なんですよね。
経済指標でスキャルピング|なぜ時間が大事?
普通に考えたら、内容のほうが大事なような感じがするじゃないですか。
株なんかはそうだと思います。
何時に決算発表があるのか、よりも、どの銘柄の決算発表なのか、のほうが大事ですよね?
このへんは、FX特有の感覚を持っておいたほうがいいかな、と考えているところです。
つまり、ぼくもブログで新築住宅販売件数とか、生産者物価指数とかの内容を書いた記事を投稿してますが、そういうのは一応知識として仕入れておけばいいくらいのレベルのものなんですね。
もちろん、きちんと知っておくにこしたことはないんですよ?
でも、もし比較の話をするならば、ということです。
なぜ「いつ発表があるのか」を知っておくことのほうが大事なんでしょう?
それは、チャート分析をしていると、どうしても経済指標発表の時間を失念するようになってしまうからです。
経済指標でスキャルピング|スタイルの違い
基本的に裁量トレーダーは、常にチャート監視を継続していくことで収益を積み重ねていきます。
なぜチャート監視を続けていくのかというと、為替相場に生じるわずかな値幅から、利益をもぎとってくるトレードになるからですよね?
それはつまり、トレードのシナリオは描きつつも、最終的には「今からほんの少しだけ先の未来を予想する」ことで成り立つトレードなわけです。
なにか材料がある特定の時間をめがけて準備をしていくようなスタンスではないんですね。
このことは、トレーダー個人個人のトレードスタイルによって大きく差が出るところです。
むしろ材料が出るところで勝負をかけるから稼げるんじゃないか、という考え方のトレーダーも多いですからね。
でも、ぼくは違うんです。
ぼくの場合は、複数通貨ペア&マルチタイムフレーム同時監視で、ザラ場にスキャルピングの時間軸で挑んでいく副業スタイルなわけです。
このスタイルでなるべく日々プラスで終わるトレードをしていくということを前提にする以上、「特定の時間に材料が出ることがわかっている相場」に挑んでいくわけにはいかないんですよ。
これ、なぜだと思います?
経済指標でスキャルピング|値幅が問題
なぜ挑んでいくわけにはいかないかというと、その理由は、2つあります。
1つ目は、都度都度そういう相場に挑んでしまっては、問題が生じるからです。
どういう問題かというと、これはとてもシンプルなことです。
ずばり、
「値幅が出過ぎるから」
です。
値幅が出過ぎるというのは、つまり、自分が日々抜ける値幅分の平均値から考えて、その1回の指標発表で生じるボラティリティが大きすぎるという意味です。
言い方を換えれば、これは
「傷が大きくなりすぎる可能性が高いから」
ということですよね。
経済指標でスキャルピング|副業というスタイル
そしてもう1つは、チャート監視の時間が制限される副業スタイルだからです。
経済指標を狙っていくトレードで、なるべく勝率を上げていくやり方も、あると言えばあるんですよ。
OCO注文を駆使したり、とかですよね。
でも、ぼくは個人でFXをしていくスタイルを確立していく中で、かなり早い段階で「そっち方向」のスタイルは切り捨てているわけです。
なぜ切り捨てたかというと、副業スタイルには合わないやり方だと考えたからなんですよ。
これ、
「そんなことはない。値幅が出るのは経済指標の時間なんだから、がんばって指標の時間に帰宅するようにすればいいじゃないか。」
と考える人も、一定数います。
なので、ぼくはそういう方には無理にやらないほうがいいなんて言いません。
あくまでぼくの場合は、ですよね。
経済指標でスキャルピング|これが正解!
ただ、この副業スタイル故、という点は今でもかなり現実的な選択だったと考えているところではあります。
たとえば、22時以降の経済指標だったら、多少残業して帰ってきてもトレードできそうじゃないですか。
でも、現実はそんなに甘くないんですよ。
わりと飲み会が入ったり、1泊2日の出張になってしまったり、はたまた、帰宅してもなにか他の用事でチャートが見れなくなったり、と。
これは、世の社会人の方々ならば、よくわかることだと思うんです。
副業スタイルって、そのスタイルを選んだ時点で、すでにかなり相場に対して傲慢な姿勢になっているんですよ。
要は、
「自分は自分が見れる時間帯でしかトレードしないからね!」
と相場に宣言しているようなものだからです。
「今日は時間があるからFXしようか。」
ぼくは、こういう心持ちでFXやったことはないです。
トレードするのは、相場変動具合を分析できてる時間帯です。
「自分に空き時間がある」から「やる」というのは、ものすごい傲慢な感覚だとおもいませんか?
相場には謙虚に、向き合っていきましょう(^^) pic.twitter.com/6RKebuh4bq
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) October 13, 2019
経済指標の時間にピンポイントでトレードをするっていうのは、そのさらに上を行く選択なわけですね。
ぼくは、そこについては、ちょうどボラのあるNY時間を目撃できる地理的条件の国でFXができるという点に、感謝するべきだと思うわけです。
それ以上出しゃばるのは、ちょっと違うんじゃないかと。
無理をしても、結局自分に負荷がかかって自滅してしまうんじゃないかと。
そう考えているわけですね。
毎回経済指標でホールドしっ放しにするトレードを仕掛けていくというのは、なんだか競馬で常に大穴を狙っていくようなイメージなんですよ。
たしかに、ボラティリティがあるので、当たればデカイです。
でも、毎回その勝負スタンスで継続的に利益を積み上げていくというのは、至難の業のような気がするんですね。
経済指標でスキャルピング|まとめ
さて、いかがでしたか(^^)?
今回は、ぼくがなぜ経済指標であらかじめ仕込んでおくようなスキャルピングのスタイルをとらないか? という点について書いてみました。
つまり、これは、
「時間がない中でやるトレーディングだから、指標でギャンブルしてる暇なんかはないんです!」
ということですよね。
最後、ちょっと強調してみました(^^)b
どう言ったらいいですかね?
要は、わりと時間がある時だったら少し負けてもとりかえせるくらいのロットでやってみることはあるんですよ。
そういう感じです。
平日、翌日の本業の時間に昨晩の負けトレードを思い出したりはしたくないじゃないですか。
そのための予防線でもありますよね、こういうトレードルール設定は(^^)b
Dakar
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