誰でも正しいラインを引きたいものですよね。特にFX初心者の方は、実際に自分でラインを引いてみても、そのラインが果たして本当に引くべきラインなのかどうかがわからないものです。今回は、正しいライン引きっていったいどんなものなのか?というところを掘り下げてみようと思います(^^)
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目次
正しいライン引きとは?
正しいラインって、どんなものなんでしょう?
結論から言うと、FXをしていくにあたって、正しいライン引きなんて無いです。
これ、「えぇ?!!」みたいに思う方も多いかもしれません。笑
それを書く記事じゃないの?!という話ですよね(^^;)
が、実際に少なくともぼくは毎日チャートを見ていて、そう思います。
なぜこういうタイトルにしたかっていうと、こういう風にライン引きを考えるFX初心者の方がわりと多いからです。
「その考え方は違う」というところの理解からはじめて、腕を上げていくという道筋もあるかな、と。
そう思っているんですよね。
じゃあ、何が違うか?という話なんですが。
正しいラインは無いけれど?
そもそも正しいラインの引き方なんていうものがあるのなら、だれでも億万長者になれます。
常にそのラインは相場をつくるということになるわけですからね。
もちろん、↑この記事に書いたように、ラインの引き方についての基本知識は重要です。
が、引くべきは、正しいラインではなく、「より勝ちに近いライン」なんですよ。
これは、短期トレーダーとしてはけっこう大事な意識になります。
ここまで、どうでしょうか?
ちょっとまだ「???」という感じだと思います。
書いてるぼくも、これじゃあ伝わらないだろうなぁと思ってるくらいなので。笑
ただ、これがすべてです。
結論まで言い切ってます。
ここからは、じゃあ具体的に、それってどういうことなのか?っていう点を書いていこうかなと思います。
ことごとく綺麗なラインは存在せず
ユーロドル日足もそろそろ総括しておきましょうか(^^)
勝てました?
トレンドラインを下抜けるブレイクアウトに照準を定め、
ヘッドアンドショルダーのかたちを確信できたら、
もうあとはどんどん売り続けるだけの格好の「スキャル向け相場」になってましたよね?
4. がリアルタイムです(^^)b pic.twitter.com/ZewVI2iSs3
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) January 29, 2020
このツイートを見てください。
このチャートは、ユーロドルの日足ですね。
このときは、ぼくはまず「なんとなく支持線が引けそうだなぁ」という感覚でこのチャートに下書きの支持線を引いたんです。
そして引くことにしたのが、この2本のトレンドラインだったんですね。
なぜ2本だったかというと、1本だけだとどうしてもなんだかうまく引けなかったからです。
たしか別の日にはこのラインを「底」と「大底」なんて言い方をしていたかと思いますが、実質は単にどっちつかずだったからとりあえず引いていたという話ですよね。
これ、ぼくはよくやるんです。
ラインなんて、いろいろな引き方があるわけですね。
ピボットみたいにガッチガチにルールが決まっているならば、世界中のトレーダーが全く同じ水準にこのテクニカルの水平線を引くことになります。
が、トレンドラインは個々のトレーダーが引くものであるため、「これが正解」というものは存在しないんです。
とにかく引く
このツイートに関して、もうひとつのことを書きます。
抵抗線ではなく、支持線を引くことにした理由はなにか?という点です。
これもたまにお問い合わせをいただくことなんですが、この質問に対するぼくの答えは、かなりシンプルです。
それはずばり、
「見た感じ引けそうだから」
です。
これだけなんですね。
基本、ラインを下書きする時には、その後どうなるかとか、全然考えてません。
まずは、引くんですよ。
この時点では、そのライン引きが正しいかどうかなんて、全然興味がないわけです。
相場環境認識はどうだったのか?
つまり、その後にようやく、そのラインが「勝ちに向かって行くのかどうか?」を考え始めるわけですね。
要は、ここが、この下書きのラインが本書きのラインになるのかどうか?の瀬戸際なわけです。
その、「勝ちに向かって行くのかどうか?」の判断基準は、相場環境認識ですよね。
基本的には、そのラインに沿うかたちで相場が展開していく方向に、自身の相場環境認識が合致しているのならば、そのチャートは、即トレード対象チャートになっていきます。
こういうのなんか、その時点で、自分の手数が増えた瞬間ですよね。
手数って、つまりは攻めていくチャートってことです。
「トレードで勝つための優位性が存在するチャート展開」をいかにたくさん集めることができるか?
これは、時間にあまり余裕の無い副業FXトレーダーの、重要なテーマのひとつですからね(^^)b
下落相場のレジスタンスライン
米ドル売られましたね。
NY市場ではドル指数が下落。
米中通商協議の再開が貿易摩擦の解消につながるということで安全資産の米ドルを手放す動きが広がったっていう報道ですが、これは恐らく後付け。
例のポンドドルは、他チャート以上に反応。
時系列順に添付。
左上が現在地。
ぜひRTを。 pic.twitter.com/xy9t8RoVjo
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) 2019年2月19日
「より勝ちに近いライン」をもうちょっと深く考えてもらうために、あと2つほどトレードの例を紹介しますね。
まず、このツイートのトレードです。
この時はぼくは下落トレンドで抵抗線を引いてたんですが、この時も、引いた理由は、単にきれいに引けそうな感じがしたからというだけです。
この時のこのチャートは、中期で下落だと思っていたんですよね。
だから、逆に上方向にブレイクした時のインパクトが比較的大きなものになった、という話です。
4つあるうちの左上のチャートが最終的な絵ですよね。
やや浅いですが、ちゃんとプルバックを挟んで上昇したところも教科書通りという感じがします。
この時は、当初はラインから遠いほうにローソク足があった時にラインを引いたんですよね。
下落相場なので、普通はその時に抵抗線に回帰してくることは想像しにくいんです。
でもとにかく引いておいたことで、上昇してきた時は「待ってました」の心構えで相場を見ることができたわけですね。
2つ目の話
CADJPYのH4ですが。
あまりにも綺麗なので、レジスタンスラインもつけちゃいましょう。
つまり、支持線、抵抗線の2本で、チャネルラインをつくるということです。
よければRTを(^^)!#カナダドル円 pic.twitter.com/sb3Vsxg7cl
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) February 28, 2019
また、2つ目の話としてはこれですよね。
この時なんかは、チャネルラインを引いていたわけです。
これは今回の記事では強調しておきたいことなんですが、チャネルが引けたらトレーダーとしてはチャンスだと感じたほうがいいです。
パチンコ好きな方は、アタッカーががっつり開いたイメージを持ちましょう。笑
主婦の方は、閉店間際のお惣菜に値引きシールが貼られたものと解釈ください(^^)
要は、チャネルラインって、普通のラインよりも2倍、トレードチャンスがあるってことです。
これは普通に考えてわかるかなと思うんですよね。
1本だと、一度跳ね返ってローソク足がv字を描いて、またそのラインまで回帰してくるまで、待たないとエントリーチャンスになりません。
でも、チャネルラインっていうのは、一度跳ね返った後に、「向こう側」のラインでもエントリーするチャンスがある展開なわけですね。
しかも、このツイートの時なんかは、4時間足でチャネルラインが引けたわけです。
感覚的には、こういう相場は、もう3日に1回くらいはエントリーまで考えますよね。
個人トレーダーにとっては、かなり「お得な」相場だったわけです。
正しいライン引きとは?まとめ
さて、いかがでしたか?
今回は、正しいライン引きとは何なのか?というテーマで記事を書いてみました。
今回知ってほしかったのは、
「正しいライン引きなんてできない」
ということ。
そして、引くべきは、
「より勝ちに近いライン」
なんですよ、ってことでした。
読んでみていただくとわかると思うんですが、より勝ちに近いラインっていうのは、トレーディングに積極的に向かっていくラインなんですよね。
たまに、「これから勝っていく」ためのラインではなく、単なる「過去の値動きの総まとめ」的なラインを引いてしまう方がいます。
総まとめのラインって、見た目はとても綺麗にまとまっていて文句のつけようがない感じがするんですが、トレーダー目線で考えると、
「で、どうやってそのラインで勝つの?」
という話になってくるんですね。
ラインは、それ自体は目的ではありません。
あくまでトレーダーの目的は、トレードで勝つことです。
ラインは、そのための道具のひとつに過ぎません。
ぜひ、このことを念頭において、効果的なラインを引く努力を継続するようにしてみてくださいね(^^)
Dakar
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