冒頭の画像は、メディアに出ているトレーダーの中でも有名なStephen Kalayjianさんのトレーディングルームです。この方は、基本的に1つのモニターに対して1つの通貨ペアや株式のチャートを表示しています。パッと見て、ちょっと圧倒される光景ですよね。たぶん、この部屋に入った瞬間、かなり圧迫感があるかなと思います。なぜこんなモニター環境をつくりあげる必要があるのでしょうか?こんなモニター環境を構築する目的は何なのでしょうか?今回は、複数金融市場同時監視の体制について書いていきたいと思います(^^)
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FXのモニター環境|様々な体制
メールいただいたりしたのて、捕捉。
昨夜の複数通貨ペア同時表示の話ですが、これは初心者の方こそやるべきですね。
手を動かしていろいろな通貨ペアを見る、という方法だと、その作業自体で思考が完結してしまうことが多いんですよ。
踏み込んだ考察のための、手段ってことですよね(^^) pic.twitter.com/9DepzIscH8
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) August 9, 2020
FXのモニター環境についてなんですが、ひとことで複数金融市場同時監視と言っても、その体制はいろいろなかたちがあります。
ステファンさんのように、1つのモニターに1つのチャートだけを表示するのであれば、オシレータ系テクニカルのサブウインドウを表示しても視認しやすいですよね。
また、MT4の初期画面なんかは、1つのプラットフォームに4つのチャートが出るようになっています。
普通、1つのモニターに表示するトレーディングプラットフォームは1つなので、この状態をそのまま使うならば1モニター4チャートという体制になりますよね。
あと最近、プロのFXトレーダーでもビットコインのチャートを表示する人が増えてきました。
それによって、常時監視チャートのセレクトが変わり、それまで見ていたチャートを省いた、なんて話も聞きます。
省くチャートも人それぞれなわけですが、例えば為替を中心に見ているアメリカ東海岸のトレーダーなんかは、オセアニア市場の指数とかを省いたとか、そんな話ですよね。
FXのモニター環境|すぐ見たい理由
なぜ踏み込めるかというと、分析のスタートの段階ですでに為替相場全体が見えてるからです。
要は、ラクなんですよ。
頭が疲れない。
本業後の副業トレードでは、このへんはとても大事です。
よく相関する通貨ペア同士を近くに並べておく、というのもキーポイントのひとつですよ(^^)b pic.twitter.com/dI248IHtc5
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) August 9, 2020
なぜ一定数のトレーダーは複数金融市場をすぐに一瞥できる環境を整えるのでしょうか?
それは、いちいち手を動かしてチャートを確認しにいく手間を省くためです。
この理由に、尽きるんですね。
意外とFX初心者の方が陥ってしまうことが多い感覚のひとつは、
「たくさんのチャートを見るなんて自分にはまだ無理だ」
というようなものなんです。
が、それはちょっとちがうんですね。
むしろ、初心者なのであれば、なおさら複数の金融市場をなるべく長い間ウォッチして、その動向の特徴を知るようにするべきなんです。
例え為替で勝負することに決めていたとしても、株や商品のチャートまでチェックする。
これをすることでどんな利点があるかというと、それはずばり
「今現在の金融市場の雰囲気をつかむことができる」
ということです。
雰囲気をつかんだ後に、エントリーポイントをひたすら待つんですね。
これが、本当に大事なことなんです。
FXのモニター環境|分析の水準
トレンド相場のスキャルピングは、常に逆行の恐怖との戦いですよね。
なるべくトレンドの初期に開始するほうがトータルの利幅が大きく、より稼げます。
順を追って考えることが大事で、じゃあそれを実現するためにはどうするか?
これは、複数通貨ペア同時監視が、その解ということになります。 pic.twitter.com/hnY9NYFyVg
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) April 5, 2019
手を動かしてチャートを見に行かないといけない環境だと、その作業だけで
「仕事をした感」
がでてきます。
これはけっこうリアルな話で、特に副業FXトレーダーにとっては、このへんの話が命取りになることもあります。
これ、どういうことかというと、なぜか1つのモニターでいろいろとテクニカルを表示したり複数の通貨ペアを順番に見ていったりしていると、なんだかだんだん
「もういいだろう」
みたいな気持ちになっていくようなんですね。笑
もういいだろう、というのは、要は、分析が、です。
大事なのはスタートの時点ですでに全体がきちんと見えていることなのであって、副業トレーダーは帰宅後にもう即、臨戦態勢に入っているべきなんです。
なんといっても、副業トレーダーは時間が限られていますからね。
この点を具体的に考えていくならば、例えばトレンド相場への参戦ですよね。
トレンド相場って、なるべく初動に近いところから相場参加していったほうが、利益を多く確保することができるんですよ。
スキャルピングで細かく抜いていくならば、どうしても最後は逆行で負けることになります。
その時に、トータルで確実にプラスにするための手段のひとつが、パッとひと目見ただけで複数金融市場を確認できるPC環境なわけですね(^^)b
FXのモニター環境|まとめ
複数通貨ペア同時監視の妙。
いろいろな通貨ペアを同時に見ることで、FXのための環境認識は広がります。その行為はトレードをむずかしくするものではなく、楽にしてくれるものです。ここはなぜ?と考えるとこじゃないんです。とりあえず、やってみるのみ。見比べやすく並べたいですよね(´∀`) pic.twitter.com/XUUbcGPg4N
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) March 16, 2018
さて、いかがでしたか?
これまで100万も200万も負け続けてきた、という方の話をよく聞くと、相場が見えていなかった故に負けていたというケースが多いです。
これは、ぼくがよくお問合せをいただくようになってから実際にぼく自身が相談に乗ることが多いことなので、事実です。
なぜ、そのチャートでトレードをしたのか?
ここを突き詰めていくと、かなり主観的な理由でチャートをセレクトしているケースも多いんですよ。
「大きく動いていて稼ぎ時だと思ったから」
とか。
これでは、あまりにも刹那的すぎなんですね。
そこは、ちゃんと考えましょう。
今、金融市場で何が起こっているのか?
それを知ることを、トレードプランニングの出発点にするんです。
冒頭のステファンさんなどはここの点を非常に突き詰めて考えているため、為替を中心に取引しながらも株価、指数、先物、商品のチャートまで表示しています。
トレードの大前提として、そのくらい見ておかないと勝負できないと考えているんですね。
副業FXで確実に勝っていくための手段としては、複数金融市場の同時監視っていうのは、自然に行きつく体制になるってことですよね(^^)b
追伸:
ステファンさんの部屋、かなり圧倒されますよね。
実際は、ここまでの環境をつくるのはなかなか大変かなと思います。
そういう意味では、現実的なのは、やはりモニターを数枚だけ用意して、自分は椅子に座って相場を眺めるというスタイルですよね。
でもモニターっていったい、いくつくらいあればいいんでしょうか?
この問いに対する答えなんかは、↑この記事にすでに書いてます。
合わせて読んでみてくださいね(^^)
Dakar
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