さて、今回は、「待つ」というテーマで記事を書いてみようと思います。たぶん今回の記事は、まだFXをやったことがないよっていう方には、あんまりピンと来ない記事です。でも、少しでもトレードをしたことがあって、「買うの早すぎた!」みたいな感覚を1度だけでも感じたことがある方は、記憶に残るものにできるんじゃないかなと思ってます。ではでは、いってみましょう(^^)
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ウェイウェイ!?
そういえば、ぼくは記事のURLを決める時に、一応いつも内容に関係する単語なりローマ字化した日本語なりを考えてます。
今回は、ずばり「wait」です。
日本人っぽく発音すると「ウェイト」ですが、普通はtは無いようなものなので、「ウェイ」って感じですよね。
このwaitですが、英語圏の人がトレードする時は、よく一人でも自室でつぶやいたりするそうです。
エントリーしたあとにチャートが逆行した時とかですよね。
しかも、1度や2度だけじゃなくて、連発するイメージ。
「ウェイウェイウェイウェイウェイウェイ!」って感じです。笑
見ているチャートが1分足チャートだったとしても、1時間足チャートだったとしても、リアルタイムで自分のお金が減っていくのを見るというのは、気分が悪いものです。
もちろんこれ、決して喜んでるわけじゃないですよね。
これ、つまりニュアンスとしては、「ちょーっと待って待って待って待って!」ってことです(^^;)
待つDakar
なんだか思いっきりどうでもいい話から書き始めちゃいましたが、本題に入りましょうか(^^;)
念のため「ひたすら待つ」という意味を書いておきますが、これは、すでに相場の分析を終えた後に、エントリーポイントを待つ、という意味合いです。
つまり、「もうあとは入るだけ」という段階のことですね。
こういうメンタルとテクニックが混ざったような話は、トレーダー1人1人が、皆ちがう対策を持っていると思うので、今回はぼくの場合の話を書こうと思います。
じつは、ぼくの場合は、ひたすら待ち、その時間を耐え忍ぶためにどうしたらいいか?という問題を抱えた記憶は、ほぼありません。
じゃあなんでこんなテーマで記事を書いているかというと、わりとこういう類のご質問をいただくことがあるからなんです。
それで、そういう質問に答えるときに、いつもだいたいこんな感じで答えているな、という話があって。
それは、「複数通貨ペア見てるといいですよ。」というアドバイスなんですね。
エントリーする前なので、当然チャートには目を光らせてないといけません。
だから、PCを閉じて寝ていればいい、なんてことにはならないんですね。
でも、その「待つチャート」だけをひたすら見ているのも、かなり億劫なわけです。
だから、こうやって答えてるんですよ。
・・・なんかちょっとうまく書けてないですね、いつもながら。笑
複数通貨ペア同時監視の僥倖
つまり、この話をまとめるとこうです。
- 複数通貨ペア同時監視は、ぼくとしてはあくまで適切な相場環境認識のためにしている
- でも、気づいたら思わぬかたちでこの環境がうまく機能していた側面があった
- それは「他の通貨ペアを見て自然に意識分散」という効果だった
こういう感じです。
ぼくはよく、知識を完全に取り入れてからトレードをはじめようとしている方に対しては、「まずはやってみることも大事だと思いますよ」とお声掛けするようにしています。
これは、理屈抜きにどんどん理解がすすむことも、明らかにあるからです。
今回の話は、その一例ってことですよね。
実際にお会いしたことがない方に、あまりしつこくせまるのもギスギスするだけなのでそんなに無理強いはしてませんが、実際のところ、ちょっと頭でっかちになってしまっている方って、わりと多いです。
気持ちはわかるんです。
FXって、なんだかちょっとあやしい雰囲気のある投資対象ですからね。
でも、勇気を出して1歩踏み出すと、思わぬかたちで悩みが解決したりもするものなんですよ。
眺めて待つ?
まず先にロジックを完璧に作り上げようとすると、かなり多くの方が失敗します。
そうじゃなくて、ぼくが基本すすめるのは、やりながら学んでいくという方法。
動き続けるチャートを見ながら学ぶことでしか吸収できないことは、確実にあります。
これは、絶対ですよ。 pic.twitter.com/q3g1iKT9qr
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) June 12, 2019
先にロジックをつくりあげてようやく重い腰を上げるようにしてFXをはじめると、どうしても1回1回のトレードにものすごく深い考察をするようになります。
考察自体は大事なんですよ?
ただ、本当に稼いでいるトレーダーはどのくらいの頻度で自らのトレーディングを振り返っているかというと、じつはそこまでの頻度ではありません。
さらに、振り返り方だって、普通は地合いの認識の中に自分のトレードを重ねるようにして行います。
これは、自分のEntryとExitのタイミングなど、多くの人間が参加している為替相場においては、何の意味もないということを知っているからですね。
この事実が、じつは今回の記事のテーマにつながってくるということは、わかりますでしょうか?
待てずに早まってエントリーしてしまうなんて問題は、単に自己制御できてないだけだろう、と思っている方もいるかもしれません。
でも、意外とこの問題は、トレーディングに対しての考え方自体を改善するきっかけになりえる話なんです。
ふわっと入る?
勝っているトレーダーの話に戻ります。
振り返る時にはある程度トレーディングをまとめて考えていくということは、逆に言えば、そういうトレーダーは、トレードをする時もある程度身軽な感覚でエントリーしているんですよ。
ぼくとトレード仲間内なんかでは、よく「ふわっと入ってみる」とか、「さくっとやってみる」なんて言います。
誰も相場の未来なんかわからないので、こういう感覚は意外と大事ってことですね。
ひたすら待っている間は、ぼくら個人トレーダーは、ある意味でぼーっとしていることが大事なんですよ。
無駄に思考をすすめないというか。
待っている状態というのは、すでに鋭い相場環境認識から自分のトレードのための優位性を見出した後なわけです。
この後に及んで、何をジタバタする必要があります?
そこは、どっしりと構えて、複数通貨ペア同時監視の環境を最大限生かすんです。
「よし、このチャートの攻め方は決まった。次、こっちを考えてみようか。」
みたいな感じですよね。
どうでしょう?
ぼくの言いたいこと、伝わっていればうれしいです(^^)
まとめ
FXでは、劇的な勝利はなくていいです。
運が味方をしたっていうのは、自分の腕でもぎ取った勝ちではありません。
九死に一生を得たならば、なぜ九死まで追い詰められたのかを振り返らなければいけません。
このへんは、シビアに行きましょうよ。#ローランギャロス pic.twitter.com/7B6eLre7B3
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) June 2, 2019
さて、いかがでしたでしょうか?
ちなみに、冒頭の話、チャートが思っていた方向と逆に行ったら「ウェイ!」なわけですが、予想通りの方向に行ったら、よく叫ばれるのは「Come on!」です。
これ、「Yes!」とか「Good!」とかより、はるかに多いです。
なんで、Come なんでしょうね?
テニスの試合とかテレビで見てても、ウィナーが決まった時に「Come on!」って叫ぶ選手をよく見ます。
予想通りの場所に「来た」からなんですかね。
そう考えるとちょっと納得できます。
FXの場合は、シナリオですよね。
シナリオ通りの地点に「来た」から、「Come on!」なんでしょう。
トレーダーとしては、「ウェイウェイ!」の時間はなるべく減らして、「Come on!」のトレードを増やしていきたいものですね(^^)b
Dakar
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