フィボナッチ比率はFXでよく使えます。今回は、フィボナッチエクスパンションについて書いてみようと思うんですよね。じつはこのテクニカル、「いつ使うか?」がとてもはっきりとしているんですよ。トレーダーとしては、分析を開始してから最終的に利確するに至るプロセスの中で使用するタイミングが決まりきっているテクニカルって、けっこう使いやすいです。これは、特に初心者のうちはよくあてはまることだと思います。ということで、ぜひぜひ最後まで読み切ってみてくださいね。かなり役立つ話かと思いますので(^^)/
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目次
フィボナッチエクスパンションの使い方|その存在意義
フィボナッチエクスパンションの使い方って、とてもわかりやすいんですよね。
それはなぜかというと、フィボナッチエクスパンションは利確のために使うテクニカルだからです。
つまりフィボナッチエクスパンションは、存在意義がとても明確なテクニカルってことです。
なんのために使うのか?
ここの点が明瞭簡潔になっているという点、フィボナッチエクスパンションはとても使いやすいテクニカルと言えるんです。
エントリーした後の勝ちを確定させるために、このテクニカルは存在するということですね。
いつも、利が乗っても早めに利確してしまいがちじゃないです?
フィボナッチエクスパンションを使いこなすことができれば、
「より稼げる」
トレーダーにステップアップできるかもしれません(^^)
フィボナッチエクスパンションとは?
フィボナッチ比率については、
↑こんな記事を書いていますので、目を通してみてください。
要は、フィボナッチ比率っていうのは、1+1からはじめて、どんどん隣り合う数字を足していってつくられる数列の中にあわられる比率のことなんですね。
そして、エクスパンションです。
エクスパンションは、拡張という意味です。
フィボナッチエクスパンションっていうのは、相場がどこまで拡張するのかをフィボナッチ数列で分析するテクニカルなんですよ。
トレンドがはじまった直後や、トレンドの押し目が入ったその後、どのあたりまでチャートが上下方向に動いていくのか?
その水準を水平線で見定めていくシナリオが描けるテクニカルが、フィボナッチエクスパンションなんですね。
フィボナッチエクスパンションで使える数値
どんどん行きましょう(^^)
新たにテクニカルを知る時は、そのテクニカルで勝てる数字を知っておくことが大切です。
これは、フィボナッチエクスパンションについても例外ではないんですね。
勝てる数字という言い方もちょっとあやふやかな。
要するに、
「この数字の水平線に注目すべき!」
ってポイントのことですね。
フィボナッチエクスパンションで使える数値は、ずばり61.8%と、100%と、161.8%です。
まず、このことを書いておきます。
この数字はとても大事なので、必ず覚えておいてください。
61.8%とかは、なぜこんな中途半端な数字なのか不思議に思う人もいるかもしれませんが、理由はさきほどご紹介した記事に書いていますのでチェックしてみてくださいね(^^)b
フィボナッチエクスパンションを使う前提
フィボナッチエクスパンションが使える相場についてですが。
すでに書いたとおり、このテクニカルは利確のために使うわけですよね?
じゃあいったいどんなチャート展開の時の利確かなんですが、それは
「トレンド相場」
なんですよ。
いつまでも一定の価格帯にとどまっているようなレンジ状態ではフィボナッチエクスパンションは使えないってことですね。
ダウ理論では、例えばアップトレンドならば
「高値と安値がその前の高値安値より連続して切り上がっている」
のでしたね?
そういう状態がこれからもある程度継続すると見込める場合に、フィボナッチエクスパンションを使うことを検討し始めるべきなんです。
フィボナッチエクスパンションの使い方
具体的には、こんな感じの展開のときですよね。
黄緑色のラインの右端、一度山のかたちに相場が推移した時点で、これからは上昇トレンドが発生する、というシナリオが描けたとします。
その時点で、蛇行しながら上がっていくチャート形状がイメージできたときには、フィボナッチエクスパンションを出してみるのもひとつの手なんですよ。
この豪ドルドルチャートなんかは、まず100%でおもいっきり反応してますよね?
つまり、この話はこういうことです。
- リアルタイムで動き続けているローソク足が黄緑色のラインの一番右端に位置していた時に買う判断をした
- 利確ポイントを決めるためにフィボナッチエクスパンションを出した
- とりあえず最初のHH(=Higher High)の水準になる100%のラインで利確した
どうでしょう?
この場合、61.8%はHHにならないので、ハナから無視するわけですね。
フィボナッチエクスパンションの使い方|下落の場合
下落相場の場合も見ておきましょうか。
チャートが落ちていくシナリオを描いたときも、基本的には同じです。
今度はトレーダー目線ではなく、ライン決めにフォーカスして書いておきます。
テクニカルを表示することにしたのは、赤枠のあたりのタイミングだったとします。
つまり、すでに下落トレンドがはじまっている相場に、自分がトレードできるタイミングで参戦する前提ですよね。
副業トレーダーは時間が限定されるので、こういうケースはよくあります。
こういう場合は、
- 下落トレンド発生の材料を調査して、起点とする黄緑色のラインを出す
- 今の赤枠の地点にフィボナッチエクスパンションを通す
- 161.8%を、利確水準として利用する
こんな感じですよね。
すでに切り返しつつある場所に、水平線を当て込んでしまうわけですね(^^)b
まとめ
さて、いかがでしたか?
今回は、トレードにおいてフィボナッチエクスパンションが役立つのはいつなのかという命題を考えつつ、このテクニカルの使い方について書いてみました。
お役に立てていたら、よかったです。
自然と、トレードを終えるまでの手順に関する話が多くなったかな。
特に、シナリオ構築についてですよね。
このあたりに関しては、
ぼくは↑こんな記事も書いています。
ぜひ、合わせて読んでみてください。
「一見地味なトレーダーの必須作業」
という項なんかには、じつはかなり重要なことを書いていたりしますので(^^)b
追伸:
今回の記事ではダウ理論についても触れました。
フィボナッチエクスパンションを使う判断をするにあたっては、ダウ理論を知っておくとより精度の高いトレードができるんですよね。
もっと言ってしまうと、このテクニカルはダウ理論を知ることではじめて本当の意味で有効活用できるものだと思っています。
↑これ、ぼくが書いたダウ理論に関する記事です。
よければ、こちらもぜひ読んでみてくださいね(^^)/
Dakar
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