こんばんは。今日は「ユーロドル中期視点」をテーマに書きます。
目次
Parityまで行くと言われていたユーロドル
上のチャートを見てください。今日時点のEURUSDのWeeklyチャートです。
去年の年度末あたりはやたらと「ユーロドルはパリティまで行くぞ」と騒がれていました。
だけど、実際は1.045あたりで下落がとまったんですよね。
なんだかんだ言われながらも
それからはWeeklyベースではずっとヨコヨコの状態です。
単純明快な「戻し」、「調整」として説明されるものやユーロのキャリートレードによる上昇。
逆にECBの政策が原因になったユーロ売りが主因の下落や、基軸通貨USD買いによるユーロドルのShort。
なんにしても一歩引いてみればだいたい1.05から1.15の間に収まってるんですよね。
みなさんのトレードスタンスは肉食系ですか?草食系ですか?
今、ユーロドルは堅実なトレーダーにとっては非常にやりやすい状況です。
いわゆる肉食系のトレーダーの方々は口をそろえて「おもしろくない」と言っています。笑
実際に他の通貨ペアと比べたらそんなに利幅をとれないですからね。
なぜ今ユーロドルは確実性があるチャートなのか
さて、ではなぜ今ユーロドルは堅実なトレーダーにとっては非常にやりやすいと言えるのでしょうか。
その答えは、中期~長期目線で見れば明らかな「レンジ相場」になっているという点です。
ドラギ総裁の緩和政策も一因
今、ユーロはECBドラギ総裁のスタンスから、積極的に買われる状況ではありません。
しかし、片やUSDも利上げを目の前にしてどんどん買われていくぞ、という雰囲気がないんですね。
なによりも、2014年後期の大幅な下げの直後とあっては、チャートはそんなにいっきに動き出しそうな感じがしないんです。
11月14日ユーロドル中期視点まとめ
さて、いかがでしたか?
今日はユーロドルを中期視点で見てみました。
なんといっても世界で一番注目されている通貨ペアがユーロドルですからね。
トランプ氏が新大統領となった今、はたしてUSDは買われていくのか? ユーロドルはパリティを目指すのか?
今後の展開に要注目ですね。
Dakar