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金と為替の相関をFXトレードに生かす方法|リスクオフ相場とは?

投稿日:2017年2月18日 更新日:

今も昔も金は投資家の間では頻繁に取引されています。

お金ではなくゴールドのことですね。

金ってさすが不変資産と言われるだけあって、持っててとっても安心なわけですよ。

金は埋蔵量が限られていて、且つ決まった量しかないので急に大量に生産されたりすることがありません。

希少価値があるんですね。

一方、通貨というのは変動相場の中で揉みに揉まれて相対的に高くなったり安くなったりを繰り返しているわけです。

この双方の特徴はFXトレードに存分に生かすべきなんですね。

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金と円相場の相関について

ドル円日足チャート
jpy1227

金の日足チャート
gold

金価格が、円高や円安といった為替市場の変動でどのように動くのかを見てみましょう。

円高になると、海外からの輸入品の値段が安くなったり海外旅行の料金が安くなります。

金も海外からモノを買うということで輸入品と同じように考えることができるんですね。

つまりFXをするにあたっては金が安くなれば円は売られるということなんですよ。

このあたり、具体的に分析していくとリスクオンとリスクオフの話になってくるんですね。

後述しますが、金というのはリスクオンのときは売られる傾向があるんです。

リスクオンのときは投資の対象をもっと利ざやのとれる株や通貨に移すからですね。

すこしややこしいですが、この場合の通貨というのは米ドルやポントになります。

つまり、ドル円で言えばドルが買われるので相対的に円が売られるんですよ。

為替相場が将来、どう動くのかを予測することは難しい問題です。

でもリスクオン相場とリスクオフ相場で明確に上昇が下落かの特徴があらわれる金のチャートというのは、常に監視しておく価値があるものなんですね。

米ドルと金のそもそもの話

金相場と通貨の関係における最も基本的で大切な値動きとなるのですが、金が買われる時と言うのはドルを売り金を購入するんですね。

つまり米ドル売りになるんです。

逆に金が売られる時と言うのは金を売って米ドルに変える事になります。

また、マーケット全体が経済失速等の不安を抱えている状況においては、金・米ドル共に購入されます。

リスクオフが進むと、古代エジプト王朝時代から高い価値を持ち、地球全体での埋蔵量が決まっている金は「世界の不変資産」と考えられ米ドルよりも金買いが進むケースが散見されるんですね。

実物資産であり、永久資産なんですね。

要は金はドルと逆相関の関係にあるんです。

ドルが下がれば、金価格は上がりやすい。

基軸通貨であるドルが売られるのは、アメリカの信用力が低下していることと同意です。

“有事の金” と言われるように、リスクオフ相場では避難通貨的に金に買いが集まるんです。

基軸通貨USDと金相場の歴史

次に金価格とドル相場の関係をもっと広い視点で見ていきましょう。

もともと世界の経済は、国ごとに異なる通貨の信用を金で裏付ける金本位制によって動いていました。

この金本位制により、政府が紙幣を発行する量(通貨供給量)に、一定の制限がかかっていました。

第二次世界大戦後のブレトンウッズ体制のもとでは、米ドルと金は金1トロイオンス=35米ドルの固定相場だったんですね。

35ドルを持って行けば、いつでも1トロイオンスの金と取り替えることができる兌換紙幣だったのです。

しかし、ベトナム戦争の重荷に苦しむ米国は、1971年にドルと金の定率交換を中止すると一方的に宣言しました。

ニクソンショックですね。

ニクソンショック以降、金とドルの関係は、その時の経済情勢によって変化する変動相場制になりました。

基本的に、ドルが安くなると金が買われ、ドルが高くなると売られる傾向があります。

金価格とドルは逆の動きになるということは先ほど書きました。

セオリーとして言えるのは米ドル高になると金相場は下落するということです。

世界の基軸通貨である米ドルは、取引量・流通量とも世界ナンバーワンの通貨。

ユーロや人民元のシェアが伸びてきてもなかなかその座は揺らがないんですよ。

米ドルを売却すると、代わりに何か他の通貨や資産を購入しなければいけません。

その一つとして選ばれる資産がゴールドです。

そのため米ドル売りは金相場上昇に繋がりやすいんです。

ユーロのキャリートレードとリスクオフ相場

ユーロドル日足チャート
EURUSD-DAILY

金の日足チャート
GOLD

さて、キャリートレードといえば少し前までは円キャリートレードが有名な存在で、円キャリーが世界的に市場を動かしてきたともいえます。

これは何より金利が安かったのが大きな理由ですが、2015年3月以降ECBがQEを実施してからユーロ圏ではマイナス金利の国も多く登場するようになりました。

この結果、資金調達はまずユーロで行ってそこから投資をする投資・登記筋が非常に多くなったんです。

円キャリーからユーロキャリートレードが主流の世の中になってきているわけです。

しかしこれが金が買われるようなリスクオフ相場になるとこれまでにない不思議な動きをするようになっているんです。

つまりキャリートレードの反対売買が一定の相場状況では顕在化するようになってきているんですね。

リスクオフのユーロ買いがお約束に

2015年8月24日株の暴落とともにドル円も下落し、クロス円も総じて円高にシフトしたことは記憶に新しい状況ですが、このときに1.17レベルまで飛び上がることとなったのがユーロドルでした。

ここまで上昇するのかと思うほどの値上がりでしたが、これを作り出したのがユーロのキャリートレードの巻き戻しという状況です。

つまりユーロで資金調達をして投資していたものを解除する場合にはユーロを買い戻す行動にでるため、ユーロ高が顕在化することになるんです。

たとえば、新興国の株に投資していたもののリスクオフ相場となり軒並みその新興国の株価が下落したとします。

そうなれば普通はいったん手仕舞おうとするものですよね。

となれば、新興国の株式を売って、そのお金で外貨売りとユーロ買いを行ってユーロを手にします。

それでユーロの借り入れを返済するといった流れになるんですよ。

さらに言えば自国通貨で金を買う投資家も増えていくようなイメージですよね。

これまでの動きからするとかなり珍しい状況ですが、マイナス金利がもたらす状況としてはかなり注目すべきものといえるんです。

こうした動きは米国の利上げ以降にも随所に波及することになりそうです。

まずドル高ではストレートにユーロドルは下落することとなることが予想されますが、株安でリスクオフになるとユーロが買い戻される局面も顕著になり、それなりの動きが継続しそうな気配となっています。

ユーロは本来ドルに対してはパリティにまで落ち込むのではないかと見られてきました。

実際は1.04以下にはならず、高値も限定的ではありますが、戻りをそれなりに試す局面も出てきそうで一方的に下落と考えるのはまだ気がはやそうです。

ユーロドルは他の通貨にも大きな影響を与える

ユーロドルはとにかく全通貨の24%を担う通貨取引ボリュームを誇っており、ユーロの動きは少なからず市場に影響をあたえることになるのは間違いありません。

利上げ前の段階では、利上げでドルが上昇すれば当然ユーロドルは下落することが予想されていました。

実際は極端にドル高の状態が続く感じでもなさそうですよね。

ここで重視したいのが利上げ以降の株価の動きであり、株価が想像以上に下落する方向性が明確になればユーロドルも当初の動きとは逆さまに動き始めることも考えておく必要があるということです。

中国の経済危機問題以降、ユーロも独特の動きをするようになっていますので、一方向に動くことだけを想定しすぎると全く異なる結果に直面することもありそうです。

そういう意味ではあらゆる可能性をシュミレーションして、自分の想定した動きではなくなってもひっくりかえして取引していくといった割り切りと冷静さが求められそうなんですよ。

その想定外の動きのひとつがリスクオフ相場であり、リスクオフ相場だと認識する方法のひとつが金のチャートだということですね。

ちょっと話が逸れますが、米国の利上げに関係する相場の動きはこれまでにはなかったことも顕在化させる可能性があります。

単なる利上げと考えずに相場の動きの変化をしっかりと捉えて、逆張りよりも順張りでついてく心がけが必要になります。

そのぐらい今回行われている米国の利上げは市場にさまざまな影響を及ぼしているんですね。

そういう意味ではオシレーター系のチャートが中期目線では機能しにくくなっているので、より頼りになるのはプライスアクショントレードです。

間違った方向に売買したと思ったら潔く反対売買を行う臨機応変さがもとめられる市場なんですね。

金と為替の相関、FXトレード まとめ

金は、基本的に持っていても金利を生みません。

そのため世界経済や政治が安定している時には買われずに価格は安くなるか、もしくは動かなくなります。

そして世界経済が不安定になれば、リスク回避の意味で「金が買われる=有事の金」ことになります。

ユーロも買い戻されます。

米ドルは、世界の基軸通貨であり、世界各国の政府や大企業はあらゆる形でドルを保有しています。

ドル安になればその資産価値は減るため、投機マネーはヘッジ先として他の通貨や資産にお金を動かします。

そのドルから逃げ出したお金のヘッジ先として「金(Gold)」が選ばれるんですね。

ただし、じつは必ずしも金相場とドルは逆相関になるとは限らず、金自体の材料やファンドの売買などで動き、ドルと金価格の関係が薄れたと言われることもあります。

でも日本円の避難通貨としての役割はまだまだ健在です。

さらに、キャリートレードにつかわれるユーロの特異性をシグナルとしてトレードする方法も今ではかなり有効です。

このへんは時代感覚も必要ですね。

クラシックスタイルを貫くのであれば金と円の相関をつかってトレード。

一方、最新のスタイルを取り入れるのであればユーロと金の相関をつかってトレード、といったところでしょうか。

ゴールドは、単なる綺麗で役に立つ商品ではなく、「通貨としての面」を持っているからこそさまざまな通貨の値動きと関連性を持ちます。

古来より唯一無二の資産と最大限の評価を与えられているくらいゴールドは、世界共通で不変の価値を持つ貴金属なんだってことがポイントですね。

ちょっと専門的な記事になりましたが、よく咀嚼して日々のトレードにぜひ生かしてください( ^^)v

Dakar

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