ATR DeMarker Force Index RVI テクニカル

オシレーター系テクニカル指標の紹介パート1

投稿日:2017年4月24日 更新日:

さて、オシレーター系テクニカルについてです。

オシレーター系テクニカルが使える場面はそれなりに絞られますが、逆に場面を絞り込むことで、オシレーター系テクニカルは力を発揮します。

なので、使い方のコツをつかんだら、すぐにチャートで検証するようにしてみてください。

きっと役立つことでしょう。

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オシレーターとは

オシレーターとは「振り子」という意味です。

ある一定の範囲を振り子のように推移することからオシレーター系指標と呼ばれています。

一般に、為替レートの変動幅はある程度一定と考えられています。

でも、その変動幅が極端に大きいとき、為替レートの変化は行き過ぎであると判断され、為替取引のタイミングを考えることになります。

その際、役に立つのがオシレーター系です。

わかりやすく言うと、一定期間のレートに対して、現在のレートが高すぎるのか、安すぎるのかを判断するための指標であるということです。

一般的にはトレンド系が中長期的、オシレーター系が短期的な予想に使われることが多いとされています。

Force Index

FOrce

さて、まずはForce Index についてです。

Force Indexは値動きと出来高によって計算され表示されるオシレータ系テクニカルです。

使い方はいたってシンプル。

0を下から上に抜けたら買い、上から下に抜けたら売る。

これだけですね。

ダマシに会う可能性が低いテクニカルです。

Force Indexは勢力指数と訳されます。

この翻訳のとおり、出来高の要素を伴って数値化されるForce Indexは、今現在相場に参加している人達がどのようにトレードをしているかを知らせてくれる貴重なテクニカルと言っていいです。

DeMarker

DeM

さて、次はDeMarkerについて。

魔術師の中の魔術師と呼ばれるトム・デマーク。

Market Studies社の社長ですね。

この世界的に著名なテクニカルアナリストが作りこんだテクニカル指標のひとつがDeMarkerです。

読み方は「デマーカー」

DeMarkerは、他のテクニカルと併用することで信頼性が向上する点が注目するべきポイントです。

逆に言うと、単独でつかうと逆行することもしばしばあるので注意が必要です。

RSIに似たオシレーター系ですね。

DeMarkerは、あるロウソク足から次のロウソク足までの価格を比較し、 価格需要レベルを測ることにより、 潜在的な天井値と底値とを見つけるための指標です。

じつのところ、世界的な統計で、組織に所属する専属ディーラーの多くがこのテクニカルをつかっているという事実があります。

ATR

atr

さて、次です。

次はATRとボラティリティについて。

ATRは上昇トレンド、下降トレンドそれぞれの局面における勢いの強さを判断することができる指標です。

つまり、ATRが上昇することでボラティリティが高くなっていると判断でき、ATRが下降することでボラティリティが低くなっていると判断できるということですね。

たとえば、上の画面はユーロドル1時間足とATRです。

ATRをつかうとNY時間のボラが大きいということが視認できます。

変動率をあらわすATRは、損切りの判断にも役立つ実戦的なオシレータ系テクニカルのひとつです。

なにより、スキャルピングをするにあたっては、その時々において、ホールドする時間を判断するにあたって、明確な基準を提供してくれるという点が、ATRの良いところです。

少なくとも、僕自身はそういう目的でつかっています。

RVI

IMG_0691

RVIはRelative Vigor Index、またはRelative Volatility Index の略称です。

日本語では相対的変動率(活力)指数といった意味合いになります。

現在の相場が直近の値動き=ボラティリティに対して、どれくらい相対的な水準にあるのかということを指数化して表示する、そんなオシレーター系のテクニカル指標になります。

このテクニカルについては、↓この記事でより詳しく書いてますので、読んでみてください(^^)

RVIの使い方|ばらつきを見るテクニカルってどういうこと?

RVIを使うと、相場のボラティリティが拡大しているか、縮小しているかを判断することができるんですよね。

RSIを応用したオシレーター系のテクニカル指標がRVIということになります。

このブログをいつも見てくれている方の中にも最近ファンが数人いらっしゃる、プロディーラーKさんが愛用しているテクニカルでもあります。

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ぼくが思うに、20年後くらいには、おそらく国内でも指折りの実力者にのし上がっているであろうプロディーラーのひとりが、Kさんです。

持ち上げすぎかな、、、(^^ゞ

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

ちなみに、ものすごくポピュラーなオシレーター系テクニカル指標のひとつに、「RSI」があります。

とってつけたような紹介の仕方なのは、じつはこのブログではすでにRSIを紹介しているからです(^◇^)

こちらですね、ぜひこちらの記事も読んでみてください👇

RSIってなに?有効なオシレーター系のテクニカルっていうけど?

ちなみにちょっと紹介しておくと、RSIとは、「Relative Strength index」の略称です。

略称は言葉を分析していくとわかりやすいです。

このRSI、いままで複数のオシレータ系テクニカルについて書いてきましたが、このようないろいろあるオシレータ系テクニカルのお手本になっているような存在なんですね。

いわばオシレータ系テクニカルの王様がRSIです。

RSI は、「相対力指数」です。

一般的にはRSIで買われすぎのラインは70パーセント以上、売られすぎのラインは30パーセント以下と言われています。

RSIはレンジ相場で逆張りするときにつかうというのがテッパンのやり方になります。

RSIを知らずしてオシレーター系テクニカルを理解したとは言えないですよ( `ー´)ノ

追記:

オシレーター系テクニカルはたくさんあります。

パート2の記事↓も書きましたので、読んでみてくださいね。

オシレーター系テクニカル指標の紹介パート2

Dakar

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