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意識的にスキャルピングを!
前回の記事の最後のほうで、ぼくは「スキャルピングをしようとして、FXができるということは、当該通貨ペアチャートの値動きに、一定の自信を持っていることを意味している」という旨のことを書きました。
この言葉の意味はちょっと深いので、はじめてこの記事を読んだ方は何がなんだかよくわからないとおもいます。
そういう方はぜひ上述のリンクの、前の記事を読んでみてくださいね(*'▽')
把握すべきは中期の相場環境
さて、話はこのあたりからです。
ぼくは、「トレード方法がスキャルピングなのは、短期的な相場環境認識に自信がないから」だ、とも書きましたよね?
このあたり、よく意味がわからなかった方も多いと思います。
この言葉については、「短期的な相場環境認識」に限定しているところがミソです。
そう、要は中期より長い相場環境については、わりときちんと「見えている」通貨ペアで、億トレーダーの方はスキャルピングをするということです。
逆に言えば、トレードする時間足のチャートよりも、ある程度長い時間幅で相場環境認識ができている場合に、スキャルピングをします。
そもそもですが、5分足や15分足の相場環境認識を完璧に把握できる人なんてこの世にいないので。
短期、中期、長期
ちょっと話が逸れますが、短期・中期・長期という言い方について、書いておきますね。
この表現はわりと証券会社によっても、他のトレーダーの方のブログによっても、言葉の定義がかわるので。
あくまでぼくのこのブログにおいてですが、短期・中期・長期という言葉の意味について、簡単にまとめておきます。
このブログのおいて短期・中期・長期という表現が出てきたら、こういう意味でとらえてください。
トレード方法 | 時間軸 | ホールド期間 |
ポジショントレード | 1か月~数年 | 長期 |
スイングトレード | 2日~3週間ほど | 中期 |
デイトレ(デイトレード) | 数時間~1日 | 短期 |
スキャ(スキャルピング) | 数秒~数十分 | 超短期 |
こんな感じですね。
似たような表はすでにこのブログで何回か載せてきたので、見たことがある方はいらっしゃるとおもいます。
主観的ですが、普通のサラリーマン的感覚だと、帰宅してビール飲みながら、常にホールドしている当該通貨ペアのチャートから目をはなさずにいられるスキャルピングが超短期トレード。
朝、出社するときに、「これは勝てる!」と判断してエントリーして、昼休みにこっそり利確するようなトレードは短期トレード。
数日を要する出張の往路でエントリーして、帰りの新幹線でビール飲みながら利確するのが中期トレード。
そして、四半期ごとの通貨ペアの特徴をなんとなくイメージできていて、4か月ほどホールドした後、Exitするようなトレードがポジショントレードですね。
あ、どれもぼくの行動パターンとして、認識していただいてけっこうです。笑
土日にトレードプランを練る意味
話を元にもどします。
つまりですね、中期よりも長い相場環境認識がなんとなくでも把握できているというのは、2日以上という時間感覚においてなんです。
「2日以上」ではありますが、実際は長くても1週間以内くらいですね。
ここの時間幅については僕だけじゃなく、裁量のスキャルピングトレーダーの方の多くが持っている時間感覚なんじゃないかとおもっています。
じゃあ、そういう相場環境認識って、いったいどんな方法でおこなっているんでしょうか?
知りたいのはここですよね。
すべての億トレーダーの方が同じ方法で相場環境を認識しているわけではありませんが、最低限ここは把握している、という内容について書きます。
材料が顕在化するとき
具体的に書きます。
この相場環境認識については、よくあるのが、「ある一定の材料が顕在化することがわかっているとき」です。
これはどういうことかと言うと、だいたいは経済指標の発表、要人発言の時間、ということになります。
たとえば週末に翌週の経済指標のスケジュールを確認していたら、木曜日の17:30にイギリスの経済指標の発表があることがわかったとします。
今までの為替ニュースやイギリスの現状の経済事情から、この指標でポンドチャートがある程度大きく変動することが予想される、なんてときですよね。
しかもポンドは殺人通貨。
通貨自体の特徴もあって、ここはあまりホールドしていたくない時間帯なわけです。
となると、この木曜日の17:30というタイミングが、その週にポンド絡みのチャートでスキャルピングするにあたっては、トレードのひとつの目安になるわけです。
チャートのかたちから判断して
もうひとつ書きます。
もうひとつは、「テクニカル要因でストップロスが発動すると思われるポイントが明確にあり、そのポイントが近づいてきているとき」です。
これは実際のチャート画面を見ていただくほうがわかりやすいとおもいます。
こんなときですよね。
これはAUDUSDの週足なんですが、この画面のように、わかりやすく水平線が引けるような相場展開になっているんですね。
このチャートを、リアルタイムで発見できたときははっきり言ってチャンスです。
なにかの材料でオーストラリアドルが買われる、もしくは米ドルが売られる、というようなことがあった場合、「お、AUDUSDはどうなったかな?」と反応することができますからね。
これが、このチャートを見ていない場合だと、ニュースを見てもただ漠然と「あー、豪中銀が政策金利を据え置きにしたんだー」とかしか思えないわけです。
ちなみに、ある国の中央銀行が、金融緩和の方向に舵をとっているときに、政策金利を据え置きにするという材料が出た場合は、その国の通貨は買われます。
これは、市場のムードが、「どんどん金利を下げていくことで、通貨はどんどん売られる」という感じになっているときに、「今回はやっぱりそのまま!」という判断を中銀がしたからです。
為替相場はインパクトで変動します。
故に、チャートは「そのまま」ではなく、金利が下げられない = 通貨が買われる となります。
覚えておきましょう。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
一応このシリーズ記事のテーマは、「秒スキャになる理由」で、内容的には相場環境認識の大切さにスポットライトをあてて書いているんですが、、、
どうも話が脱線することが多いですね。笑
かなり自由に書き進めさせてもらってます。
でも、あえて脱線することで話に幅を感じてもらえるかな、ともおもっていますので、どうぞそのへんご理解ください。
つまりは、言いたいのは「視野を広く持ちつつ、自分がホールドしている時間は短くすることで、理想的なリスクリワードレシオのトレードが可能になる」ということです。
どうでしょうか?
伝わっていますでしょうか?
うーん、まだまだぼくも表現力というか、伝える力がないなぁと感じます、、、(^^;)
次の記事につづきます。
Dakar
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