今回は平日昼間のぼくの話です。出張のときにたまたま本社環境にアクセスできない時、なにかの事情でチャート提供会社側のサーバがダウンした時などに、わりと代用環境として重宝するサイトがあります。それは、Yahoo!ファイナンスです。
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目次
誰でも見れるのに
意外に思われるかもしれませんが、この誰でもアクセスできるサイトが、緊急事態から為替担当を救い出してくれることは多いんです。
緊急事態とは言っても、のらりくらりとはしてますけどね。笑
平静を装いつつ、「あ、ヤバイ。今相場観無いな。」なんて感じてる時に、チラっと見ておくとなにかと効果的なサイトがYahoo!ファイナンスなんです。
誰でも見れるっていうのが、良いところ。
勤め先のシステムにアクセスしなくても見れるんだから、有給とってそのへんフラフラ(?!)してたとしても、個人PCでさくっと見れるわけです。
みなさんご存知の通り、Yahoo!ファイナンスはYahoo! のサービスサイトなので。
大事なのは視点の獲得
為替相場環境全体を俯瞰することって、じつはかなり大事です。
これは、2つの通貨間で取引をするだけだとしてもです。
なぜかというと、為替チャートって、互いに相関があるからです。
これ、ぼくは今、「相関することが多い」とは書いてません。
「相関がある」と言い切ってます。
この事実に、非常に大きな意味があるんですね。
最終的には1つのチャートを分析するにしても、まずは多くのチャートを一瞥するだけで確認できる環境がほしいわけです。
並べるからこそ見えてくる?
今、ぼくは「一瞥」と書きました。
今回の話は、ここがキーポイントになります。
一瞥っていうのはつまり、パッと見て視認できるってことですね。
何を視認するかというと、複数通貨ペアチャートを、です。
ちょっとしつこい書き方を、敢えてしています。
エントリーポイントについて。
トレード時間(X軸)については、各地域の市場の特性を加味することが重要。トレードを開始する価格(Y軸)は、相場環境認識を研ぎ澄ませて決定。そのコツは、複数通貨ペアの同時監視です。エントリーポイントは、XYがそろってはじめて明確になります。
ぜひRTを(^^) pic.twitter.com/NynUBYmf8C
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) March 14, 2019
なぜこんなことをくどくどと書いているかっていうと、意外と「並べなくても画面を切り替えればいいでしょ」と考える方も多いからです。
特に、FX会社が提供しているスマホのツールでトレードをする場合は、否応なくこの「画面切り替え派」のトレーダーになってしまうんですよね。
これは、ツールが、複数通貨ペアを自由に表示できる仕様になっていないからです。
あ、勘違いしないでほしいんですが、ぼくはスマホだけでトレードしちゃダメですよ、と言っているわけじゃないです。
念のため、これは書き添えておきます。
一目で相場を見渡せる環境
パッと見て複数の通貨ペアチャートが視認できるのが、Yahoo!ファイナンスの為替チャート表示の画面構成です。
PC版のほうですね。
もちろん、スマホでもPC版の画面にできます。
この画面構成の良いところは、単純に、多くの異なる通貨ペアの為替チャートが並んでいる点です。
ぼくが知る限り、今、一番手軽に為替の複数通貨ペアチャートを見ることができるのが、Yahoo!ファイナンスです。
ヤフーで検索すれば、ヤフーのホーム画面からでもすぐに飛べますからね。
ぜひ一度ご自身のPCでもこの環境を出してみてほしいところです。
Yahoo!ファイナンスの凄さ
Yahoo! ファイナンスの凄いところは、縦6行、横4列という状態で閲覧者に為替相場を見せている点です。
これに尽きます。
わりとこういう環境を提供しているサイトってないんですよ。
同じ複数通貨ペア表示であっても、スクロールボタンを押すことでしか画面が変わっていかない、とかですよね。
スマホでも、スワイプしないと他のチャートが見れないというのは、本質的に複数通貨ペアが監視可能とは言えません。
一番よくあるのが、さまざまな通貨ペアを見ることができる、ということを謳っているサイトなのに、見てみると、ドロップダウンリストになっている、というパターンです。
実際に一瞥で見ることができるチャートは、ひとつかふたつ程度なんですね。
具体的に何がすごいか?
テクニカルに重きをおいてトレードすることにしてるのに、ドル円だけでトレードするのはやめましょう。もったいないですよ。テクニカル重視ということは、ある程度機械的にトレード判断可能ということ。であれば、複数通貨ペア同時監視からの、同時トレードがいいです。
スイングでもですね(´∀`) pic.twitter.com/qJ1NnMVAOU
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) May 3, 2018
具体的には、まず円相場が上2段すべてを占めている点ですよね。
左端がドル円になっていて、そのすぐ右横がユーロ円になっています。
これは、本邦企業は米ドルへの両替の次に、ユーロへの両替のボリュームが多いからなのでしょう。
また、3段目は人民元円を除き、全てドルスト。
ユーロドル、ポンドドル、豪ドルドルが並んでいる点、このサイトの設計者は偉いです(^^)
左端だけが円相場なのは、上から順にことごとくクロス円を並べているからなのでしょう。
また、4段目はユロポンがあるので、3段目のユーロドル、ポンドドルと共にこの「メジャー通貨3つ巴」が視認しやすい構図になっています。
ユーロポンドの右横がユーロ豪ドルになっているあたりも、ユーロ主導相場になっているかを確認可能。
5段目はリスクオフ相場で上昇するスイスフランで占められていますね。
必見!複数通貨ペア環境の出し方
せっかくなので、Yahoo!ファイナンスでこの複数通貨ペア環境を出す方法を書いておきますね。
出す方法と言っても、たったの2ステップなんですけどね(^^)b
まず、Google でも Yahoo! でもいいので、「ヤフーファイナンス」と検索して、Yahoo!ファイナンスのサイトへ飛びます。
すると、下の画面が出てきます。
これはヤフーファイナンスのサイトのトップ画面ですね。
この画面から、赤マルのところの、「FX・為替」をクリックします。
すると、今度はこの画面が出てきます。
じつは、FXに興味があって、ここまでは見る方は多いんですよね。
でも、ぼくがよく見るのは、この段階じゃないんですね。
もう一歩、踏み込みます。
ここから、3つのチャートの右下のところの、「全通貨ペアチャート・レートを見る」をクリックしてみてください。
これで、この記事の冒頭に貼ったチャート環境のような、縦6行、横4列という状態になります。
まとめ
さて、いかがでしたか?
今回は、わりとぼく的には評価しているヤフーファイナンスの複数通貨ペアチャート表示について書いてみました。
「わりと」どころじゃないですかね、「かなり」でしょうか?笑
どんどん書いていたら、なんだかものすごいこのサイトが好きな人が書いた記事みたいになっちゃいましたね(^^;)
まぁ、いいか。笑
Dakar
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