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ゴールドマンサックスと為替相場|その恐るべき人脈とは?

投稿日:2020年2月12日 更新日:

ゴールドマンサックスは為替相場を影で操っていると言われています。もちろん、為替相場というのは莫大な資金量によって動かされているので、いくらゴールドマンサックスだからと言って、単体で常に為替相場を牛耳っているということはないです。でも、彼らは大きな相場展開が予想される際、とある方法で前情報を得ることに卓越しているという事実があります。なぜ情報を入手できるんだと思います?それは、彼ら独自の人脈があるからなんです。

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ゴールドマンサックスは為替相場を操る?

ゴールドマンサックスは為替相場を完全に操っているのでしょうか?

ぼくはこの記事の冒頭で、

「いくらゴールドマンサックスだからと言って、単体で常に為替相場を牛耳っていくのは無理」

と言いましたよね?

これ、実際にそうなんですが、実態はもっと上をいっているんです。

どういうことかというと、彼らは、相場が動かされる元の原因になる情報を握るポジションにまで上り詰めているんですよ。

つまりそれは、ホワイトハウスであり、FOMCであり、各国中央銀行のボスですよね。

この事実、どう思います?

要はこれは、

「相場を動かす」

どころではないということですよね。

そうじゃなくて、そのさらに上位の権力、

「相場を導く」

ことができる立ち位置にまで人材を配置しているんです。

人材を配置という言い方は多少オーバーですが、ここではFXで稼ぐ個人の立場からの視点で、あえてこう書いています。

ゴールドマンサックス交友録

相場を導ける立場にまで人材を配置できれば、もうあとはやることは決まっていますよね。

その人物とのコネクションを、あらためて組織をあげてキープし、強固にしていくということです。

もちろん、一定の立場にまで上り詰めた元ゴールドマンサックスの彼らは、すでに今現在の立場で仕事をするようになっているわけです。

ゴールドマンサックスに在籍していた頃のことなど、いわば過去の思い出ですよね。

当然のごとく、日々「今の仕事」に邁進しているわけです。

ただ、これはいつの時代、どんな国においても、いち社会人が一番大事にするものだと思いますが、彼らもやはり「交友」は大事にしますよね。

自分がかつて一緒に机を並べてチャートを眺めていた同僚なんかから、

「明日あたり1杯どうだ?」

なんてメールが入ったら、やっぱりそこは、行きたくもなるわけですよ。

さすがに中央銀行の総裁が明日の日程をいきなりキャンセルして飲みに行ってしまうということはないか(^^;)

話の規模はそれなりに変わるかな。

でも、例えば1か月後とか40日後とか、そのくらいのスケジューリング感覚であれば、これはかなりリアルな話なんですね。

ゴールドマンサックスの人脈は盤石

どんな風に情報が流れているか不思議に感じる人もいますが、ようするにことの真相は、そんな感じなわけです。

これ、一番よくあるのが、旧知の付き合いを利用した「食事会」だそうです。

旧交を温める体でしかるべきタイミングで会食の日程を組んで、「お話」をするわけですよね。

これは声を掛けられる側も、当然どういう意図でその食事会がセッティングされたのかは十分理解しているわけですが、当日はそんなことはおくびにも出しません。

そして当日、普通に会食を終えると、GS側は、帰り際にさりげなくひとこと。

「そういえば今度のFOMCでは政策転換しそうなのか?」

みたいな感じですよね。

そこは、あくまで雑談の体。

たとえばFRBトップだって、そんなタイミングならば、明言はせずともなんとなく雰囲気は匂わせてしまうと思いません?

為替の世界って、正直、こういう話はしょっちゅう聞きます。

ゴールドマンサックスと為替相場

ひとつ、その具体例を挙げましょうか。

例えば、欧州の先進国、イギリスの中央銀行のトップです。

この人はBank Of England、通称BOEの元総裁、カーニー氏ですよね。

BOEは日本語で書けばイングランド銀行です。

中央銀行って、紙幣の発行数を増減させる権利を持っているんですね。

これはつまり、中央銀行はお金の価値を変えることができるということです。

そんな機関のトップに、あるひとつの投資銀行出身者が多いというのは、じつはこれは恐るべきことなんですね。

BOEはイギリスの中央銀行なので、ポンド札を発行する権利を有します。

つまり、記者会見の言葉遣いひとつで、ポンドのレートを上下動させる権利を、当時この元ゴールドマンサックス社員は握っていたわけです。

ゴールドマンサックスと戦う方法

ここまで読んでみて、どうです?

ぼくら個人トレーダーは、相当に大きく手ごわい敵と戦っていかないといけないみたいですよね。

なんといっても、為替相場をつくっていく力を持っている機関にまで人材を送り込んでいるような組織です。

どうしても、ゴールドマンサックスなんかに対しては、並大抵のテクニックでは対応しきれないようなイメージを持ってしまいます。

もし、ゴールドマンサックスが裏で画策していることがわかった相場に出くわしたなら、ぼくら個人トレーダーはいったいどうすればいいのでしょうか?

ぼくとしては、一番おすすめなのは、やはりただ傍観する立場に徹するということです。

彼ら、何をしてくるかわかったもんじゃないですからね。

でも、あえてそういう相場に怖いもの見たさで参加してみたい、という方もいると思います。

その気持ちは、とてもよくわかります(^^)

ちょっと興味湧いてきますよね、そういう状態。

その場合は、こういうステップでシナリオを描いてみましょう。

〇ゴールドマンサックスの動きをキャッチする

〇それによって相場参加者が誘導されると思われる方向を想像する

〇その逆にエントリーする

こうですよね。

ちょっとひねくれた戦略なわけですが、やってみてもおもしろいかもしれません。

ゴールドマンサックスのエージェントの話

↑GSは新卒採用でも当然のように「抜け駆け組」です。

最後に、ぼくの話を少し。

じつはぼくは、ゴールドマンサックスのアンケート対象になったことがあるんですよね。

アンケートってどんなものかというと、GSが日本で中途採用者を受け入れていくための一定の採用水準を随時更新していくために行っているものらしいです。

くわしいことはよくわからないんですが、人事の顔を立てるかたちで回答することになった、という経緯でした。

たしか最初は、互いの人事部のメールのやりとりをそのまま転送されてはじまった話だったかな。

その経験から考えても、ゴールドマンサックスのいわば「肉食系スタンス」は事実だと感じています。

ぼくがアンケートに回答した時も、ちょっと長めの、業界に特有な話なんかを書いた箇所について、後日かなり突っ込んだ問い合わせが来ましたからね。

正直、これが人事の仕事か、と感じる類の質問でした。

あまりにも直球なことをガツガツ聞いてくるので、「これはヘッドハンティングもありえるかな?」とかちょっとだけ思ったんですけど、全然そんな方向に話は行かなくて。

ただ単に「知りたいから教えろ!」的なメールだったわけです(^^;)

まとめ

さて、いかがでしたか(^^)?

今回はゴールドマンサックスと為替相場、その人脈について書いてみました。

最後はぼくの話も書いちゃいました。

こういう経験があったので、ちょっとだけぼくもこういう会社を職場としてイメージしたことがあるんですよ。

どんな働き方になるのかなーというところですよね。

給料の話を抜きにして考えると、その時とかは、だいぶ大変だろうなと思ったんですよね。

こういう会社は、たぶん仕事が好きじゃないと続けていけないだろうな、と。

そんな感触はありました。

そして、崇高な理念を持っていること。

これは、やっぱり一人一人のバンカーの質の高さですよね。

ゴールドマンサックスは為替相場を牛耳っている、という文脈一辺倒で書き進めていると、まるで彼らが完全な悪者のような印象を持ってしまうかもしれないので、最後はきちんと現実を書いておきます。

いち相場参加者としてのゴールドマンサックスの役割ですよね。

それはずばり、流動性の確保です。

相場でリクイディティを確保しているのは、じつは投機筋であり、個人の証拠金取引なんですよ。

そのへんのことは、ぼくの職業上の立場からすでに記事を書いているので、ぜひ読んでみてください。

↓これですよね(^^)

個人トレーダーと投機筋の役割?

Dakar

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