※この記事は、Dakarのトレード仲間のヘッジファンドトレーダーKさんの語りと、ぼくとの対話をメインに構成しています。Kさんが「LINEみたいな感じがいい」ということだったので、対話はLINE的な感じにしました。
おっす、俺だ。Kだ。ダカール(本名知ってる俺としてはすごく呼びづらいんだが!)のメルマガ読んでるやつらは知ってるとおもうけど、「トレーダーK」ってのが俺だ。このコーナーでは、この俺がひたすら自由に語り、そしてダカールにツッコミを入れていく。なにやら最近えらそうにしているダカールに、だ。なんで俺が出ることになったかって? それは「俺が出たいとおもったから」だ。ま、よろしくな!
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おれの自己紹介
よく言いますよー。メルマガ用の情報提供でさえ、以前はさんざんめんどくさがってたのにー。
いやー、正直こんなに繁盛するなんておもわなかったよ、お前のブログごときが。
まぁ、お前ならこのくらいはやるとおもってたけどね。
だな。ま、簡単に言うと俺はプロのディーラーだ。厳密に言うとトレーダーとディーラーはちがうんだが、まぁ素人への説明としてはトレーダーでも良いかとは思ってる。
いいじゃん、俺のコーナーだし。つまり、ぶっちゃけて言ってみれば、トレードで損失出したらそのまま能力給に直で反映される身なんだ、俺は。このブログの主と比較するとなると、こういう言い方がいいだろう。
そうだ。収益義務がない間接部門のスタッフとは置かれてる状況がちがうってことだな。
今の俺の勤め先は、まぁそのへんの大学生でもよく知ってるヘッジファンドだ。でもな、20代のときは腕1本でどこまでいけるかってことを、ずっと考えてた。いつかはロスへ!ってのが自分の合言葉だった。
そこなんですけど、
ニューヨークじゃないのがKさんっぽいんですよね。
うるせ!お前は、そういうチクっとしたことを言うんだよなー。当時所属してた私募ファンドの事務所で俺が行ける可能性があるのがロサンゼルスだけだったんだよ。
そしてその笑顔がずるい。お前は調子いいよなーそういうとこ。ニコニコ笑ってるだけなんだけどイラっとさせないのは才能だとおもう。
はい、よく言われます。あ、でもこのトシになれば、いろいろと考えてふるまうようにはなってますけどね、さすがに。
しょせんアマチュアのダカール
そういや、話かわるけど、俺はこのブログにちょびっと出てみてーなとおもいはじめたのには、きっかけがあったんだな。
んー、公認とかではないですが。笑 でも、ありがとうございます。
FX会社の公式ホームページだもんな。アマチュアなりに、ホントすげーとおもうよ。
そ。アマチュア。スキャルだって、おれから言わせたらお前はまだまだだ。おれはいわゆる「プライベートFX」はしてないけどな。俺は通貨を選ばない時も多いもん。
あ、それなんですよね、ふつうの人にはその感覚がわからないとおもうんですよ。その、「通貨を選ばない」っていう感覚です。
まぁたしかに、FXをやろう!という言葉自体素人的だよな。ふつう、プロは金融商品の海の中で戦場を選ぶからな。
そう、その第一に、その感覚を教えてあげたいんですよ。
まぁお前は短期はボルトナットの補充をできるだけ安くやっとこうとかって視点で5分足見てるだけだもんな。べつに値幅を抜こうとしてるわけじゃない。
結局、素人はFX会社に踊らされてることにきづかないまま相場参加しちゃうんだよな、それはけっこう痛い。
FX会社が提供している通貨ペアだけが「FXの世界」になっちゃうんですよね。それはそのFX会社発の情報のすべてってだけなのに。
ダカールとはちがうおれについて
あ、いかんいかん、だんだん
メルマガ限定の内容的なほうへ会話がむかっているぞ。お前のブログのルール的にちがくね?・・・なんつーか、お前はつくづく謙虚なようで堂々としてるよな。どういえばいいのかよくわかんないけど、ズケズケとしゃべるのに悪い印象を与えないという。出世するタイプだな、うん。
まぁつまり、俺とお前の処世術はちがうってことだな。
ま、そこはそうですね。なんというか、ぼくはわりと小さい頃から、クラスで物静かなタイプと活発なタイプ、どっちもちょっかい出してくタイプというか、そんなとこ?
俺は高1でタバコすってたな。ん?てかそれはひょっとして小学生くらいの話をしてるのか?笑 血液型は?俺O型。
なんだOっぽいってのは。好きなケーキは?俺、ミルフィーユ。
好きなケーキ?笑 んー、ショートケーキですかねー。あ、でもバスケは共通じゃないですか。
あぁ、唯一?まぁ俺は高校の途中でドロップアウトしたけどな。てか、話をもどそうぜ。トレードに関しては、おれは文字通り一家の主として日々戦ってるわけよ。
お前みたいにへらへらと
ツイッターやったりブログ書いたりなんて暇ないくらいに毎日疲れはててるぜ。
さすがにこの道20年とかの目上のトレーダーの人とかならおれも1歩ひくが、そうでもないかぎりメルマガ読者なんぞに「はずれただろ!」とかはいわせん。
俺も職場で個人トレーダーのための取材とか、たまにあるんだよ。そのたびに感じるのは、次の世代は俺らなんだなってことだ。例えFXは後の、不動産投資とか、他の投資行動に移るための起爆剤なだけであったとしてもだ。まぁだからな、そこのノウハウってのは、あってしかるべきなんだなともおもってる。
まぁこのコーナーでの俺の最重要課題はダカールの人物像をあらわにすることだから。
うん、だってお前、最近なんか調子のってんじゃん?ツイッターとか見てればわかる。
そうですかねー。というか、なんだかんだでツイッターみてくれてますね。
うん。お前はなー、なんつうか・・・、ま、とりあえず早く結婚せい。
いや、笑 じゃなくて。ロンドン留学中の彼女さんも気ままなもんだけど。
おれがこの場で言っときたいこと
おぅ、所帯持ちとしては言わせてもらうぜ。というか、世の中的には俺の方がよっぽど普通なんだぜ? 普通は家帰ったら仕事のことなんか考えたくもねぇだろ。チャートなんか見たくねぇよ。
そう。おれがこのコーナーで一番言いたかったのはここなんだよ。なんつうか、お前は「為替のヘンタイ」なんだな。
そう、為替のヘンタイ。普通は仕事でトレードしてるおれらみたいな奴らは、オンオフの切り替えをかなりさくっとやるのよ。できなけりゃ酒飲む。そうじゃなきゃ身がもたねえんだな。でも、お前はわりとへっちゃらな感じで、あたかも仕事の延長のような感じで自宅でも為替相場を眺めている。そしてトレードしてる。それができるのは、お前が為替の専門家なのに、職場では取引の結果の良い悪いにいちいち胃を痛める必要はないという、かなり特殊な立ち位置にいるからなんだよ。
はい、それに近いことはどこかで書いた気がしますが、あらためて言われると、ホントそのとおりですよね。
正直、俺はこのブログの知識レベルは一定の水準があると感じている。普通はこういうブログはそう簡単にできあがらないんだな。つくれるのはおれみたいなトレーダーだが、普通は帰宅後にこんなブログ書く気にはならん。かと言って、管理職含め、現役を引退したトレーダーが書いたとしても、こういうリアルな相場観を入れ込んだ文章はなかなか書けない。
おー、意外や意外です。それは誉め言葉じゃないですか!
まぁ聞け。でだな、そこは、俺も考えたんだよ。あまり世の中的にはできあがりにくい、こういう専門職の人間が情報を発信するブログが、なぜできあがったか?をだ。
お前を客観的に見る感じになるんだけど、俺は、この問いへの答えって、単純に時代背景なんだとおもうのな。
時代背景ですか。まぁ、そのへんは、ぼくも考えなくはないですね。
お、そうなの?なんだ、じゃあ話がはえーじゃん。おれ的にはそこを根掘り葉掘りやってこうとおもってたのに。
うん。なんつーか、ブログってさ、どうしてもそのブログを書いている本人の主観だけで構成されるじゃん?べつに普段ブログについて深く考えるようなことはしないけど、お前のブログを見ててだんだんおもうようになったわけよ。
お前の場合は、キャラ的に嘘は書いてないからいいんだけど、なんつーか、もうちょっと「人物」を根掘り葉掘りやっていきたいとおもったってことだな。
ホリエモン的な!
会社の事情ですか・・・、匿名でやってるしそんな具体的なことは言えないですけど。まぁでも、そういうことなら、ぼく的には新会社法の話あたりからはじめるのがやりやすいですかねー。
ぼくが学生時代の頃、2005年ですが、新会社法っていう法律が施行されたんですよ。これは、ものすごくざっくり言ってみれば、日本の会社の体制を、アメリカ的にしてく感じの法律だったんです。
このへんの具体的な企業の動きとしては、M&Aがやりやすくなるとか、そういう方向の話ですよね。もっと言っちゃえば、「敵対的買収」なんて言い方も流行ってました。
つまりは「ホリエモン、フジテレビ買収か?!」のニュースとかのことだな。そんな時代だった。
ですね。どうしてもぼくの勤め先を連想させる話を避けるので、ちょっと話が飛び気味になりますが、そういう、終身雇用、社員皆家族、的な雰囲気をぶち壊していこう、という時代の流れが、最終的に、明け透けに為替差益も狙いに行くような体制をつくったんだとぼくはおもってるんですよ。ちゃんとケイツネ出していかないと、株主が露骨に嫌な顔をしてくるようになったってことですよね。銀行もしかりです。企業に融資する銀行は為替取引も担っているわけですが、為替情報は、ここ10年でだいぶ情報提供の質が上がったそうです。ある意味ドライになってきてるってことですよね。
昔は一緒に「お金を貸す借りる」の関係が主で仲良くやってたのが、だんだん2者の立場を明確にせざるを得なくなってきてたらしいんですよ。「情報あげるからレートの判断は自社でなるべくしてよ」ってことです。これはガバナンスの考え方が浸透してきたからでもあるんですけどね。ぼくが学生時代のときには、「
ハゲタカ」なんてドラマもやってたんですけど、知ってます?
おぉ、あれはちょっと興味あったし、見てたぜ。栗山千明の美人度がハンパなかったやつな。
うーん・・・、女優さん、俳優さんの名前を出されても話が脱線するんですが。笑 まぁ、それでですね、こういう時代になると、企業としてもやはりファイナンス部門を強化するんですよ。組織はヒトですからね。部門強化のキーは人材育成です。要は、「為替専門の人材も育てていかないといけない時代になった」ということですね。そういう経営計画の元で採用されたのがぼくだった、ってことです。
なるほどな。そこに、なんというか、「道を極めに行く」タイプのお前がジャストフィットしたってわけだ。
終わるぜー。
ちなみにおれはディーラー引退したら京急線のガード下で、「神奈川No.1ガード下」っつうバーをやろうとおもっている。
すごく気になってたんですけど、これは「コーナー」というか、「ブログ記事」ですね。
だって、なんか「コーナー」って、コージーコーナーみたいな。
ちなみに俺へのコメントは自由だ。じゃんじゃんくれ。男からのコメントはいらんけどね。コメントの内容は、称賛系な。
次の記事はこれ↓だな!
トレーダーK、再び現る!ヘッジファンドには雀士が多い?
トレーダーK
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トレーダーK
既婚(バツイチ)
一男一女の父
ツテを頼って学生時代から私募ファンドに出入り。
某超有名ファンドのマネージャーに見い出され、2012年に転職。
その結果、年収が1300万円アップしたという経歴の持ち主。
トレンド相場における独特なライン引きの評価が高い。
慶應大学卒
神奈川県横須賀市出身
1979年生まれ