この記事は
の記事のつづきです。
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シナリオを描くことが大事
さて、いよいよこのシリーズ記事も後半突入といった感じです。
残すチャート画面はあと2つですが、その2つはそんなに「深く」はないです。
仲値公示の話は他の記事で書いてますしね。
なので、やっぱりこの3つのチャートがこのシリーズのメイン。
あらためてチャート画面を掲載しておきました。
ぼくはこのブログで何回も書いていますが、トレードをするにあたっては、シナリオを描くことが本当に大事です。
これは昼間のみトレードをするような主婦FXトレーダーの方が持つべき心がけとしても、当然言えます。
今回の記事は、そのシナリオを描くためにつかう武器にできる知識として吸収していただければうれしいです。
東京時間ドル円相場の立役者
前回の記事で、東京時間のドル円がレンジ相場になりやすい理由についてはわかっていもらえたんじゃないかなとおもいます。
この話、さらに突っ込んで考えていくと、「じゃあそういうレンジ相場をつくりだしていく大口の機関投資家は、いったいどういう組織・会社なの?」という疑問が浮かぶとおもいます。
これなんですが、大雑把に書けば、企業(輸出・輸入・商社)、銀行(国内・外国)、生保、損保、投信、郵貯、簡保、年金、官庁、日銀、個人投資家などです。
ミセスワタナベと言われる個人投資家の台頭は、為替相場への大きなインパクトになっています。
が、こういったニュースはあくまで最新の相場環境の変動要因の変化としてとりあげられているものです。
つまり、上述の「個人投資家以外」が昔から東京時間のドル円相場をかたちづくってきた主要メンバーなわけです。
たとえば生命保険
このそれぞれの立役者の中で、一概に「これを一番マークすべき」という存在はありません。
なぜなら、投資・売買判断の時期や為替取引に対しての考え方が、それぞれちがうからです。
たとえば生命保険や投資信託、年金、損害保険、農林中央金庫、郵貯、簡保などの資金源は、ぼくたち個人のお金ですよね。
老後に向けてコツコツと貯めているお金が集約されたものが、これらの組織が為替相場に投じる資金なわけです。
こういうお金は、長期に渡って、じっくりと運用されるんですね。
まちがっても、生保の会社はデイトレや短期取引はしません。
大きな時間足と保険会社
そのかわり、保険会社の一回の取引の金額は大きく、半ば買いきり、売り切りですぐに反対売買しないという特徴があります。
つまりこういう組織の判断は、為替相場に一定期間の「大きな流れ」をつくりだすということになるんですね。
東京時間ドル円相場の立役者のそれぞれにスポットライトをあてていくと、また話が脱線していきそうですね(^^;)
もし読者さんから反応があればですが、他の業種の事情の話は、また別の機会に書くことにします。
書くとしても、「輸出企業」の話ほど細かくは書けないですが。
東京時間のドル円と輸出企業
さて、そんな中で、東京時間のドル円相場に、大きなインパクトを与えている存在のひとつが、日本の輸出企業です。
これはぼくの組織人としての立ち位置から言わせてもらっても、まず間違いありません。
東京時間のドル円相場の値動き、と言った時点で、超短期~短期トレードの範疇の話ですね。
日々の細かい決済の中身としては、ぼくの場合はパッキン・シールやボルトナット、塗料などです。
大きな商談であれば分割の決済を決まった期日に捌くことが多いです。
これは主に、五・十日や月末最終日などですね。
短期の時間軸では輸出企業
2016年度の日本の貿易収支が6年ぶりに4兆69億円の黒字になったということは、ニュースで伝えられましたよね。
貿易収支はそんなに大差がないので、輸入企業のお金のやり取りと拮抗しているようにも感じられるかもしれないです。
が、こと「数分~数時間の東京時間内におけるドル円の値動き」という視点で考えた場合は、輸出企業の存在感のほうが大きいです。
圧倒的とまでは言いませんが、こう言い切れるくらいの感じなんですね。
そのひとつの理由としては、期間契約というキーワードですかね。
たとえば日本は中東から石油を輸入しています。
その石油の支払いなどは、長期的に為替差損が発生しないように、緻密にコントロールされて行われているんですよ。
主婦のFX まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
とりあえずここらへんでこの記事は終わります。
この記事を読んでどんなアクションを起こすかはあなた次第です(^^♪
たとえば生命保険の会社、住友でも三井でいいです、洗いざらい為替取引の情報が何かないか調べてみるなんていうのもアリですよね。
保険の会社って、どこもとても保守的です。
後発の会社は古参の会社のスタンスを取り入れ、その後特に手を加えないままに時間が流れることも多いんですよ。
であれば、たとえば、マークすべきは歴史ある保険会社とか。
いろいろと試行錯誤をしてみる価値はあるわけです。
最後に書き添えますが、東京時間の円相場の実需に的をしぼって書いているという点は頭の片隅できちんと意識しておくようにしてください。
つまり、このシリーズ記事では、実際の昼間のドル円の変動要因の材料としてのひとつを書いている、という点ですね。
の記事につづきます。
Dakar
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