FXのレンジ相場の攻め方を考えていきましょうか。FXのレンジ相場って、つまりは動かない相場です。動かない相場を攻めていくには、それなりにコツがありそうです。それはいったい、どんなことなのでしょうか?今回は、FXトレーダー視点で、一般的によく言われているレンジ相場の攻め方について書いていきたいと思います(^^)
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目次
レンジの攻め方|その1
一般的なレンジの攻め方。
まず短時間足でレンジを見極め、支持線と抵抗線を引く。
水平線でなくても可。
資金効率を考え、支持線付近からローソク足が上がり始めたらエントリー。
ストップロスは支持線の下。
利確は抵抗線そのものではなく、抵抗線の手前。
レンジ幅内ではずっとホールド。 pic.twitter.com/miEI2VQgWf
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) February 2, 2020
レンジの攻め方、なんですが。
動かない相場で一般的によく勝つことができると言われている方法って、大きく分けて2つなんですよね。
まずは、上のツイートのような戦略です。
これは、ローソク足チャートへ直接ラインを引いて、トレードチャンスを考えていくやり方ですよね。
FXのレンジをラインで攻める
このへんの情報に関しては、投機筋のクオンツ運用の指針などが全体的に大きく変わったと言われている2010年以降の比較的新しい個人戦略の教科書的な話になります。
だいたい2010年以前のやり方とは、うって変わったやり方なので、よく把握しておくようにしてください。
と言っても、やり方自体はとてもシンプルです。
くわしい説明はツイート内容そのものなので端折りますが、ひとつだけこの個人戦略の特徴を書くとすれば、「TARGET BEFORE RESISTANCE」である点ですよね。
買いポジションを決済する話なのであれば、抵抗線に到達したところで利確するのではなく、「抵抗線に行き着く前に利確しましょう」、というやり方である点は、ひとつのポイントになってくるかなと思います。
ちなみに、↑この記事でもラインで攻める方法を書いています。
この記事は、チャネルラインの話ですよね。
実際のトレードの話を書いたので、こちらもぜひ読んでみてください(^^)
レンジに対応するAIを攻略しよう!
ところで、ですが。
これ、なぜ抵抗線までたどり着いてから利確するというルールではないんだとおもいます?
それは、最近なんかは対人工知能戦を考慮に入れた事情ですよね。
自分が、
「この相場はレンジだ」
と解釈してエントリーしたポジションを決済したいのは、自分だけではない、という可能性はけっこう高いんですよ。
自分が決済したいタイミングはまわりの多くのトレーダーも同じように待ち構えている可能性が高くて、それは機関投資家だって同じかもしれないわけです。
もしそうならば、抵抗線付近では何が起こる可能性が高いのか?
これは言わずもがな、多勢の利確による逆行ですよね。
そうなる前に、利確してしまったほうがいい、という考え方が、この「TARGET BEFORE RESISTANCE」という説明に行きつくわけです。
レンジの攻め方|その2
レンジで勝負するにしても、ローソク足の法則を使っていくという指針は有効です。
買いのシグナルで買う。
売りのシグナルで売る。
この、当たり前の作業をいかに粛粛と続けていくかなんですよね。
意外とこの単純作業が続けられない方も多いです。
ブレずに、やっていきたいものですよね(^^)b pic.twitter.com/tmGTPeyQOA
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) January 1, 2020
さて、FXのレンジで一般的によく勝つことができるといわれている方法、その2です。
その2は、オシレータ系テクニカルで頃合いを見計らって、実際のエントリーはプライスアクションで判断していくやり方ですよね。
この場合のオシレータ系テクニカルというのは、RSI、ストキャスティクス、RCI、ウィリアム%R、サイコロジカルライン、CCIなどになります。
オシレータ系テクニカルについては、↓こんな記事を書いていますので、読んでみてくださいね(^^)
オシレータ系って、サブウインドウに表示されるテクニカルのどの場所で売買していくかという視点で考えていく場合、2パターンあるんですよね。
ひとつは、テクニカルの上下、つまり、買われ過ぎ、売られ過ぎのゾーン、またはラインを売買のタイミングと考えるパターン。
もうひとつは、テクニカルのセンターに引くラインを売買のタイミングと考えるパターンです。
どちらでエントリーするかは、選ぶテクニカルによって変わる、ということになります。
ドル円1時間足トレードの話
そういえば、ドル円ですが。
がっつりロット投下できました(^^)?
金曜日の朝につぶやいてた話ですよね。
レンジでの逆張りトレードは、
①チャートにラインを引く
②テクニカルを使う
この2択が基本です。
今回なんかは、どっちも有効でしたよね(^^)b pic.twitter.com/8XifdwtF7a
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) July 19, 2020
この時のツイートなんか、今回のレンジエントリーの話を、端的にまとめてますよね。
そうそう、ぼくは、よくツイッターを「FX雑記」としてつかってます。
↑よければフォローしてみてください(^^)
それで、このときなんかは、明らかにローソク足チャートに2本の水平線が引ける相場で、且つRSIも使えた展開だったわけですね。
ここまできれいなチャート形状は、普通はあんまり出現しないんですけどね。
なのでコンスタントに勝ちを積み重ねていきたい場合は、ラインかテクニカル、どちらかのみで十分なので、どんどんトレードをするようにしてみてください。
なるべくエントリーのタイミングには、たくさん遭遇したいですよね。
なせならば、そのほうがより利益を積み増していけるからです。
エントリーのタイミングを増やしていくためには、ひたすら手を動かしてたくさんのチャートを視認し、たくさんのテクニカルをたくさんの時間足で試してみるのみです。
なんだかんだで、それが一番の近道ですからね。
多くのチャート展開を確認することで、リアルタイムの相場観も養われていきます。
これをしないで、勘だけのトレードを続けていても、全く腕は上がっていきません。
がんばりましょう(^^)
そうそう、上のツイートの話はドル円ですが、もちろんこのトレードスキルは、他の通貨ペアでも使えます。
FXユーロドルトレードでつかうべきテクニカル|秘伝のワザも!
この記事↑なんかは、ユーロドルのシリーズ記事のひとつですよね。
ユーロドルで役立つテクニカルって、ポピュラーなテクニカルなわけですが、その中のひとつとして、この記事ではRSIの使い方を紹介しています。
つまり、ユーロドルなんかでもレンジ攻めをしていくことができるんですね(^^)b
レンジは相場の7割
なぜ今回はこんな記事を書いたかなんですが、レンジ相場ってじつは為替相場の7割を占めると言われているんですね。
これは、現代の為替相場というのは、通常は当局の政策によってほぼコントロールされているからなんです。
Under Contorol となっている時間が長ければ長いほど、相場はボラティリティがない状態がつづくわけで、それがすなわちレンジ相場になるということですね。
この傾向というのは、今後もつづくと言われています。
というのは、人工知能の台頭などによって、相場にはますます厳しい管理の目が行き届くようになってきているからです。
トレードって、時代の流れに合致した技法を選ぶべきなんですよね。
一昔前までは、荒ぶるチャートに豪快に飛び乗っていくようなトレードがもてはやされた時期もあったそうです。
でも今は、ちょっともうそんな時代じゃありません。
ドッドフランク法など、適切な法整備が進められてきた現代においては、レンジ相場にも積極的に参戦していったほうが、トータルの収益は多くなるという統計も出ています。
ちょっとした利幅に見えるかもしれませんが、結局はそういう時の稼ぎが過去の負けを相殺してくれることになったり、未来の負けに対するリスクヘッジになったりもするんですね。
「なんだか冴えないつまらなそうな相場だなぁ」
なんて言わないで、今回書いたレンジ相場での振舞い方を糧にして、ぜひレンジ相場トレードにもトライしてみてください(^^)
レンジの攻め方|まとめ
さて、いかがでしたか?
今回の記事は、
↑この記事に書いたことと非常に関連性があるんですよね。
上の記事でぼくは、
「限られた時間しかチャートを見ることができない生活環境の自分にFXは向いてない、とは考えるべきじゃない」
という趣旨のことを書きました。
そして、レンジ相場は相場の7割を占めるということも書きました。
これはつまり、さまざまな通貨ペアをきちんとひとつひとつ見ていく体制を整えていれば、レンジ戦術はほぼいつでも有効ということになると思いません?
ぜひ、貪欲な気持ちで、レンジトレードに取り組んでみてください。
これまでまともにレンジトレードをしたことがなかった場合、やってみると相場観が変わると思います。
まず、エントリーチャンスが2倍にも3倍にも増えます。
そうすると、自然とPDCAの循環が早くなるんですね。
そうなったら、しめたものです。
PDCAが早くなるってことは、成長のスパイラルが早くなるってことです。
レンジ攻めを覚えたら、一足飛びに常勝トレーダーへの道を駆け上がっていけるかもしれませんよ(^^)
Dakar
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