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ローソク足

陰の両つつみの使い方|酒田五法の三川をFXで考える

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ぼくは酒田五法の記事で、5つあるうちのひとつ、三川という相場予測法を一部ローソク足の絵で紹介しています。今回は、その絵の中から陰の両つつみをピックアップしてみようと思っています。なので基本的には、陰の両つつみの使い方を書いていく感じです。陰の両つつみの使い方とひとことで言ってもいろいろな紹介の仕方がありますが、この記事では、よくある間違いを反面教師にしつつ、本当に効果的な陰の両つつみの使い方について言及していきたいと思っています。ではでは、いってみましょう(^^)

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陰の両つつみの使い方を考えていく

陰の両つつみの使い方を書いていきます。

基本的に、この記事のローソク足の色は、赤は陽線、黒は陰線で統一してますので、そのつもりで眺めてみてください。

今回の記事は↓この記事の続編のような位置づけで書いています。

酒田さんと柴田さんの話|ご両名は米が好き?!

読んだことがないよという方は、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね(^^)

陰の両つつみは酒田五法の三川のひとつなんですが、三川っていうのは、ローソク足3本で成り立つ酒田五法なので三川っていうんですね。

陰の両つつみって、あらためて言っちゃうと「なんだそれ?」と思うかもしれません。

が、このローソク足を見てもらえば、よくある絵だってことはすぐに感じますよね。

陰線を、より長い陽線が両サイドで包んでいるかたちなので陰の両つつみと呼ばれています。

基本は、実体ベースですね。

このかたちが、底値圏から上昇に転じていくときに見られるひとつのパターンとされているんです。

きっと、陰の両つつみなんて言い方は知らなくても、陰の両つつみは知っているという人はたくさんいると思います。

何を隠そう、ぼく自身、普段は陰の両つつみなんて言い方は滅多にしないので(^^;)

ただ、ブログって書く側、読む側で共通認識を持てないと意味がないので、一応この名称を使っているという感じです。

なんといっても、この記事を書いている時点で、陰の両つつみが「いんのりょうつつみ」なのか「かげのりょうつつみ」なのかさえも定かではないんですよ。笑

陰線の陰だから、たぶん「いん」なんだろうなーと思っているんですが。

陰の両つつみの使い方|エントリーは?

さて、それで、その陰の両つつみ。

この酒田五法の使い方としては、「3本目まできちんと完成してからエントリーする」ことがポイントになってきます。

当然のことなんですが、3本目が完成しないと、それが陰の両つつみかどうかわからないので。

この、3本目まで完成したら、買うというルールを、わりと守れないケースも多いんですよね。

一番多いのは、陰の両つつみはこの3本で終わりなんだ、という誤解釈です。

終わり、というのは、これでワンセットという考え方で、つまりこの後は上に行くのか下に行くのかなんてわからないんだから、最後の陽線で買った方がいい、なんていう解釈ですよね。

ぼくなりに、なぜこういう誤解釈をする人が一定数いるのかを考えてみたことはあるんですよ。

これ、意外と早い段階でぼくはある結論に至っています。

その理由なんですが、ぼくはずばり、

「ローソク足の並びを紹介している絵そのものしかイメージがないから」

なんじゃないかなと考えています。

反面教師の例から、話をすすめていきましょうか(^^)b

陰の両つつみの使い方|押し目で買う?

例えば、早くエントリーしてしまうケースです。

特にザラ場監視ベースでトレードをしていると、どうしても気が急いてしまって、いつのまにかエントリーしてしまっていたりするんですよ。

特によくあるのが、上昇相場で陰の両つつみをイメージするケースです。

上昇相場の場合、陰線がちょうど押し目のタイミングになるので、陰線が完成した後のローソク足ですぐにトレードをはじめてしまったりするものなんですね。

もちろん、そのエントリーが元々押し目買いをしようとしていたトレードならばいいんです。

でも、なんらかのデータから、その相場においては陰の両つつみでエントリーすることに優位性があることがわかっていたとしますよね?

そういう時は、まさに狙って陰の両つつみでトレードをしようとしているわけです。

その時に、3本目の陽線の始値でエントリーしてしまうというのは、ちがうんですね。

そもそも、陰の両つつみは底値圏から上昇に転じていくときに使うものですからね。

陰の両つつみの使い方|上ヒゲが出現

また、3本目の陽線で長い上ヒゲが出たケースです。

これは、セオリー通り考えていけば、この次のローソク足の始値でエントリーしてもいいわけです。

これでも陰の両つつみのルールどおりということにはなります。

ただ、このへんの話は現在の為替相場の特徴を考えた上の話なんですが、今の相場では、それはやらないほうがいいんですよね。

特に短い時間足の場合はやらないほうがいいです。

これ、なぜかというと、今の為替相場というのは、アルゴリズムがかなりの頻度で暗躍しているからです。

アルゴリズムは、よりシンプルな材料をターゲットにしてロットを相場に預けるんですね。

これはさまざまな裏付けがとれていることなんです。

この点を考えると、ひとつの相場のセオリー、「陰の両つつみ」よりも、「上ヒゲでは売り」というターゲッティングのほうがプライオリティがある可能性が高いんですよ。

少なくともぼくは、そういう考え方をしています。

陰の両つつみの使い方|時間足の更新

ところで、「特に短い時間足の場合は」なんて書き方をしましたが、この陰の両つつみは、副業トレーダーにとってやりやすい時間足がいくつか存在します。

こういう話は、副業トレーダーにとってはかなり現実に沿った話なので、よく咀嚼してほしいんですが、ローソク足3本って、短い時間足だとけっこうあっという間ですよね?

でも、日足とかの場合だと、今度は逆にちょっと待つ時間が長い感じになります。

日足だと、

「月曜日から見始めて、完成するのが水曜日、そしてようやく木曜日にエントリー!」

みたいな感じですからね。

その点、ぼくは陰の両つつみなんかをよく意識する時間足はだいたい決まっていて、1時間足とか4時間足なんです。

そうですね、ひとつに的を絞ったぼうがより現実的な話ができますし、ここでは4時間足で考えていってみましょうか。

ぼくはFXのメイン口座は海外FXのXMを使っているんですが、XMの場合、4時間足が更新されるのは00:00、04:00、08:00、12:00、16:00、20:00です。

これは冬時間ベースの日本時間でそれぞれ、07:00、11:00、15:00、19:00、23:00、27:00ですよね?

もしご自身がつかっているFX会社の仕様がわからないという場合は、必ずそれぞれの時間足がいつ更新されるかはおさえておきましょう(^^)

XMをつかっている方は、ぼくは今後も引き続きXMのケースの話は随時展開していけると思います。

今後もこのブログを有効活用してもらえればと思います。

陰の両つつみの使い方|4時間足の場合

さて、4時間足の場合、実際に副業トレーダー視点だと、どんな感じで相場環境認識をしていくことになるのでしょうか。

結論から書くと、ぼくの場合、冬時間ならば11:00、15:00、19:00と見ていって、23:00でイン!というシナリオを描くというパターンが、ひとつあります。

もうこういうのは、体に染みついているリズムと言ってもいいかもしれません(^^;)

本業も、余裕のある日は定時前後になってくるとちょくちょくFX目線でチャート見ちゃうんですよね。

そういう時間帯って、4時間足だと「19時の始値が決まる直前」にあたるわけですよ。

こういう時間感覚を、トレードに生かしているんですね。

うーん、相変わらず文章書くのが下手ですね。

ちょっと、うまく書けてません。

注目!陰の両つつみを使うコツとは?

書き方を変えます。

4時間足で分析をするときは、ぼくの場合は、最初から19:00、23:00あたりに照準を絞っておくことが多いんですよ。

照準を絞っておくっていうのは、つまりそこから逆算してトレーディングプランを練るということです。

つまり、19:00、23:00あたりにエントリーする前提でチャートを見ておくということですよね。

これは、要はこういうこと↑ですよね。

この絵は、23:00にエントリーするケースですよね。

このケースだと、22:59まで陰の両つつみというのは、数多に存在するエントリー根拠のひとつに過ぎないわけです。

だって、そうですよね?

3本目のローソク足が陽線になるかなんて、ローソク足が確定するまでわからないわけなので。

もし陽線になっても、その手前の陰線よりも実体が短かったら、陰の両つつみは完成しません。

これは見方を変えれば、23時まではさまざまな通貨ペアに目を光らせて、エントリーに最適なチャートを選ぶ時間をつくることができる、ということにもなります。

23時とかって、副業トレーダーにとっては、そういう時間(=エントリーの時間)としてちょうどいいと思うんですよね。

ちょっと残業して帰っても、食事とって余裕を持ってPC画面を眺めることのできる時間帯で。

少なくとも、ぼくはそういう感覚で毎日チャートを監視しています。

このへんが、陰の両つつみだけに限らず、副業スタイルで酒田五法の三川を使いこなしていくコツのひとつになるんじゃないかなと思っています(^^)

陰の両つつみの使い方|利確について

デイトレードだとしてもスキャルだとしても、利確やトレードを終えるタイミングはいつかやってきます。

陰の両つつみに関しても当然、「その瞬間」はやってきます。

利確の話は1時間足で考えていってみましょうか。

まず、利確のタイミングはいつ考えておくべきかですが、これはエントリーする時です。

エントリーするときって、わりと忙しいんですよね。

あ、忙しいっていう意味は、手があっち行ったりこっち行ったりしてるって意味じゃないです。

そうじゃなくて、頭をフル回転させてないといけないってことですね。

まず陰の両つつみになったのかどうかの確認をしてから、即利確のタイミングを考えるわけです。

このへんは、セオリーとしてはそうなんですが、実際は相場環境認識の時間にすでに経済指標とかはすべてチェックしているわけなので、陰の両つつみが完成する前から利確の期限は決まっているということにはなりますけどね。

陰の両つつみの使い方|指標には注意!

この時の1時間足ベースにおける展開は、こんな感じでした。

実際、きちんと上昇が見込めるタイミングでNY時間にエントリーすれば、1時間足の陰の両つつみって24時間くらいは落ちてこない印象はあります。

5時間ごとに垂直線を引いてみたので、参考まで。

もちろん、この間に経済指標の発表や要人発言がないのかを、ちゃんと調べておくことは重要です。

実際、この展開のときは、エントリーから7時間後に要人発言がありましたからね。

パッと見てわかるかと思いますが、「5時間経過」の線の後の長い陰線ですよね。

ここでボラが出るということはわかっていたわけです。

このケースでは、最遅の利確のポイントは、この要人発言よりは前に置かないといけなかったわけですね。

まとめ

さて、いかがでしたか?

今回は、陰の両つつみにフォーカスして記事を書いてみました。

こういう話を知ると、酒田五法の破壊力はなんとなくイメージできてくるかなと思います。

冒頭で紹介した記事は、もう読んでいただけていると思います。

が、この記事でも最後に念のため書いておきます。

酒田五法は、「相場予測法」です。

ローソク足の並びが、未来を予測してくれるわけです。

これが、どんなにすごいことか。

正しく地合いを認識し、正しく相場環境を認識した後は、手放しで行く末を占ってもらってOKなのが、酒田五法なんですね。

陰の両つつみは、その酒田五法の三川のひとつなんです。

現代に生きるこの古来の技法、ぜひ試してみてくださいね(^^)

Dakar

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