下落後の反転では、いったいどのようにして勝てばいいのでしょうか?今回は、逆張り戦略についての記事です。下落トレンドが終われば、上昇していく可能性がでてきますよね?でも、まさにそのタイミングで買うためには、どんな風に相場を見ていけばいいのでしょうか?ぼくは、この話に関しては、4つのチャートパターンやテクニカルを考えるとわりかしうまくいくんじゃないかと考えているんですね。ではでは、FXで使える逆張り戦略について、いっしょに考えていってみましょう(^^)!
ぜひ今日もクリックをおねがいします!ブログランキングに参加しています。Ctrlを押しながらクリックすると新しいページで開けます👇(^^)
目次
下落後の反転での勝ち方とは?
下落後の反転での勝ち方とひとことで言っても、さまざまなものがあります。
例えばラインをあらかじめ引いておけるならば、そのラインをキーにして逆張りするという手もありますよね。
世に存在するあらゆる逆張り戦略をすべて書き連ねることは到底不可能です。
なので、この記事ではシンプルに4つにまとめようと思うんですね(^^)b
必ずこの4つのうちのどれかを選ばないといけないというわけではありません。
でも、FXをはじめたばかりなのであれば、とりあえずこの4つを指針にしてみてもいいかなと思うんですよね。
何を以て逆張りと定義するかですが、今回の記事では
「ある程度限られた本数のローソク足」
で反転する展開での勝負を前提としたいと思います。
移動平均線のゴールデンクロスなんかは除外するってことですね。
また、フィボナッチの水平線なんかも省きます。
過去の相場動向に関係なく、あくまでリアルタイムのチャートから判断していく戦略をご紹介しようと思います(^^)
下落後の反転での勝ち方|ダブルボトム
ダブルボトムでの勝ち方。⁰⁰綺麗なダブルボトムは減ったものの、プルバックしてから買うっていう方法が最近の流行りです。
ラインブレイクと同じで、いったん振り落とされるのを待つべきなんですね。
クオンツ勢やAIのワナにかからないためには、このタイミングがベストです。
これ、真面目な話。 pic.twitter.com/GIliRtcd3Y
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) March 20, 2022
まずは、ダブルボトムですよね。
ダブルボトムは、底入れを示すチャートパターンのひとつです。
読んで字のごとく、2つの底ということですね。
つまり、2回底をついたら後は上がっていくでしょ、と考えるといいかもしれないということです。
もうちょっと丁寧に書きましょうか。
2回目の下落が1回目の底を下抜けなかったのなら、これはもう相当強い下落圧力がないとそれ以上は下落しなそうですよね?
こういうのを、FX用語では
「底堅い」
って言うんですよ。
現代為替相場のダブルボトムにおいては、いったんプルバックを待ってから買うのがテッパンです。
上のツイートの通りですね。
この点も、よく覚えておきましょう。
ちなみに、ツイートの絵ではBのポイントに合わせてネックラインを引いているように見えますが、これは
「谷の深さ分の値幅で利確するといいよ」
ということを言いたいだけです。
Bのポイントに合わせるのは、後述のミドルピークの考え方になります。
下落後の反転での勝ち方|トリプルボトム
次は、トリプルボトムです。
チャートが下落して安値をつけた後、反発したとしますよね?
そしてまた落ちて、1回目の安値より下落したとします。
その後また反発して、さらにもう1回下落するんですが、今度は1回目の谷より高い位置で反発。
こうなった時は、トリプルボトムをイメージすると優位性を得ることができるってことですね。
2回目の下落で安値を更新するのが、ダブルボトムとの大きなちがいです。
じつは、トリプルボトムって、ヘッドアンドショルダーの逆バージョンと全く同じようで同じではないんですよね。
このあたり、もしかしたらひと昔前の認識のままでいた人もいるかもしれません。
少し前までは、トリプルボトムとヘッドアンドショルダーは完全に上下のシンメトリーという解釈が主流でした。
でも、現代為替相場では今書いたとおり、最後の谷が一番浅い絵になるという見方になってきています。
こういう情報、すごく大事なので覚えておいてください。
最新の相場分析の傾向も、日々刷新していかないと置いていかれてしまって、急に勝てなくなったりするので。
下落後の反転での勝ち方|一目均衡表
ユーロドル 、注目のテクニカル。
現在、ドルストは全般的に週足が転換期の様相。
そう言いたくなる根拠のひとつが、一目均衡表というテクニカルです。
雲を抜けるとトレンド発生とされますが、今、このかたちがかなり綺麗。
コロナが起爆剤になり、いよいよ上昇?といったところですよね(^^) pic.twitter.com/WozwbddJyF
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) July 19, 2020
そして、テクニカルでは一目均衡表ですよね。
いわゆる、雲抜けです。
このツイートなんかは、決してオーバーでなく、歴史的な局面をとらえたものでした。
ECBとFRBの対照的な金融政策の影響から、ずぶずぶと沈み込むだけの展開だった当時のユーロドル。
そのユーロドルがコロナショックを経て、いよいよ上昇していくまさにその上がり際で、ぼくはこのテクニカルを出したわけですね。
テクニカルは、使い時を心得ていることも重要ですよね。
この後、このチャートがどうなったかは、みなさんご存じのとおりなわけです。
一目均衡表については、↑この記事にくわしく書いています。
この記事では一目均衡表について総括的に書いたので、下落後の反転で稼ぐやり方についてももちろん書いています。
まだ読んでないという方は、ぜひ読んでみてください。
きっと、勝つための気づきを得ることができると思いますよ(^^)b
下落後の反転での勝ち方|ミドルピーク
ミドルピークって、知ってますか?
例えば、下落トレンド抵抗線を上方向にブレイクした時。
わりとするすると上昇していった時なんかは、この水準に水平線を引くといいです。
ある程度上がってからプルバックでミドルピークラインまで下げたら、その時がチャンス。
ガツンと勝てる技の1つです(^^)b pic.twitter.com/NTcIYi4bgp
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) December 24, 2021
そして最後は、ミドルピークです。
この相場解釈は応用的且つ、ちょっと玄人的な判断かな。
でも急こう配の相場ではわりと使えるチャートパターンなので、覚えておいて損はないです。
ミドルピークでは、上のツイートのとおり、プルバックの底を見定めるための水平線が引けるのがトレーダーとしては助かりますよね。
ブレイクアウトでエントリーするときも、最終的には
「プルバックで買おう」
とか考えるわけじゃないですか。
でも、いかんせん、その一番肝心な判断のポイントって、わりとリアルタイムではあやふやだったりするんですよ。
けっこうよくありがちなのは、迫りくる経済指標の時間が気になって、結局買えないまま目の前でどんどん上昇していくチャートを眺めるだけになってしまう、とかで。
ミドルピークで良いのは、そのポイントにビシっと水平線を引けるってところです。
なぜビシっと引けるかというと、反転の際の山の頂上を通るように引くという明確なルールがあるからですね。
ミドルピークの判断をするには、より鋭く、しかもかなり早い段階で反転のシナリオを描き切る必要はありますけどね。
もしその時の相場観に自信が持てていて、この水平線が引けるタイミングがあれば、ミドルピークもぜひ試してみてください(^^)
下落後の反転での勝ち方|まとめ
さて、いかがでしたか(^^)?
今回の話は、相場分析の結果、反転するシナリオを描いた時に買うタイミングを考えるために有効活用してもらえればと思います。
言い方を変えると、あくまで環境認識を終えた後に役立つ話ってことですね。
きちんと分析をやりきっていれば、相当に役立つテクニックです。
ぜひ、ご自身のトレードに生かすようにしてくださいね。
そうそう。
どんどん書いていたらリンク貼るのを忘れてたことに気づいたので、最後にヘッドアンドショルダーの記事↓もご紹介しておきます。
ヘッドアンドショルダーで稼ぐ|トレードのタイミングを会得しよう!
この記事なんかは、トリプルボトムの話を咀嚼する時に、ぜひ参考にしてみてください。
ヘッドアンドショルダーは上昇が終わるタイミングのチャートパターンですよね?
現代為替相場で上昇が終わるタイミングを見定める時は、あくまで常にひとつ前の山とだけ対比する傾向が強いんですよ。
つまり、Lower High ですね。
このへんが、トリプルボトムとのちがいを考える際に意識してみてほしいポイントかなと思いますよ(^^)b
追伸:
今回の記事は、通貨ペアを限定せずに、一般的な逆張り戦略をご紹介しました。
でも戦略って、条件を限定していくと、それだけ勝率の高いトレードができるものなんですよね。
その点、この記事↑なんかは、ドル円という通貨ペアにおける反転予測のワザをご紹介しています。
ドル円なんかは、水平線と非常に相性がいいんですね。
もしよければ、合わせてこちらの記事にも目を通してみてくださいね(^^)
Dakar
もしためになったならば、ぜひ今日もクリックをおねがいします!Ctrlを押しながらクリックすると新しいページで開けます👇(^^)