ローソク足チャートとはなにか?というところを書いてみようとおもいます。今回は、FX初心者の方向けの記事ですね。初心者どころか、未経験者さんでも大歓迎の記事になります。ローソク足チャートって、FXのイメージそのものなんじゃないかなと思っています。ぜひぜひ、最後まで読んでみてくださいね(^^)b
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目次
ローソク足チャートで値動きを視認
ローソク足チャートとはなにか?
まず答えを書いておきますが、ローソク足チャートは「相場の動向をグラフに表したもの」です。
つまり、ローソク足チャートを見れば、相場動向がわかってしまうんですね。
これは、すごいことなんですよ。
というのは、本来値動きの表示って、アナログなら車のスピードメーターみたいな感じなわけです。
デジタルなら、目覚まし時計みたいな感じですよね。
これ、この記事を読んでいただいているみなさんにとっては、今でこそローソク足のチャートというものが存在しているので、なんの驚きもないことかと思います。
が、こういうローソク足チャートというものが存在するというのは、投資家にとっては非常に都合が良いことなんですね。
ローソク足チャートの情報量
なぜ都合が良いかというと、値動きに関する情報量です。
この点に尽きます。
ちょっと考えてみてほしいんですが、例えば今から遡って1時間前からの値動き全てを把握したいと思った時、車のスピードメーターみたいなアナログ仕様では無理ですよね?
デジタルの目覚まし時計のような仕様のものでも、過去の記録をすべて記録しているような機能がついてない限り、不可能です。
もしそんな機能があったとしても、いちいち自分の手を動かしていかないと振り返ることができません。
でも、ローソク足の1時間足チャートならば、それが一目瞭然なんですよ。
いったい、どんな値動きが一目瞭然なのか?
これは、非常に明確です。
これは「1時間というくくりの中におさまる値幅の上下動」ですね。
単なる棒グラフでもいいじゃないか、と思う方もいるかもしれません。
が、棒グラフだと一定期間の最大値、最小値が不明なんですよ。
ローソク足チャートは人工的
そういう意味では、ローソク足チャートというのは、非常に人工的です。
1日が24時間ということを利用して、その内訳を分割して見せているのが、ローソク足のチャートというわけですね。
1時間足チャートであれば、24分割。
4時間足チャートであれば、6分割です。
さらに、1本で始値、終値、最大値、最小値という4つの情報を網羅するローソク足は、ひとつのチャートにおける情報の密度を高く保ちます。
ひとつのグラフにおいて、これだけの情報量を内包するものは、あまり無いと言われていますからね。
チャート全体の縦方向の動きに、ローソク足自体にも縦方向の動きを含めていくことで、見る側により多くのトレード判断のための情報を提供してくれるわけです。
ローソク足同士の位置関係を見る
また、そのローソク足が連なったものがチャートになるわけですが、当然、時間の流れと共にローソク足は増えていきます。
ここもまた、ポイントです。
ぜひ、ローソク足同士の位置関係にも注目するようにしてください。
ローソク足同士の位置関係というのはつまり、完成したひとつのローソク足と、そのあとにできあがる次のローソク足との位置関係ということです。
そして、さらに、その位置関係と、それまでの複数のローソク足の連なりを見比べてみてください。
もし、それまでの連なりと同じようなリズムで推移していたのなら、それは相場にそう大きな変化が生じていないということです。
もし、それまでの連なりと大きく違うリズムで相場が動いていたのなら、なにか大きな材料が出た可能性があります。
そういうことですよね。
ローソク足チャートの具体的な話
すでに書いたとおり、ローソク足チャートっていうのは、人工的な区分で出来上がっているものです。
単純に時間ごとに区切られて1本1本ができあがっていっているだけなので、こうしてローソク足同士を見比べることにも、大きな意味があるんですね。
例えば1時間足で、これまでの5本はほぼ同じように推移していたのに、現在、1番右で動き続けているローソク足だけがなんだか様子がちがう感じがするとしましょう。
これはつまり、5時間くらい前からついさっきまでは同じような取引が執行されている相場だったのに、今から足元1時間以内くらいに何かしらの材料が出た可能性が高いということなんですよ。
そんなことが、パッとチャートを見ただけで即わかるんです。
そこまでのことが一瞬でわかってしまうのが、ローソク足チャートなんですね。
これが、情報量が多いということの真意なわけです。
棒グラフも折れ線グラフも、ひとつのデータが表す数値は1つだけですが、ローソク足チャートは4つもあるわけですね。
これ、すごいことだと思いません(^^)?
ローソク足チャートはリアルタイムで動く
ぼくは短期トレーダーなんですが、短期トレーダーにとって役立つローソク足チャートの要素としては、「リアルタイムの値動き」なんですよね。
当初から書いている過去の値動きだけでなく、ローソク足チャートというのは、今現在に相場が稼働している場合は1番右のローソク足が動き続けることになります。
これは、ぜひご自身でFX口座を開設して確認して見てみてほしいんですよね。
よーく見ていると、4つくらいに相場の種類が分かれることがわかると思います。
それは、以下の通りですよね。
〇激しく小幅に動く相場
〇ゆっくり小幅に動く相場
〇激しく大きく動く相場
〇ゆっくり大きく動く相場
この4つです。
ぜひ、確かめてみてください。
それぞれがどんな通貨ペアでどんな時間帯の特徴になるのか?
急に動き方が変わった時に、何が起こっていたのか?
これを知るだけでも、相当に為替相場の理解が深まるので。
ローソク足チャート|豪ドルの場合
ちょっと話が抽象的になってますかねー。
例を書きますね(^^)
そうですね、豪ドルに関しては答えを書いておきましょうか。
じつは豪ドルは、朝起きてすぐチャートを確認すると、けっこう元気よく動いているんですよ。
でも、帰宅してから見ると、もう全然元気なさそうな感じなことが多くて。
「元気がいい」とか、意味がわからないという人もいるかもしれません。
が、これはあえてこう書いてます。
ぜひ、リアルタイムで見るということをつづけてみてください。
相場にそういう状態が多いということに関して、腑に落ちるかと思います。
腑に落ちたら、次は「じゃあなぜそういうことが多いのか?」を考えていってみてください。
こうして、どんどん相場に対する理解を深めていけるんですね(^^)
ローソク足チャートの時間足
これ、大きな時間足の中の値動きを、実際の短時間足で表現してみている絵です。
透明な幅の広いローソク足が1時間足ならば、小さなローソク足は5分足ですね。
中は12本くらいなので。
5分足の値動きを1時間足が総括している構図ですね。
チャート理解にお役立てください(^^)#フラクタル構造 pic.twitter.com/92uT7vA0iV
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) December 1, 2019
最後にちょっとだけむずかしい話もしておこうとおもいます。
それは、時間足の話です。
これまでよく1時間足という時間足をとりあげてきましたよね?
1時間足ってつまり、1本のローソク足が1時間を表しているということです。
FXで使うローソク足って、いろいろな時間足があるんですよ。
あたりまえですが、それぞれの時間足は別々の時間で区切っているだけで、どれも現実の値動きを表現しているものなんですね。
これはつまり、5分足のローソク足は、1時間足の中に12本収まってしまうということを意味します。
いきなりそんなことを言われても「なんだなんだ?」と感じてしまうかもしれませんね。
この話に関しては、週末にゆっくりコーヒーでも飲みながら、よく考えてみてください。
ちょっと手を動かしていろいろな同じ通貨ペアチャートのちがう時間足を交互に見てみれば、すぐわかると思います。
「あぁ、そういうことね」と思ってもらえれば、それでOKです。
FXって、いろいろな時間足を見ていくことで相場環境を認識していくものなんですよ(^^)b
ローソク足チャートとは?まとめ
さて、いかがでしたか?
ローソク足チャートの動きに関して、理解を深めることはできましたでしょうか?
なるべく話をわかりやすくするために、小さな視点から大きな視点に移行していく流れで文章を書いてみたつもりです。
まだFXをはじめたばかりなんだよ!という方。
そもそもチャートってなんなの!?という方。
ぜひ、何回か今回の記事は繰り返して読むようにしてください。
完全に理解しなくてもいいです。
FXって、完璧主義者は負ける傾向があるので。
そして、なんとなくでもわかったような気がしてきたら、このブログの他の記事も読みにいってください。
気の向くままでいいです。
ぼくのブログには、検索窓もついています。
ちょっと気になった用語をどんどん調べていってみるスタイルも、意外とおすすめ。
興味を持ってご自身で調べたことは、必ずトレーダーとして大成していくための、血となり、肉となっていくと思いますよ(^^)b
Dakar
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