最近FXをはじめたという方、ボラティリティーってなんだろう?って思うことがありませんか?最初の頃って、いろいろなことを調べたりすることが多い中で、ちょっとよくわかんない言葉にでくわすことがわりと多いんですよね。ボラティリティーというワードも、そのひとつなんじゃないかなと思うんですよ。実際、ボラティリティー絡みのお問い合わせをいただくことは多いです。なので、今回はボラティリティーについて記事を書いてみることにしました。果たして、ボラティリティーとはいったい何なのか?とにもかくにも、まずは書き始めてみますね(^^)b
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ボラティリティーとは?
ボラティリティーって、価格変動の度合いを示す言葉です。⁰⁰「ボラティリティーが大きい」⁰⁰というのは、そのチャートの価格変動が大きいということ。⁰⁰「ボラティリティーが小さい」⁰⁰というのは、そのチャートの価格変動が小さいということ。⁰⁰FX用語の確認まで(^^)b⁰⁰#FX初心者の方々へ pic.twitter.com/KfsFaK6Pdt
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) June 13, 2022
結論から先に書くと、ボラティリティーとは
「時間あたりの価格変動の幅」
のことです。
たとえば、ドル円が1週間で139円から140円になったとしましょうか。
そしてその次の週に、今度は140円が145円になったとします。
この場合、
「ボラティリティーが大きくなった」
「ボラティリティーが高くなった」
と表現するわけです。
ちなみに、ボラティリティーは、ボラティリティと和訳されることもあります。
それは本当に稼げる相場なのか?
ボラティリティに関しては、わりとトレーディングプラットフォームの仕様によっては勘違いをしてしまうFX初心者の方もいるので、注意が必要。
TradingviewもMT4も、足元の相場の最大値幅が、自動的に画面いっぱいに広がる設計です。
あくまで、値幅を見るようにしましょう(^^)b pic.twitter.com/wGhq7o1YqZ
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) June 14, 2021
ボラティリティーは価格変動の幅を表すということは、言い方を変えると、
「値幅というものさしで示されるのがボラティリティー」
ということです。
国内FX会社の提供するアプリやMT5、MT4などのトレーディングプラットフォームの大半は、今現在の相場の最大値幅が画面いっぱいにひろがるように表示されますよね?
この点には、よーく注意してください。
国内FX会社も海外FX会社も、基本的に当然のごとく商業主義を体現してこういった視点を個人トレーダーに提供しています。
今現在の相場の最大値幅を画面いっぱいにひろげて見せるのは、今現在の相場を
「稼げそうなチャート」
に見せたいからですね。
ATRについて
ボラティリティ分析で有名なのはATRですよね。⁰⁰このテクニカルは単純に、価格変動が大きくなれば上昇し、小さくなれば下落するんですね。⁰⁰ATRは、ここで買い、ここで売り、みたいなシグナルを出すテクニカルじゃありません。⁰⁰相場が大きく変動する時に、上昇します(^^) pic.twitter.com/VoCk4Hvw8d
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) June 14, 2022
価格変動の幅を解析するテクニカルっていくつかあるんですが、ATRなんかはそのひとつです。
ATRの見方についてはすでに↓こういう記事を書いているので、ぜひ読んでみてください。
ATRって、
「アベレージトゥルーレンジ」
の略称なんですね。
これ、和訳すると
「真の値幅」
です。
例えば日足チャートならば、ATRは、
「当日高値-当日安値」
「当日高値-前日終値」
「当日安値-前日終値」
の3つのうち、最大の値幅をサブウインドウに出すわけですね。
その日々の数値を線で結んだものが、ATRというテクニカルになる、ということです。
つまり、ボラティリティーを可視化してくれるのが、ATRってことですよね(^^)b
Std Devについて
Std Devは相場の上昇・下降とは関係なく、ボラティリティが大きいときに反応します。⁰⁰ボリンジャーバンドはこの性質をもとに、ボラの大きさで広がるようになっていますよね。⁰⁰Std Devはこれを、指数の上昇、下降で表現したものです。⁰⁰トレンドを見る際、変動具合を確認できます(^^) pic.twitter.com/rlLY69NrqU
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) May 22, 2022
Std Devも、ボラティリティーを可視化してくれるテクニカルです。
その点、ATRと同じようなものに感じられるかもしれませんが、こちらはサブウインドウのラインを計算するにあたって、標準偏差を用いているんですね。
計算式はやや複雑なので今回の記事では書きませんが、上のツイートでも少し触れたように、Std Devはボリンジャーバンドのライン描写の元になるようなテクニカルです。
あくまで、
「値差」
を縦方向にプロットするから、ボラティリティーが大きい時にはより激しく上昇するわけですね。
ちなみに、ぼくなんかはオシレータ系テクニカルは基本的にレンジ相場で使うんですが、ATRやStd Devは、たまに下落しはじめるタイミングを見定めるためにも使ったりします。
これらのテクニカルが下落を開始するということは、相場にだんだんボラティリティーがなくなってきたということなんですね。
そのタイミングは
「レンジ相場がはじまる」
タイミングであることが、多いんですよ(^^)b
ボラタイルという表現について
ボラタイルという表現があります。
これはボラティリティが大きい状態を形容したものです。NY時間はボラタイルなんですね。あと、同時間帯における複数の通貨ペアを比較して相対的に「この通貨ペアが今ボラタイルだ」なんて言い方もします。同一通貨ペアでも、「レンジを抜けて今はボラタイル」とか。 pic.twitter.com/3vMx6lp5Mi
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) September 25, 2022
ボラタイルという表現についても触れておきます。
市場速報などの金融ニュースでよく目にするのが、ボラタイルという言葉です。
その当該チャートの少し前の一定期間の値幅より、相対的に現在のほうがボラティリティーが大きくなっている状態を、よく
「ボラタイルになっている」
と表現するんですね。
毎日のお決まりのそのタイミングは、上のツイートで触れているように、ロンドン時間からNY時間に移行するときです。
東京時間からロンドン時間に移行するときも、その傾向はあります。
同時間帯における複数の通貨ペアを比較する視点においては、pipsベースですよね。
そもそも異なる通貨ペアを比べる場合は、単位がちがうので。
投機筋なんかは、この視点もかなり重要視しています。
なぜなら、同時間帯でも、できるだけ稼げそうな通貨ペアを選んでいくことって、かなり大事だからです。
こういう通貨ペア選びのノウハウなんかは、時間がないぼくら副業トレーダーも大いに見習いたいところですよね(^^)b
まとめ
高すぎる目標設定をしていませんか?
例えば、1ヶ月で1万円を100万円にするなんていうのは、ムリです。
増やせるお金の量は、ボラティリティ次第。
非現実的な目標値になかなか到達しないがために、間違った戦略をとってしまってませんか?
セオリーを無視した相場アプローチは、辞めましょう。 pic.twitter.com/rP66zGgt72
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) October 23, 2022
さて、いかがでしたか(^^)?
ボラティリティーについてもいろいろとあるんですが、とりあえず今回の記事はこのへんで終わりにしますね。
ぼくらトレーダーは、なるべくボラティリティーが大きい相場(つまり、ボラタイルな相場)で勝負することが求められます。
その点、わりと一足飛びに
「じゃあボラタイルな相場を見つける方法を知ればいいんじゃん!」
と考えがちなんですよね。
たしかに、それも大事です。
大事なんですが、まず知ってほしいのは、
「なぜボラティリティーが大きい相場とそうでない相場が存在するのか?」
というような、そもそもの話かな。
それを抑えることで、まずは相場理解を進めてほしいと思います。
例えば、↑こんな話題ですよね。
この記事には、なぜNY時間はボラティリティーが大きくなるのか?について書いてあります。
ぜひ、読んでみてくださいね(^^)b
Dakar
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