こんばんは。
今回はポンドドルについてです。それにしてもまだまだドル買い続きそうな気配ですね。
落ち続けているポンドドル
ポンドドル、じつは今すごく注目すべき通貨ペアだとおもうんです。
なぜか?
ブレグジットで暴落して、自然に戻っていくのを待っていたらまたハードブレグジットという爆弾が投下されたわけです。
こうなったら、いやいやもうさすがに上昇ムードでしょ、と思うじゃないですか。
そこへさらに「トランプ氏が新大統領に」という材料が出たわけです。
ポンドドルはドルが買われると下落
投票日当日こそドルが売られましたが、フタを開けてみればなんのことはなく、経済政策への期待からドルがどんどん買われています。
つまり、GBPUSDはまたもや下落方向へ舵がとられたわけです。
これ、チャートのかたちとしてはちょっと異常事態なんですよ。
カップウィズハンドルとも言いますよね
チャートのかたち、と言いました。
冒頭のチャートは今日時点のGBPUSDの日足です。これを見てみてください。
どうおもいますか?
キレイなカップアンドハンドルを形作ろうとしているチャートが、トランプ氏に無理矢理ねじ曲げられて崩されたように見えませんか?
GBPUSDの長期目線とSB孫社長
ちなみにこのチャートはGBPUSDの週足です。2段階の大きな下落が見てとれます。
もちろん、この状況をどう解釈するかはこのブログを見てくれている皆さん次第です。
自由です。
でも、例えば企業勤めの身から考えると、ソフトバンク孫正義社長が今年の夏のタイミングでARMホールディングスの買収を発表したことなんかを想起します。
なぜ孫社長は、イギリス企業をこの時期に買ったのか?
ここを考えるとポンドに対しての姿勢というのはそろそろ決定的になってくるんじゃないかと思っています。
Dakar