FXをするにあたって、絶対に破産しない方法があればだれでもその方法でトレードしたいものですよね。
でもFXってあっという間にお金がなくなってしまうようなイメージもあるものです。
「FXって常に破産と隣り合わせでこわいイメージしかない。」
そういう方は実際にかなりいるとおもいます。
いかに破産をしないでトレードを続けることができるか?
これはFXで継続的な利益を得ていくためには避けては通れない命題です。
資金管理の重要性を常に認識しながらトレードを続けなければなりません。
今回はFXをするにあたって絶対に破産しないでトレードをする方法について書きます。
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目次
FXで破産を絶対しないでトレードをする方法 ステップ1
絶対に破産をしないでFXトレードをする方法を会得するためには、まずはレンジ相場とトレンド相場の見極めができるようになることが条件になります。
為替の世界では基本的に70パーセントがレンジ相場だと言われているんですね。
これは方向性のない相場のことです。
たとえばスキャルピングやデイトレードベースであれば、ドル円で東京時間を狙うとレンジ相場でトレードできることが多いです。
また、深夜の時間帯もレンジ相場になりやすいです。
日足ベースであれば大きな材料がない時期がレンジ相場になる傾向があります。
一方、トレンド相場ですが、これは相場に強いトレンドが発生している状態を指します。
1日でトレンドが発生することが多い時間帯はなんと言ってもロンドン時間です。
アジア時間の方向性のない状態からいっきにヨーロップ勢がたたみかけてくる傾向があるんですね。
中期ベースではたとえば中央銀行が政策転換を発表したときなどはトレンドの初動をとらえるチャンスになります。
FXで破産を絶対しないでトレードをする方法 ステップ2
今はトレンド相場だ、今はレンジ相場だ、という見極めができるようになったら、次のステップです。
次のステップは資金管理の意識を強く持つということです。
これは具体的な作業を伴うものではありませんが、ある意味トレードをする上で一番大事なものかもしれません。
この資金管理の意識を強く持つということに関してはこちらの記事に関連する話が書いてあります👇
重要!リスクリワードレシオ・勝率と投入量を考えた資金管理!その1
重要!リスクリワードレシオ・勝率と投入量を考えた資金管理!その2
重要!リスクリワードレシオ・勝率と投入量を考えた資金管理!その3
全部で3記事にわたって書いているので、ここでは要点をまとめておきますね。
この全部で3回にわたる資金管理についての記事はつまり、リスクリワードレシオは1.2~1.5くらいが良くて、投入量は損切りの割合から設定しよう、というものでした。
これはこれで普段のトレードのために重要な指標として認識しておいてください。
でも、今回はさらにディフェンシブな話です。
破産確率を安全第一のトレードベースで考える
上のバルサラ破産確率表を見てください。
これはリスクリワードレシオと勝率のバランスを軸にして破産の確率を表にしたものであることは上述の記事で書いた通りです。
今回注目したいのは上の赤マルの部分なんですね。
この赤マルのエリアこそが破産を絶対しないトレードをしようとするときに意識すべき方向性になります。
つまり損益率は低いけれど、勝率を最優先で考えてトレードするということです。
言い方を変えます。
勝率を追求するとどうしてもトレード1回ごとの収益というのは低くなるんですよ。
でもそれだけにマイナスを出す回数は劇的に減ります。
ちょっとでもエントリー方向にチャートが動こうものならばすかさず利確するわけですからね。
継続可能で安定したトレードのためには必ずしも高い勝率だけが必要なのではありません。
されど、とにかく安全第一のトレードをしたいのであれば、勝率にとことんこだわるべきなんですね。
ちなみに投入量は常に1ロットのみのエントリーにすると良いです。
FXで破産を絶対しないでトレードをする方法 ステップ3
さて、具体的に考えていきましょうか。
レンジ相場とトレンド相場の見極めができるようになったら、資金管理の意識をきちんと持ちつつ、いよいよトレードです。
トレードの方向性はとにかく小さな利益を積み重ね続けるというものです。
そのための手段としてスキャルピングで相場に挑みます。
なぜスキャルピングなのかというと、ホールドする時間は短いほうがよりリスクヘッジになるからです。
FXで破産を絶対しないでトレードをする方法 ステップ3-1
上のチャートを見てください。
このチャートを見てまずはトレンド相場だと判断できたとしましょう。
トレンドが発生していると判断する方法はテクニカル要因、経済指標や突発的なニュースなど様々ですが、ここではくわしい説明は省きます。
マルはそれぞれ緑がEntry、紫がExitです。
➀のトレードが今回目指している破産をしないトレードの模範です。
要はトレンド相場ならばトレンド方向にエントリーして、利益がのったらすぐ利確するんですね。
やり方としてはいたってシンプルです。
ただこのシンプルなやり方を、前述のようなことをすべて踏まえてやる必要があるのでちょっと難しく感じられたりするんですよね。
でも全然だいじょうぶです。
自信持っていきましょう。
さて、トレンドに沿ってこのシンプルな方法で常にトレードチャンスをうかがいます。
➁などは完全に逆張りなわけです。
こういうトレンド相場における逆方向への突発的な動きというのは絶好の逆張りのチャンスです。
そして➂ですね。
この➂のときのようなトレードができるか否かが重要なポイントのひとつです。
FXで破産を絶対しないでトレードをする方法 ステップ3-2
このチャート画面は前述の➂の時間帯をもっと短い時間足で見てみたものです。
このときの場合はだいたいお昼の12:30から15:00くらいの時間です。
1ロットでエントリーしているのでそんなに大きな損失を抱えてはいません。
でも、まだこの日は2回しかトレードしていないので日ベースではこのオレンジの枠内でちょこちょこマイナスの収支にもなっているわけです。
こういうのが気持ち的に踏ん張りどころなんですよね。
精神衛生的に今現在がプラスなのとマイナスなのでは大きく違うものです。
ではこのときふと思い浮かぶような「ひょっとしたら今がトレンド転換期なのでは?」という感覚を持たずに、きちんとホールドし続けるためには、どのような判断をすべきなのでしょう。
この場合はそれはロンドン時間にさしかかっているという事実です。
この時間帯に一定の方向にチャートが動き始めたら、夕方くらいまでは転換することはあまりないんですね。
こういう感覚が身についていれば、とりあえず監視を続けつつも落ち着いてホールドし続けることができるわけです。
FXで破産を絶対しないでトレードをする方法 ステップ3-3
➂ですが、案の定15:00くらいに大きな陰線が出て下落方向にブレイクしました。
このときも破産をしないトレード方法としてはすかさず利確することが重要です。
いつまた上昇するかわかりませんからね。
そして常に正しい相場環境認識を持ちながらトレードを続けます。
➃のような時間帯のトレードのやり方はポジポジ病のような印象を持つかもしれませんが、きちんとしたエントリー理由があれば一定の時間内にどんどん集中的にトレードすべきなんですね。
実際にぼくも結果的に大きな利益を生み出していたのは、こういう限定された時間軸の中の集中的な秒スキャだったりすることが多いです。
そして最後、➄ですね。
この➄のトレードはこのチャート画面内のトレードの中では唯一損切りになっています。
このへんがリアルなところです。
このトレード方法でトレードをするということは最後は損切りになる可能性が大きいということを覚えておきましょう。
そういうものなんだと納得のいく認識を最初から持てていれば、変に落ち込むことはありませんからね。
なぜ損切りで終わることが多くなる傾向があるのかはぜひご自身で考えてみてください。
今回の例ではトレンド相場だという前提でトレードを開始しましたよね。
このあたりがヒントです。
FXで破産を絶対しないでトレードをする方法 まとめ
さて、いかがでしたか?
今回はFXで破産を絶対しないでトレードをする方法について書いてみました。
最後は少しモヤモヤするようなところで筆をおいた感がありますが、考えることも大事なのであえてこういう終わらせ方にしました。
最後に損切りになってもそれまでの相場で十分合計ではプラスになっていることはわかるとおもいます。
むしろこういう終わり方になるという前提で、なるべく稼げるときに稼いでおくことが大事なんですね。
ぼくはこのトレード方法でトレードをするときはレンジ相場にしろトレンド相場にしろ、損切りで終わることが本当に多いです。
要はレンジ相場の終わりはトレンド相場のはじまり、トレンド相場の終わりはレンジ相場か逆方向へのトレンド相場のはじまりってことですね。
う~ん、これさっきの投げかけに対して、ほぼほぼ答えですね。笑
Dakar
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