この記事では損切りのルールについて、ぼくが実際に定めている損切りルールの話を織り交ぜながら、書いていこうとおもいます。
全部で4パターンですね。
けっこうコアな情報ですが、思い切ってブログ読者さんに伝授しちゃおうとおもいます(^◇^)
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4つの損切りルール
ぼくは、基本的には損切りのルールというのは、大きく4つに分けることができるものだと考えています。
話をわかりやすくするために、ドル円で考えていきましょう。
損切りのルールは、トレーダーとして必須のものです。
ぜひ、ご自身がトレードをするときの参考にしていただければとおもいます。
損切りルール|自分のトレード
ひとつめは、「エントリーポイントから、エントリー方向とは逆に○○銭分変動したら、損切りをする」というルールの定め方です。
これはつまり、自分のエントリーポイントを基準にした損切りルールですよね。
この損切りルールは、特に自分のトレード手法を常に厳守するタイプのトレーダーの方が多くとるスタンスです。
きっと、性格的にも合致するんでしょうね。
このスタイルは、まわりの人の動向や、経済指標などの材料はいっさい関係ないルールになります。
とにかく「自分がエントリーした地点からこれ以上のマイナスは許さないぞ!」という感じですね。
このスタイルの良いところは、損切り幅を常に一定に保つことができるという点です。
故に、この損切りルールを定めると、長期的なトレードプランニングがしやすいんですね。
この点も大きなメリットです。
逆にデメリットは、損切りポイントに抵触した場合、相場環境に関係なく損切りをすることになる点です。
たとえば、明らかな上昇トレンドの最中の、明らかな下落方向への押し目であっても、自分が設定したラインに触れたら、絶対損切りをしなければいけないですからね。
損切りルール|オーダーが密集
さて、次です。
次は、「オーダーが密集していると考えられるラインで損切りをする」という作戦です。
じつは、ぼくはこの損切りルールを採用することが一番多いです。
実際、この4つの損切りルールの中で、一番実践的な損切りルールだとおもいます。
この、「オーダーが密集していると考えられるライン」の想定の仕方について書きますね。
これは、言ってみれば、「過去に売買が多くされたであろうライン」になります。
じゃあ、その過去に売買が多くされたであろうライン、というのは、いったいどんなラインなのか?
それはトレンド相場であれば、トレンドの最中の押し目です。
この押し目は、複数回同じ価格帯で繰り返されている場合に、特に有効と考えられます。
また、レンジ相場であれば、レンジの上下の折り返しのラインですよね。
リアルタイムのチャートがこのレンジ幅に収まっている場合は、そのラインを超えたら「ブレイク」なわけです。
自然、損切りのラインとして有効な水平線となるわけです。
損切りルール|テクニカル要因
さて、どんどん行きましょう。
損切りルールの3つめは、「テクニカル要因で反応しそうなラインで損切りをする」というものです。
これは、言葉のとおりですよね。
たとえば、ボリンジャーバンドを根拠にしたエントリーならば、「エントリーと逆方向のバンドにタッチしたら損切りをする」というように損切りルールを定めるわけです。
この損切りルールも、思いのほか有効です。
なせならば、これは思考の経路を逆行してみればわかりやすいです。
そもそも、そのチャートでトレードをしようとおもったのはどんな理由からだったでしょうか?
「ボリンジャーバンドがきれいにチャートにはまっていたから」ですよね?
そうでなければ、そもそもエントリーしようとはしないわけです。
であれば、そう感じたトレーダーは、他にも大勢いるはずなんですね。
あなたが感じたことは、概して他のトレーダーも、リアルタイムで同じように感じていると考えたほうがいいんです。
そして、そうであるならば、多くのトレーダーの損切りの判断も、「ボリンジャーバンドのバンド内に収まりきれなくなってきたから」する可能性が高いんですね。
テクニカル要因は、FXで稼ぐときにつかうものですが、損切りのルール設定の際も、有効的につかうことができるものなんですよ。
損切りルール|時間ベース
4つの損切りのルール、最後は「時間ベース」です。
これはつまり、価格帯に関係なく、一定の時間で有無を言わさず損切りをする、というルールです。
これは発表の時間がきまっている経済指標や要人発言を想定して設定することが多いルールです。
ぼくも、雇用統計の前に「あ、これはちょっとおいしいな」と感じたら、この損切りルールでトレードを開始したりします。
このルールの良いところは、チャートの変動にいちいち反応しなくていいところです。
上述の3つのルールは、けっこうシビアな判断が要求されたりするんですよ。
たとえば「5分足の実体ベース」で損切りルールを定めたとするじゃないですか。
こういうときに、ギリギリヒゲが終わるところあたりで逆方向の動きが終わるなんてことは、わりとあるわけです。
しかも、1時間足とかで見たら、もう全然タッチしていないようにも見えたりするんですよね。
こういうとき、人は弱いもので、ついダラダラとホールドしつづけてしまったりするんですよ。
でも、この時間ベースのルールであれば、やることは、「時計を見ている」だけ。
たとえば、経済指標が22時に発表されるなら、「22時の経済指標に合わせ、21:55に損切りする」というルールを決めて、あとは機械的に損切るだけですからね。
とてもシンプルな作業なわけです。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか。
4つのうちのいずれの損切りルールを採用するとしても、絶対条件なのは、エントリーする前にこのいずれかの損切りルールを定める、ということです。
これだけは肝に銘じてトレードをしてください。
ホールドしているときの心理の変化は、変な話、「信用しないほうがいい」です。
信用しないほうがいい、という意味は、「冷静な判断ができなくなっていると考えたほうがいい」ということですね。
なぜか?
それはきっと、ぼくのブログをいつも読んでいただいているみなさんならば、わかりきっていることだとおもいます。
なぜかというと、「エントリーしたら、どんなトレーダーでも、自分のエントリーラインを考えずして、チャートを眺めることはできなくなるから」です。
いわば、ホールド中のトレーダーは、常に色眼鏡をかけて相場を眺めている状態なんですよ。
そうなる前に、ぜひ、フラットな視点で損切りポイントを設定するようにしましょう(^^♪
Dakar
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