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株とFX 相場環境認識 窓について

投資マネーの流れから相場環境を認識する|株と為替

投稿日:2017年9月16日 更新日:

この記事は

FX相場環境認識|投資マネーの流れを考える

の記事のつづきです。

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日本株とアメリカ株

さて、ドル円の、株との相関についてです。

例によって、話を具体的にするために、短期目線に絞って書いていきます。

トレードスタイルを限定することで、より有益な内容の記事になればいいなとおもいます。

ドル円と株という相場環境認識を考える上では、日本株とアメリカ株を見ていきましょう。

まずドル円と日本株についてですね。

日本円と日経平均は逆相関

日経225の5分足
225

ドル円の5分足
usdjpy5

これはドル円と日本株の5分足チャートです。

どうでしょう?

完全にではないですが、だいたい同じ方向に連動していることがわかりますよね。

日経平均が下落すると円が買われる理由とは?日本株とドル円の相関!

ドル円と日本株の逆相関の理由については↑こちらの記事にくわしく書いたので、合わせて読んでみるようにしてください。

読んでいただくとわかるとおもいますが、日本円と日本株は、外国人プレーヤーの存在によって逆相関の関係になっています。

チャートとしては日本株が上昇したらドル円も上昇する、というかたちなので、「相関している」ということになります。

ドル円チャートにおいては日本円は決済通貨になります。

つまり、ドル円チャートにおいては円買いが下落になるので、日本円と日本株の関係は逆相関になるんですね。

(MT4では日経225のローソク足表示になるので、日経225を比較対象として掲載しました。)

チャートのかたちと窓

あらためて、この日本株とドル円の関係についてどうおもいます?

気をつけていただきたいのは、日本株は、取引時間が決まっているので、リアルタイムの日経平均チャートなどを見ていた場合は、前日からの境目に大きな窓が出現することもあるということです。

これは株の取引をしている方はよくご存じかとおもいます。

対して、外国為替相場は24時間稼働しているわけです。

毎日休みなく動いている為替相場については、週明けのタイミング以外では窓というものはありません。

故に、1日以上の時間軸で見ると、ドル円と日本株のチャートのかたちは、必ずしも連動しません。

これは意外と視覚的に意味があることなんですよ。

ドル円チャートとダウ

さて、次です。

次はドル円とアメリカ株の関係ですね。

アメリカ株については、個別銘柄を見ることにもそれなりに意味があります。

(もちろん日本株の個別銘柄とドル円にも相関があるものはありますが。)

が、ここでは便宜的に、世界で一番重要な5ケタ数字と言われる、ダウを見ていきます。

資産を保有する通貨を選ぶ

ダウの15分足
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ドル円の15分足
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基本的には、ドル円とダウの相関についても、ドル円と日本株との連動と同じです。

ダウとの相関を考える場合は米ドルにフォーカスします。

基軸通貨米ドルが自国通貨であり、世界一の経済大国であるアメリカ。

そのアメリカの株が買われるということは、リスクテイクの雰囲気が世界的に、市場に溢れていることになります。

こういう場合は、資産をなるべく高金利の通貨で所持しようとする意図がはたらくものなんですね。

その点、日本円は世界を代表する低金利通貨です。

上昇ムードの相場にあっては、もはや日本円を持っている意味はなくなり、米ドルや、元基軸通貨のポンドを所有する投資家が増えるんですよ。

この流れが、ドル円チャートに影響を与えます。

つまり、円が売られ、米ドルが買われるので、ドル円チャートは上昇するということになるんです。

これがドル円とダウの相関から相場環境を認識するときの、ベースとなる考え方です。

検証が大事です

ドル円とダウについては、局所的な値動きの傾向を掴んでおくと、トレードに生きるのでおすすめです。

特に短期トレードに生きます。

どんなトレンドもそうですが、相場は常に変化しています。

永遠につかうことができるトレードルールはないので、傾向を把握しても、今後の変化を常に想定しておかなければいけません。

が、相場分析→仮定→実践 の検証サイクルは、やった者勝ちです。

サイクルを早くして、一歩でも他のトレーダーより抜きん出たトレードができる相場参加者になりましょう。

これはつかえる!ドル円トレード実践

具体例を挙げておくとイメージがしやすいとおもうので、これに関してはひとつだけ「一時的な傾向の例」を書いておきます。

ダウの15分足
dow15
ドル円の15分足
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実践的な話にするために、トレード条件も書きますね。

時間はニューヨーク時間で、時間足は5分足か15分足。

前提として、より長い時間足でのチャートでは、ドル円もダウも上昇トレンドだったとします。

ニューヨーク市場の寄りから、これまでの雰囲気を引き継いで上げ調子のダウ。

でも、ドル円はダウの上がり方ほど順調に上昇していない。

上昇の傾斜があきらかに緩やかになっていて、上から見えない力で上昇をおさえられているようなチャート形状になってきているドル円。

この場合、今後ドル円はどうなる傾向が高いか?

これは、ずばり、下落する可能性が高いです。

つまり、ドル円は「売り時」と言えるということですね。

この話については、理由を模索しはじめたりはしないほうが賢明だとおもいます。

なぜなら、分析を開始することがトレードの機会損失につながる可能性が高いからです。

ドレードの目的はお金を増やすことです。

この第一義に徹底的にしたがって、行動原理を構築していくことが大事です。

この傾向に関しては、比較的流行り廃りがなく、定期的に見られるチャート変動と言っていいと思います。

株から為替を考える まとめ

さて、いかがでしたか?

最後のダウとドル円の実践の話は、ぼくがもっているイメージは翌日の日本株購入の準備なんですよね。

アメリカ株の上昇ムードのあおりを受けて、翌日の東京市場も雰囲気は良いだろうな、と考える相場参加者が、早くも翌日の日経平均の上昇を予想して日本円を買うイメージです。

その動きでドル円が下落するのかな、と。

ただ、これは、繰り返しになりますが、あくまでイメージです。

根拠はまったくありません。

それでも一定のイメージをもっているのは、やっぱり投資マネーの流れを株の取引から感じることは多いからなんですよね。

株から為替の相場環境認識を深めるということについて、なんとなく伝わりましたでしょうか?

とりあえずはなんとなくでいいです。

どんどんいきましょう。

次は為替と商品ですね。

商品と為替の連動を知ろう!案外知られてない分析ノウハウがコレ

の記事に続きます。

Dakar

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