トレードの極意を知りたい、という風におっしゃる方は本当に多いです。
つい先日もかなり長いメールをいただき、高確率で勝てるトレード方法を教えてくださいと依頼をされたんですよね。
でも、その方にもお伝えしましたが、完全にはじめてFXをはじめるという方にはトレード方法よりも大事なことがいくつかあるということをわかってほしいんです。
破産防止もそのひとつ。
今回はトレードの基本原則になる資金管理について書きたいとおもいます。
ブログランキングに参加しています。よければ読み始める前に、ぜひクリックをおねがいします。Ctrlを押しながらクリックすると新しいページで開けます👇(^^)
トレードの基本原則をたたきこめ!
破産を防ぐってすごく重要なことなんですよね。
なんでもそうですが、物事は経験則で上達していくものです。FXだってそうなんですね。
それなのに、途中で破産してしまったら続けたくても続けられなくなっちゃうわけですから。
多少負けが続いてもトレードを続けられる状態である限り、逆転は可能です。絶好のトレードチャンスのタイミングで資金が底をついていたら、トレーダーとしてこんなに悲しいことはありません。
絶対に避けるべきは機会損失。
破産防止はそのために絶対必要なトレードの基本原則です。そして、破産防止のためには自身のリスクリワードレシオの基準を常に設けておくことが大事なんです。
リスクリワードレシオっていったい何?
なにやらあやしげなこのワード。いきなりリスクリワードレシオなんて言われても海の者とも山の者ともわからないとおもいます。
リスクリワードレシオという言葉を分解すると、リスク=損失、リワード=利益、レシオ=比、です。
つまりエントリーした後の、利確までの利益と損切りした分の比ということですね。
例を挙げます。
ある月のドル円トレードを分析すると、利確できた1トレードあたりの平均の利益額が10銭分でした。一方、1トレードあたりの平均の損切り額は20銭分でした。
この場合、リスクリワードレシオは10割る20で「0.5」ということになるんですね。
リスクリワードレシオと勝率
比較のためにもう1つ例を挙げます。
別のある月のドル円トレードを分析すると、利確できた1トレードあたりの平均の利益額が30銭分で、一方1トレードあたりの平均の損切り額は10銭分でした。
この場合だとリスクリワードレシオは「3」になるんですね。
勝敗が五分五分のトレードであれば、リスクリワードレシオが「1」のときにプラスマイナスはゼロになりますよね。
この点に注目すると、さきほどのリスクリワードレシオ「0.5」のときは勝率が7割近くまでいかないとプラスになりません。
一方、リスクリワードレシオが「3」あれば、なんと勝率が3割でもプラスになるんですよ。
このへんはご自身でよく考察するなり計算するなりして数字を実感してみてほしいです。
よく「勝率9割のトレーダー!」なんて人のブログもあったりしますが、これって実はどのくらい稼ぐことができているのかは不明なんですね。
勝率9割でもどんどん資金を減らしてしまっているケースもあります。いわゆるコツコツドカンのトレードです。
破産確率を確認してトレードせよ!
いろいろなケースで計算していくと、プラスにするためにはだいたいどのくらいのリスクリワードレシオでどのくらいの勝率ならばいいのかというのがわかってくるとおもいます。
このへん、一覧表になっていたら便利なのになぁと思いません?
じつはそれ、あるんですね。
「バルサラの破産確率表」というものが存在するんですよ。
⇒重要!リスクリワードレシオ・勝率と投入量を考えた資金管理!その2 へつづく
Dakar
ためになった!という方はぜひ人気ブログランキングのクリックをおねがいします。Ctrlを押しながらクリックすると新しいページで開けます👇(^^)