例えばよく売れるFXの書籍の種類のひとつに、テクニカルの紹介本が挙げられるそうです。そういう本っていうのは、ひたすらに詳しくテクニカルの使い方を説明してくれているものです。たしかに、そういう本っていうのはよく読み込めばそのテクニカルの使い方を徹底的にマスターできそうなものです。でも、リアルの相場ではそううまくきれいにテクニカルやチャートパターンってそのチャートを見た時にはハマっていないんですよね。そういう時は、応用的にそういう知識をつかっていくといいんですよ(^^)
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スキルを応用する目的
一定数チャートパターンを武器にできたら、応用を効かせていくといいんですよね。
応用を効かせられれば、トレーダーとして幅が出てくるんです。
こういう話は実際にチャートを見てもらったほうがいいので、早速実際の為替チャートをご紹介しますね(^^)b
例えばこれなんかは、ダブルのカップウィズハンドルですよね。
通貨ペアは豪ドルドルで、時間足は日足です。
この時は、実際ぼくは2回、もっと短い時間足のチャートをトレーディングチャートにしてスキャルで入りました。
1の絵が、2回目のエントリーのタイミングですよね。
冒頭では、リアルの相場ではそううまく
「そのチャートを見た時にはハマっていない」
なんて書きましたが、これなんかは一度カップウィズハンドルになったタイミングが過ぎてしまったように見える展開ですよね。
あんまり値幅が大きくないように見えますが、これ、日足ですからね。
スキャルパーにとって、がっつり稼げる上昇だったわけです(^^)
FXは楽しいに越したことはない
応用を効かせられるようになると、トレーディングの選択肢は劇的に増えていくんですよね。
そうなると、だんだん本当の意味で腕が上がっていく自分を実感できるようになってきます。
きちんとした土台の上に応用を載せてるから、勝った理由がわかってくるわけです。
さっきの例で言えば、トレーダーによっては、もうチャートを見た時にはすでにカップウィズハンドルで稼げるタイミングを逸してしまったと判断してしまうかもしれないじゃないですか。
このあたりの話は、ぼくは、単純にチャートを見る回数で差が出てくるかなと思っています。
勝った理由がわかってくるとおもしろいです。
楽しむことは目的ではないですが、楽しいに越したことはないわけじゃないですか。
だから、とりあえずはそのステージをまずは目指してほしいかな。
「おぉ、自分もやるじゃん!」
みたいな。
自室でひとり静かに、ガッツポーズしてほしいんですよ。笑
実録!ぼくが為替を学んでいった流れ
こういうのは、ぼくが新卒で入社した直後に、当時の上司に教わっていった流れそのものです。
まず、基本的なパターンを知る。
そのあと一定期間生真面目にリアルタイムの相場の中でそのパターンを見つけに行く。
少し時間が経過した後、応用版を知る。
この順番で行くと、応用を知った時はすでに基本のパターンを見つけるために毎日食い入るように相場を見ているので、知った瞬間
「たしかにこれある!」
「そう、それだよ!」
とか思えるわけです。
そしてそれは、もっとうまくシナリオを描きたいという欲求に自然につながっていくわけです。
この点、逆に最初から応用例までいっきに自身のトレーディングに取り入れてしまうのはけっこう大変なので、最初は基本から入った方がいいかな。
ぼくとしては当初指導していただいたかたちがそういうかたちだったので、最初から応用例まで手を出してうまく行くかはわかりません。
もし最初からそれでうまく行くのなら、そういう方向性でもいいかもしれませんけどね(^^)
ボリンジャーバンドの応用例
この展開には、こうしてレジスタンスも引けるんですよ。わりと、しっくりきません??たぶんこのレジスタンスは、抜けたら早いんですよ。
こういうのは裏付けのある戦略じゃなくて、トレーダーとしての相場観の話ですけどね。この相場観って、なぜそう考えるか?を説明できないヤツです。#ユーロドル pic.twitter.com/SuM4eS91iS
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) September 12, 2022
チャートの例がひとつだけだとイメージが膨らみにくいかな。
もうひとつのパターンを紹介しましょう(^^)b
これなんかは、ぼくのリアルタイムのトレードをツイッターでつぶやいた時のものですよね。
この時なんかは、当初ぼくはボリンジャーバンドを出したんですよ。
ボリンジャーバンドを出したのは、下落トレンドが継続していくシナリオを描いていたからです。
ただその後、こうしてレジスタンスラインも引いたんです。
レジスタンスラインは抵抗線とも言うんですが、くわしくは↑この記事に書いているので読んでみてください。
ちょっと考えてみていただきたいのは、レジスタンスラインを引いて
「抜けたら早い」
なんてツイートをしている点です。
この時もぼくは基本的には教科書通り、他の多くのトレーダーが引きそうな所にレジスタンスラインを引いたわけです。
でも、ボリンジャーバンドを表示した後、少し時間が経過したタイミングでこのラインも引いたというあたりは、応用例ですよね。
要は、ぼくは当時の為替ニュース等の情報源から、このユーロドルチャートがこの後反転する可能性も出てきたと思い始めていたわけです。
まとめ
さて、いかがでしたか(^^)?
今回は、
「知り得たスキルに磨きをかけよう!応用例のご紹介」
というテーマで記事を書いてみました。
記事で言及しているチャートパターンやテクニカル、ラインについてはそれぞれ以下の記事を参考にしてもらえるとより理解が深まると思います。
為替のチャートはカップウィズハンドルの指穴たくさんあるんですね!
トレンド相場でボリンジャーバンド!FXの真骨頂のひとつがコレ!
FXのトレンドライン|トレードの頼れる味方をチャートに書き足そう
たまに、勉強した後はもうどんどんトレードするのみ!と考えてしまう方もいます。
でも実際は、チャートや相場理解に関する勉強って、ずっと続いていくと思っています。
ぼくだって、絶えず勉強しなければいけないなと感じることばかりですからね。
それはきっと、相場傾向の変化に伴って常にトレーダーに必要とされる類のものなんだと思っています。
たぶん、驕って勉強をやめてしまった時が、負け始める時なんだと思いますよ。
追伸:
2つ目にご紹介したトレードの結末に関係したツイートも発見したので、最後に貼り付けておきます。
これ、どう思います?
ユーロドル日足、確認。
一目均衡表ダブらせ。 pic.twitter.com/VlszrL7TMm
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) December 5, 2022
実際に、上抜けする可能性を考えて先手を打った当時の戦略は、当たったわけです。
この時なんかは、さらに応用に応用を重ねて、一目均衡表を出してますよね?
このテクニカルを出したということは、トレーダーとしてもう完全にこのチャートは下落から上昇に転じると判断したということになります。
あくまで相場環境認識のためのチャートなので、トレードするにあたっては自身でより短時間足のトレーディングチャートを選ぶこと。
ダブらせている時点で、まだダマシの可能性も捨てきってはいない微妙な心境ではあること。
ボリンジャーバンドを消していることから、下落トレンド継続の線は断ち切ったということ。
そして、当時注目されていた経済指標に着目してシナリオを描いていたということ。
ひとりのFXトレーダーとしては、このあたりの話もさらに掘り下げてご紹介して差し上げたいところですが、とりあえずこの記事についてはこれで終わりにさせていただきますね(^^)b
Dakar
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