FX初心者の方から、「小額でFXを始めたいが、教材を購入する意義って何なのでしょうか?」という内容のご質問を受けましたので、回答を共有するために、記事にさせていただきますね。
初心者さんとのことですが、投資をするということについて真剣に考えていて、とても良いと思います。
よく、とにかく稼げる商材を教えろ、とかいう問い合わせも受けますが、正直そういう心構えでは稼ぐのは難しいと思います。
商材の方も、初心者でも月収100万とか、一ヶ月で倍、などと謳ってるのは詐欺的なものが多いです。
FXで稼ぐには、どんな相場でも自分で判断して稼げる力を身に付けることです。
なので、他力本願で投資力が身に付かず、稼げなくなってしまったらおしまいのインジケータや自動売買の教材はあまりおすすめしません。
投資力を身につけると言っても、一つの勝ちパターンを覚えるだけで、一生稼げたりするのもFXです。
そのための教材、果たして購入する本質的な「意義」とは、どんなものなのでしょうか?
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目次
投資における成功とは
投資における成功とは、才能やましてや運などではなく、株にせよ、通貨にせよ、その投資対象の選択、投資に対する必勝パターン、売買のタイミング、リスクを減らしリターンを追及する資金管理など、それらを総合した、「ノウハウ」を知っているか否かです。
努力の末、そのノウハウに行き着いたか、経験の中で偶然発見したかは別にせよ、知っているか、知らないかの差でしかありません。
投資で財を築くことに、学歴も投資銀行で積んだ職歴も無関係なことは、よく知られたことです。
ノーベル経済学者を受賞した学者が参画した投資ファンドが破綻したり、大学で金融工学を専攻し博士号を取得している人材の宝庫だったリーマンブラザーズをはじめとする世界の著名投資銀行の破綻や経営危機を見ても明らかです。
一方、普通の主婦が、学生が、無職のフリーターがFXや株で何億も稼いでいる事実が頻繁に脱税などの事件報道で明らかになっています。
投資で稼ぐことと高い学歴やトレードを職業とすることと、ましてや毎日、修行のように日経新聞を隅から隅まで目を通して一日中ブルームバーグの経済ニュースをチェックし、1日何十回もネットで値動きをチェックするような慌しい、生活の質を落とすような無駄な努力とは無関係なのです。
FXトレード関連で販売されている商材
FXトレード関連で販売されている商材は多数あります。
その中でも自分のトレード手法にあっていなかったり、現時点での状況に適合していない商材だったりすると無駄になります。
どういったトレード手法を実践しているかや、今後どういう方向性でやっていきたいかも考えたうえで、有料商品はしっかりと検討してから購入していきましょう。
有料で販売されているトレード教材や情報商材は、当然有料の意義があるものとして販売されています。
その部分をしっかりと理解して活用していけば、FXトレード実力構築に役立つ部分があると思います。
商材の表面的な「これを使えば勝てる」という部分だけでなく、「なぜその商材が勝てると宣伝されていて、どういうロジックなのか」という部分のことですね。
これを商材内容からくみ取って理解することで、FXトレードの実力をあげることができます。
有料商材は購入者が増えるように一生懸命作成されています。
その部分の真意とロジックを理解して役立てていきましょう。
FXのチャートパターンやテクニカルを根拠にしたエントリーポイントや、利益確定・損切りポイントをトレードルールとして解説している教材等は、安定的にトレードで利益を出していくのに学ぶべき事柄です。
こういったトレードロジックを公開している教材は、FXをはじめた頃には基本として是非理解しておきたいです。
複数の教材をインプットしていくことで、随時トレード技術の向上と理解を深めていきます。
FX情報商材はトレードを学ぶ為の材料として認識していきます。
なぜ9割の人が資産を構築できないのか?
「なぜ9割の人が資産を構築できないのか?」ということを書いていきます。
今回の話は真理をつく話になると思うので、他の作業を中断して、ぜひ集中して読んでください(^^♪
「ながら読み」はただただ時間の無駄です。
今頭の片隅にある気になってることや、やるべきことがあるのであれば、それを終わらせてから読んでください。
それでは、いきますね。
多くの人が資産を構築することができない理由
多くの人が資産家になれない理由、それは「本能が資産を減らすようにプログラミングされているから」です。
こんなことをいきなり言っても、「え、誰にプログラミングされてるの?」「何言ってるの?」と思う人もいるかもしれませんね。
今から話す内容は、トレードにもかなり大事なことなので、詳しく説明していきます。
本能と現代社会
ぼくたちがいま持っている本能というのは、長い人類の歴史の中で生存確率を上げるために「必要だから」作られたものです。
食欲、睡眠欲、という生理的欲求や、危険を回避したい安全欲求、などなどこれらの本能を持っていたから、現代まで人間という生物が生き残ってきたわけです。
そもそも本能が存在しているのは、種の保存のため、人間が生き残るためですよね。
じゃあ、どうして本能が資産を構築するのにマイナスになるのか?
その理由は「人間の進化は遅く、環境や文化のスピードは早い」というところにあります。
どういうことかと言うと、僕たちの感情パターンというのは、今の現代社会で生き残るために適合できてないんです。
例えば、ダイエットをしたいと思った時に、邪魔をするのは本能ですよね。
「痩せたい」と思っている人が、どうして食べてしまうのかというと、人間はずっと食料が足りない時代を生きてきたので、その時に培われた本能が、現代社会になっても、「今の内に栄養を補給しなきゃ!」と食材を食べさせるわけです。
原始時代と同じプログラムで動いているので、目の前の食料を食べないことの方が難しい。
本能に従うと資本主義では資産が減っていく
よく覚えておいてください。
僕たちの本能は「長期的に健康でいよう」なんて考えません。
僕たちの本能は「長期的に資産を構築しよう」なんて考えたこともありません。
2000年前の人間の平均寿命は15歳らしいです。
平均寿命が15歳の時に「長期的な欲求を満たす」なんてことは考えられないですよね。
明日生きれるかどうかもわからないのに、長期的に貯蓄しようとか、健康でいようとか意味がないんです。
目の前に食べものがあればすぐに食べに行かなければいけにんですね。
とりあえず種の生存を考えるんです。
要するに「短期的欲求を満たすこと」が最も人類の生存確率を上げる方法だったんです。
そういう環境で僕たちの先祖は生きてきて、その時代バージョンの本能を今も受け継いでいます。
すぐにバージョンアップできないんです。
2000年前なんて人類の歴史から考えたらつい最近です。
「近代化社会」とか、「資本主義社会」というのは、本能が適応できないし理解もできません。
本能が作り出された時には、お金さえありません。
もちろん銀行もないし金利という概念もありません。
だから本能的にお金というものを理解できません。
だから僕たちは、本能的にお金を手放そうとします。
「お金を増やそう」という発想すらないのが普通です。
この本能を制御し、正しい方向にいざなってくれるのがFX教材ということですよね。
資産を増やすわかりやすい方法
ぼくたちが成功したいと思ったらその方法は簡単かつ強力です。
それは・・・・
本能とは逆の選択をすること。
「本能とは逆を行く」と紙に書いてどっかに貼っておいてください。
ダイエットしたい人は本能に従うと太ります。
本能の逆を行くといい結果を得られます。
これはお金も全く同じです。
僕たちの先祖が長期的に物事を考えることができず、お金があれば全部使ったほうがいい、良い人間関係を構築したってすぐ死ぬんだからそんなことは考えない、という感じで、昔はむしろそれがよかったんです。
今となっては本能は僕たちの敵ですが本能は僕たちを苦しめたいわけじゃなく、その当時は「短期的な欲」を満たす本能のおかげで生き残れた。
でも今はそれを変えていかないとうまく生きていけません。
これからの思考法は逆なんです。
・長期的な欲
この二つを意識してください。
短期的な欲を満たそうとする本能を理解して、長期的な欲を満たす方を選択してください。
迷ったらいつも本能と逆を行く。
長期的な欲を満たしたほうが満足度は断然高いです。
それが寿命80年の現代の鉄板ルールです。
お金に対するネガティブ感情をポジティブにそれから僕たちはお金に対して二つの感情を持っています。
・「お金が嫌い!」というネガティブな感情
の二つ。
ぼくたちは子供の頃に、嫌な仕事もお金のためにしなければならないとか、お金持ちは嫌な奴だ、お金持ちはえらそう、こんなことをどこかで刷り込まれてます。
お金に対するネガティブとポジティブの二つ感情が同時に存在するから、脳内で摩擦が起こっている状態の人が多いんです。
お金を理解してない。
お金と向き合えてない。
10代女性向けのアンケートで「あなたのストレス発散方法はなんですか?」と聞くと8割の人が「ショッピング」と答えたというデータがあります。
ものを買ってるんじゃないんですね。
ショッピングという行為で感情が喜ぶから買ってるんです。
本能的にお金を使うことが楽しいんです。
本能は物々交換しか理解できないので、お金という紙をモノに交換するのが好きなんですね。
本能はなるべくお金を消費させようとします。
もしくは理解できないから貯蓄します。
資産家の行動
しかし、資産家というのは、貯蓄ではなく、逆になるべくお金を持とうとしない、そういうマインドで行動しています。
多くの成功した資産家は、教材で書いてあるようなことを、ごく自然に身につけているんですよ。
資産家は、なるべく会社を持ったり、土地や不動産などに変えようとします。
なんとかして、お金じゃなくて資産に変えようとするんです。
例えば世界一の投資家のウォーレンバフェットは、100万円の車を買うときに、車と100万円を交換すると考えないんですね。
今の100万円を投資で増やしたら、10年後には2億円になるから、今のこの車の値段は2億円だ。
そう考えるんです。
完全に変な人ですよね。
でもこれが投資家思考です。
我慢しろ!というわけではなく、1年後、2年後、5年後、価値があることにお金は使うべきだよねってことです。
お金を使うときは長期的に考えて価値があるかないかを冷静に考えて、買うか買わないか決めるべきです。
「本能の逆を行く。」という言葉を思い出してください。
次は資産家のお金の使い方の傾向の話。
資産家がお金で買いたがる3つのもの
また資産家というのはお金を3つのことに交換したがります。
一つ目は資産。
資産とは価値を生むもの。
または価値が上がるもの。
資産になるものってよく探すとそこらじゅうにあります。
基本的に資本主義社会はインフレ方向に進んでいくので、現金を持ってるだけで相対的に資産は目減りしていきます。
なのでリターンの高い資産を見つけたら積極的に交換していくべき。
二つ目は知識。
現金があったら知識に変えたほうがいい、というのはユダヤ人の教えで有名ですよね。
僕自身お金があればすぐセミナー行ったり本買ったり教材買ったりしてます。
ただ、どんな知識でもいいわけではありません。
例えば何かの専門学校とか大学院などに行く必要はないです。
別にいってもいいと思いますけど、一番早いのはメンターを見つけてその人から学ぶことです。
それが一番早いです。
資格マニアと呼ばれる人がいますが、知識というのは第三者に認めてもらう安心感を得るために学ぶものではありません。
また資格によって収入を依存しようという発想は捨てた方がいいです。
その思考は絶対に資産を増やすことはできません。
3つ目は人間関係です。
資産というのは結局人を仲介してやってくることが多いです。
うまくいく投資家や起業家に共通していることは「先に相手に得させる」ということをしています。
これはギブアンドテイクがどうとかでなく、提供マインドで動いている人のところに資産を作る材料が舞い込んでくるという感じですね。
人間の精神的な成長段階は以下の三つに分けられます。
2:ギブアンドテイク(もらった分だけあげようとする人)
3:提供ステージ(とにかく相手に与えようとする人)
1から3に向かって精神レベルが上がっていきます。
当然ですが精神レベルが高いほど資産家の割合が圧倒的に多くなります。
以上が資産がお金を使いたがるものでした。
資産がない時から同じように行動して、小さな資産を作っていけば、だんだん大きくしていくことが可能です。
まとめ
今回の全体の話をまとめると、FX教材を購入する意義は、以下のようにまとめられます。
・お金に対するネガティブ感情が、ポジティブ感情に変わる
・お金が増える習慣を身につけることができる
そして、このことによって、継続的に資産を構築することができるようになる、ということですね。
FXにおいて資産を構築していくということは、すなわち、為替相場に投入した自己資金をどんどん増やしていくということです。
今回特に伝えたかったのは、本能と逆を選ぶと上手くいくということについてです。
自分の本能をコントロールすることで、安定的に稼げるトレーダーになりましょう(*^^)v
Dakar
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