はじめてFXに取り組むという方にはぼくはスキャルピングをおすすめしています。
それは正しい相場環境認識を持つようになるための最短ルートがスキャルピングだからです。
正しい相場環境認識を持つようになるためにはPDCAサイクルを早く回す必要があります。
故に超短期トレードのスキャルピングが最良の選択なんですね。
でもそもそも、なぜトレードスタンスを固定化する必要があるんでしょう?
今回はそのへんについて説明していくイメージで記事を書いていこうとおもいます。
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トレードをするにあたって
突然ですが、みなさんはトレードをするにあたって以下の質問に即答できますか?
FXをするにあたって自分が限定される時間的条件は何なのか?
性格的に一時的な損失を許容できるのか?
FXで稼ぎだしたい最終目標金額はいくらなのか?
それはいつまでなのか?
スタートの自己資金はいくらなのか?
専業が目標なのであれば、いくらの資金でいくらほどの利益を月額ベースで上げていきたいのか?
スタンスを変えるべからず
FXをするにあたってこのようなことを決めたり認識したりしておくことは非常に重要なんですね。
こういうことが固定されることで、次にトレード方法を決めるというステップに移行することができるからです。
はじめてFXに取り組む方は、最初はある程度決められた条件下で一定のルールを守ってトレードをすることがとても大事なんですね。
それは相場が常に変化しているものだからです。
最初の頃というのはうまくいかないことも多いでしょう。
これはFXに限らず、どんなことでもそうだとおもいます。
そんな中、常に変化している相場に対して、うまくいかないからと言ってコロコロと自分のスタンスを変えていたら、ますます相場というものがわからなくなるんですよね。
かと言って傍観しているだけじゃ相場を理解できず、トレードも上達しません。
相場を理解するには小ロットでもどんどんトレードをしていくほうがいいんです。
つまり相場に参加し続けるということですね。
トレードを川下りに例えて
どうでしょう?
このあたりの話はぼくのトレード仲間が最近印象的なことを言っていたのでちょっと紹介したいとおもいます。
「 FXは体感することが大事だな。
で、まったくの素人時代っていうのはある程度負けても自分の取引姿勢を変えないほうがいい。
なんでかっていうと、相場は川みたいなもんだから。
日によって激流のときもあれば水位が地味に上昇したりする日もある。逆に低下するときもある。
寒ければ凍る。
トレードはこういう川に手製のイカダを浮かべるゲームみたいなもんだとおもってる。
ゲームのルールはこう。
まずは上流のA地点で川のド真ん中にイカダを浮かべる。
イカダの形、大きさは自由。
自分はそのイカダに乗るんだけど、基本何もしちゃダメ。
つまり乗ってるだけで、漕いだり、方向をかえるような行動は禁止。
そしてゴールは下流のB地点。
この下流のB地点の時点で川の右岸側か左岸側か、どっちにイカダが浮かんでいるかを賭ける。
こういうルール。
このゲームで、どうにか毎日安定して勝つことができるようになりたいんだけど、川の状態っていうのは当然いつもちがうわけだ。
そういう条件の中で、まだどういう風に予想すればいいのかわからないのに、毎日違う川の状態に対して今日はこの大きさのイカダ、今日はこの形のイカダ、と変えていたら、川の変化を感じ取れないと思わないか?」
どうです?
なにか感じることはないでしょうか?
書きやすいので本人が言っているまま書いてみました( `ー´)ノ
環境は常に変化しているもの
あくまでこの話は、話の流れ的にはちょっと違う趣旨の話をしていたときのものです。
なので、この記事の話を前にすすめるためにぼくから補足したいとおもいます。
つまりこのぼくのトレード仲間が言う川というのは為替相場なわけです。
そして川の状態の話ですが、たとえばその日は激流になっていたとするじゃないですか。
激流の原因は、前日台風があった影響とか、上流のダムで放流があったからとか、いろいろあるわけです。
このゲームをトレードにあてはめるとすると左右のどちらかが利確でどちらかが損失ということになりますよね。
そういう意味では風向きなんかもとても重要ですよね。
川の左右どちらからの風がより強いのか?
非常に気になるところです。
また、イカダの形や大きさは自由というルールなので、逆に迷います。
帆をつけるにしてもそのつけ方が問題ですよね。
そもそも川底の形状によって、ほぼ左右どちらかに行くかは決まっているのかもしれません。
ちなみにこのぼくのトレード仲間はFXでデイトレをしている人なんですが、この川は時間の流れと一緒に流れているベースだぞ、と言ってました。
つまりおなじスタート地点には二度と立たないわけです。
毎日はじめてのスタート地点からなんですね。
一方が常に同じだからこそ変化の詳細がわかる
もうちょっと続けます。
つまりですね、この話の、今日はこの大きさのイカダ、今日はこの形のイカダ、というあたりの話が、コロコロとトレードスタンスを変えてしまうということを意味しているんですよ。
具体的に言えば今日は東京時間でユーロドルを5ロットでデイトレード、明日~週末くらいまでAUDJPYを10ロットでスイングトレード、そしてほぼ同時にドル円のロングポジションを20ロットでポジショントレード、というような感じです。
これはかなり極端な例ですが、話の方向としてはこういうことです。
時間も時間軸も、通貨ペアも投入量もすべてちがいますよね。
一方、こういうことをしている間にも相場環境は変化しているわけです。
どんどん変化していく相場環境にはじめて参加する人の目的が、「相場で勝ち続ける」である場合。
その場合は、勝ち続けるために相場環境を理解しなければなりません。
なのに自分自身が常に変化してしまっている故、相場を正しく理解することができないんですね。
これだけでだいぶ話が長くなってしまいました。
つまりは、だから最初のうちはまずは「時間軸が短いスキャルピングというやり方で小ロット」という一貫したスタンスでやってみることをおすすめしているんです。
時間軸が短いやり方を選ぶ理由についてはPDCAサイクルを早く回せるからということで、以下の記事で書かせていただきましたね👇
FXでスキャルピング|不鮮明な為替の値動きにうってつけのトレード
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
FXの腕を磨いていくにあたって、なぜトレードスタンスを固定化する必要があるかという点をご理解いただけましたでしょうか。
これは「基本が大事」というような古典的な話でもなく、「反復練習が大切」とかいうストイックなコーチングでもないんですね。
ただ実直に「最短距離で相場で稼げるようになるためにはどうしたらいいか?」ということを、ぼくが突き詰めていった結果なんです。
この記事を読んでいただいたみなさんであれば、なぜビギナーズラックというものがFXではよく言われるのかもわかるのではないでしょうか。
あれは話は簡単です。
偶然にもはじめて川にイカダを浮かべたその日が、天気も良く水嵩もちょうどいいポカポカ陽気の日だったんですよ。
しかも風向きが明らかに右から左に吹いていれば、誰だって「左」に賭けます。
でも、日本人ならばわかりますよね。
四季の変化、天候の変化は、いつか必ずやこのゲームをする人にイカダの大きさや形を再考させることになるんです。
その日に備えて、とりあえず今はひたすら同じイカダだけ浮かべ続けることで、日々の環境の変化を肌感覚で認識できるようになりましょうよ。
Dakar
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