この記事ではエリオット波動について書きます。
エリオット波動は壮大なスケールのテクニカルというイメージですね。
それでいて短期のトレードで役に立つんだからかなりの優れものと言えます。
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目次
エリオット波動は相場の反復性に着目
エリオット波動の特徴は、ずばりその予測能力にあります。この点をおさえるとエリオット波動をトレードにどう生かすかが自然に見えてくるんですね。
さて、ではいったいどういう類の予測能力なのでしょうか? テクニカルのひとつに予測能力があるというのはどういうことなんでしょうか?
少しむずかしい言い方になりますが、エリオット波動は相場の反復性に注目しているテクニカルなんですね。
相場は繰り返すということを前提に、過去のパターンから現時点からのチャートの動きを高精度で予測するテクニカルなんです。
具体的にはトレンド方向性と転換点になります。
つまり、ダウ理論をベースにしたテクニカルがエリオット波動ということですね。
相場の転換点をも示すエリオット波動
トレンド相場でつかうテクニカル、レンジ相場でつかうテクニカル、というようにわかれがちな中、エリオット波動はチャートの転換点まで示してくれるんですね。
これはある意味かなり画期的なことです。
過去には実際に1929年の世界大恐慌や、1987年のブラックマンデー大暴落を見事に的中させて喝采を浴びたテクニカルなんですよ。
引用元:http://fx365.seesaa.net/article/
エリオット波動から導かれる値動きのイメージとしては、上昇は「W」、下降は「逆N」の字の形で動くというように記憶しておくと良いとおもいます。
この上の図でいう1波~5波が「W」、A波~C波が「逆N」ですね。多くのトレーダーがこのイメージをほぼイコール「エリオット」と呼ぶくらいです。
非常によく見るチャートのかたちですよね。
これがテクニカルのエリオット波動だ!
引用元:http://kabu-psychology.com/wp/
このチャートのかたちこそ、「相場にはサイクルがあり、値動きには一定のリズムがある」というエリオット波動論そのものと言えるんですね。
この上の図の意味がわかりますでしょうか? これ、さきほどの「上昇5波・下降3波」の基本形が中期視点でも大きくつづいているという状態なんですね。
さらに長期ではこの全体の山が1波と2波なわけです。
上昇5波下降3波を発見したエリオット氏
ちなみにエリオットって人の名前なんですね。昔、エリオットさんは発見したんですよ。こういう上昇と下降の波は一定のリズムがあるということを。
わりと多くの人がこういうなんとなくのイメージって持っているとおもいます。でもエリオットさんは大衆の3歩前くらいを歩いていたんですね。
なにをしたかというと、エリオットさんは過去のNYダウ平均をかなりくわしく分析したんですよ。
そして自分なりにかなりの手間暇をかけて、いわゆる「上昇5波・下降3波」というエリオット波動の根幹をなす値動きの周期を見つけたんです。
エリオット波動でのトレード方法
さて、エリオット波動の実際のトレードでの生かし方ですが、この予測能力に長けたエリオット波動でトレードをするにはただひとつのことを実践するのみです。
それは常に、「相場は今何番目の波の中にあるのかを考え、それに従ってエントリーする」ということです。
「上昇5波・下降3波」というのはあくまで基本形なので、実際の相場ではかなり崩れて体現されていたり、長いスパンや短いスパンがあったりします。
それを全体の相場環境認識をきちんとすることでうまく把握するようにつとめることが重要になってきます。
もちろん、他のテクニカルと併用するトレーダーも非常に多いです。
優位性があるエリオット波動の使用法
さて、いかがでしたでしょうか?
この記事ではエリオット波動について書いてみました。ちなみにエリオット波動は「他のテクニカルと併用する」ことも多いと書きましたが、そのひとつはフィボナッチPivotです。
フィボナッチPivotとエリオット波動の相性はとても良いんですよ。ぼくはこのフィボナッチPivotとエリオット波動のタッグは、トレードをするにあたってかなり優位性がある組み合わせだとおもっています。
具体的には、フィボナッチPivotの水平ラインで転換するイメージでEntryやExitをしていくというやり方です。
実践していく中でいろいろと学びとり、ぜひ高リスクリワードのトレードができるようになってくださいね(^^
追伸:
じつはエリオット波動には、自信を持ってトレードするために意識しておくといいことがあります。
その点について書いた記事なんかは、↑こちらですね。
ぜひ、合わせてチェックしてみてください(^^)/
Dakar
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