「RSI」とは、「Relative Strength index」の略称です。略称は言葉を分析していくとわかりやすいです。
順を追って解説していきますね。
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目次
RSIって、「相対力指数」なんだ!
日本語で Relative は「相対」、Strength は「力」、index は「指数」です。
つまり RSI は、「相対力指数」ですね。
一定期間における値動きの強弱を数値で表した指標になります。
RSIを算出する方法
上の式を見てください。
この式のとおり、RSIは一定期間の値上がり幅の合計を、一定期間の値上がり幅の合計と一定期間の値下がり幅の合計で割った数をパーセンテージ化したものです。
つまり、計測する期間の値上がり幅が大きければ大きいほど、この数式によってはじき出される数字は大きくなります。
このへんがオシレーター系指標、RSIの真骨頂です。
FXチャートとRSI
上の画面を見てみてください。これ、実際にわたしがトレードをしていたときの日時です。通貨ペアはユーロドルで15分足。
式で示した結果は、この画面のように0%をセンターラインにした線グラフのようなかたちで表示されます。
よく考えてみましょう。
過去の一定期間に勢いよく値上がっていればいるほど、この線グラフは上の方にいきますよね?
それは「買われすぎ」ということになるんですよ。
実際にRSIでトレード!
実際にエントリーしたのは上の黄色いマルのところです。ロウソク足だと矢印のところですね。
実際の場合ですと経済指標や時間帯などの相場環境を加味しながらトレードをするのでRSIだけの判断でエントリーするということはありません。
故に、わたしは上の日時のときは、画面の黄色いマルでのみエントリーしています。
RSIのすごいところ
ちなみに「RSIでのみ判断してトレードをする」ということをやってみても、この日の場合は上のようなトレードになります。
黄色が売りでのエントリー、水色が買いでのエントリーですね。
どうです?
これでもトータルでならばプラスになりそうですよね。さすがRSIです。
買われすぎ、売られすぎのライン
そうそう、一般的にはRSIで買われすぎのラインは70パーセント以上、売られすぎのラインは30パーセント以下と言われていますのでご参考まで。
画面でいうと赤の上下のラインです。
FXでRSIをつかうときの注意点
注意点としてはRSIはレンジ相場でつかうようにする、という点です。
上の式を見るとわかるとおもいますが、あくまでRSIは相場の強弱をあらわす指標なんですね。
強いトレンドが発生した場合には、まったく機能していないなんてこともよくあります。
たとえば大暴落があったときなどは、線グラフが下の0パーセントにべったりのままになっちゃうんですよ。
オシレーター系テクニカル、RSIのまとめ
さて、いかがでしたか?
オシレーター系指標の代名詞、RSIについて書いてみました。
ちなみにRSIには変動レンジからトレンドを判断したりするつかい方もありますが、上記のようなつかい方が一般的です。
はじめてRSIをつかってみるぞ!という方はまずは上記のようなつかい方をマスターしてみてくださいね。
Dakar
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