メンタル

FXで人生を台無しにした人の体験談から感じ取るべきこと

投稿日:2017年3月5日 更新日:

FXで人生を台無しにした人の体験談からは、なにを学び取るべきなのでしょうか。

巷にはFXで破産して借金を背負うハメになり、人生を狂わせてしまった人の体験談があふれていたりします。

FXで人生を台無しになんてしたくないものです。

むしろ人生を華やかに彩るだめにFXに投資するという大決断をしたはずですもんね。

ネットで検索するとわりとすぐに「FXで人生を台無しにした人の体験談」のようなサイトが見つかりますよね。

そういう人たちってなぜそんなことになってしまったんだとおもいます?

FXという取引自体が危険なものだからだとおもいますか?

であれば為替を生業としている自分としてはちょっと悲しいです。

人生を狂わせてしまうほどの結末を迎えてしまった人たちは、本当に為替というものをわかっていたのでしょうか?

この記事ではまずそのへんを書いていってみたいとおもいます。

メンタル的な側面の話が多くなりそうですね。

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FXで人生を台無しにした人の体験談その1

昨晩2998万くらいの残高が有ったが朝起きたら12万になってた

今頃になって実感が…

20万位から何度も退場を乗り越え3年かけて勝ち組になったと思っていたのにもうトイレに行く事すら出来ないよ

どうやって立ち直ろうか

仕事も初はじめて無断欠勤したし

つらい

引用元:https://www.2ch.sc/

まずはこの方のケースです。

FXをしている人もこれからする人も、疑問に思うことは「なぜFX(外国為替)取引をして失敗や破産をするのか」ということではないでしょうか。

どうして、こんなにもネットや雑誌を見ると、FXや株式投資をしている多くの人が失敗や損をしているのか、とても興味を惹かれるとおもいます。

でもですね、基本的にはトレードルールというのはとても単純でシンプルなものだったりするんです。

トレード方法にもよりますが、基本的には「ホールドしたらチャートから目をはなさない」。

これは裁量トレードであれば、いわば当たり前のことです。

ロットを増やしてエントリーした後に数日間チャートを見ないというようなことをしようものなら、それこそ人生が台無しになる可能性もあります。

ロスカット予約をしていないかぎり、エントリー後に寝てしまうなどというのは言語道断なんですね。

FXで人生を台無しにした人の体験談その2

K.Hさんは給料やボーナスはすべて注ぎ込み、「今まで溶かした(失った)金額は、都内の小さな一戸建てを買えるくらい」。一番大きかった損失は、東日本大震災直後の急激な円高で被った約400万円の負けで、胃に穴が開いたという。

週刊誌K 2017年2月号より抜粋

次です。

この方の失敗談から学べることは何でしょうか。

いろいろとあるとおもいますが、まずひとつあるのは「自身のトレードルールに改善を加えていっていない」ということではないでしょうか。

K.Hさんは給料やボーナスはすべてFXにつぎこんだと言っています。

ということは、大負けしたのは1度や2度ではないのでしょう。

それこそ、人生とまで言わなくても、ご自身の「半生」にわたって負け続けているのかもしれません。

これほど負け続けるのは、明らかに自身の弱点を改善していこうという気概に欠けているからです。

まだあります。

おそらくこの方は身の丈にあっていない高額なFX取引をしていると考えられるんですね。

「なぜ多くの方がFXで失敗しているのか」という命題について考えられる理由の一つが、あまりにも高額な金額で取引していることです。

まずFX取引を始めるのならば、少額からスタートするべきなんですね。

投資で失敗しても怖くない余剰金で投資を始めるべきなのです。

しかし、ついついいきなり大金を費やしてFX取引をスタートする人がいます。

そのような人は、すぐ儲かるだろうと安易に考えてしまい、取引するタイミングも間違え、結局は大きな金額を損してしまうのです。

FXで人生を台無しにした人の体験談その3

FXで大損しちゃいました。

主人に言うべきでしょうか。

2歳の子がいます30代前半専業主婦です。

8月頃からFX(外国為替保証金取引)を始めました。

が、ズブの素人であり投資というものをした事のなかった私はこの3ヶ月で300万損してしまいました。

損失が発生すると、ロスカットがこわかったので資金をつぎつぎと入れていたらいつの間にかこんなに損していました。

主人も若い頃は株で損した事もあり(現在も少しやっているよう)投資の難しさはわかっており、私に対して性格上向かないと思うから止めた方がいいと言われた事があります。

主人の方が全然分かっていて、恥ずかしながら私は本当に甘く考えてました。

引用元:https://matome.naver.jp/

さて、次はこの主婦の方の場合です。

投資額が増える典型的パターンとして考えられるのが、ナンピンしたり、強制ロストカット執行を避けるために、投資額を増やす行為なんですね。

損を出したくないがために、買った通貨が下落してもさらに買い増しを行い自身の平均取得価格を下げようとします。

また、ロスカット執行を避けるために資金を増やして、なんとか必要証拠金額を保とうともします。

いずれの行為にしても投資額を増やさないといけません。

また、気づかなくてはいけないのがこれらの投資額を増やす行為をしても損しないとは限らないのです。

散々投資額を増やしても、結局逆の方向へ相場が動き続け、ロスカット執行という結果になることも考えられます。

このときに、生活費まで費やしていたら、大きな損失になり生活も危ぶまれます。

それこそお子さんも含め人生が台無しになってしまう可能性があります。

この主婦の方はどうなのでしょうか。

手をつけていたのが生活費なのであればおおいに反省しなければいけませんよね。

ナンピンしたり、ロストカット防止をしたいと思っても限度を超えた深追いはしないことです。

過度な損失を避けるために、損切りをこまめに行うのがトレードの常識です。

FXで人生を台無しにした人の体験談その4

「証拠金維持金率が下がり、ロスカットが近くなると、パソコンからピーンピーンって音が鳴るんです。

今でも頭にこびりついて離れない。

抵抗むなしく先日ロスカットされ、1日で2625万円が飛びました……」

辛い投資経験を語るのは、サラリーマントレーダーの沖田聡さん(仮名・50歳)。

8月24日、中国経済への不信感からNY市場の株価が1日に1000ドル下がるチャイナショックが起きたことは記憶に新しいが、沖田さんはその“被害者”の1人だ。

大学在学中から投資活動を開始し、投資歴は実に30年。ベテランと言っても過言ではない沖田さんが大穴を空けたのが、FXだった。

引用元:http://2chmatome2.appspot.com/

このケースはどうでしょうか。

こちらの方はチャイナショックで大損してしまったようです。

FX初心者が気をつけなければいけないのがこうした通貨危機です。

実際のところ、FXで短期間のうちに人生を台無しにされてしまうほどの損失を被るケースは、通貨危機が絡むことが多いです。

ぼくはリーマンショックなど金融危機も含め、為替チャートに大変動があった場合は総じて通貨危機と呼ぶようにしています。

ぼくが入社したときの上司からの教えなので。

さて、こうした通貨危機ですが、正直、まさにその時間、その日においてはそれが通貨危機だということはわからないんですよね。

これがとても難しい点です。

チャートの大変動と言っても、基本的にはリアルタイムで眺めている以上、ジワジワと下がり続けたり上がり続けたりするわけです。

そしてさらにたちの悪いことに、いかにも転換するような感じのときもあるんですよね。

でもやっぱりすぐ戻るんです。

そして気づいてみれば日足ベースで見るとものすごい暴落相場になっているんです。

では、こういう通貨危機に巻き込まれないためにはどうすればいいか?

それは普段から為替に関するニュースを取り入れることです。

その中で為替の値動きとファンダメンタル絡みのニュースを自分なりに結び付けるんですね。

これをこまめに繰り返していくことで「こういうニュースのときはこの通貨ペアがこれだけ動くんだ」ということが肌感覚でわかるようになってきます。

FXトレードに近道はありません。

できるだけ為替に関してのニュースに興味を持ち、チャートを監視する時間を増やすようにしましょう。

FXで人生を台無しにした人の体験談その5

相場の格言に「下手なナンピンすかんぴん」というのがありますが、私は先日の人民元引き下げに端を発した急激な円高への流れの中でこれを身をもって経験しました。

矯正ロスカットにかかり、50万の資金を全額吹っ飛ばしたのです。

当時トレードしていた通貨はポンド円でした。

ポンド円は値動きが激しい通貨ペアで、英国の利上げ期待で激しく上げ下げしていますね。

目安にしていたテクニカル指標は1時間足の21EMAでした。

この21EMAからの乖離が大きくなったら逆張りでエントリーするといった感じです。

かなり大雑把なトレードだったのですが、これで20~50pipsくらいの利益が取れてました。

エントリーした後に更にトレンドが加速しても、長くて1週間くらい放っておけば戻ってくるので、ラクして稼げるなーと調子に乗っていた頃でした。

引用元:http://www.cms-forex.com/

だいぶ書きましたね。

最後にこの方のケースを紹介しますね。

FX取引の大損で考えられる理由の一つに、損切りしない行為があります。

ストップもせずに、「いずれ相場は戻るだろう」と損切りせずほおっておくんですよね。

すると、本当に相場が戻り利益確定させることができます。

このようなことが実際に起こり、経験もすると損切りしなくなるんですよ。

そうなると多少の含み損でも気にしなくなるので、どんどんどんどん損失が膨らむ場合があります。

相場は必ずしも戻るとは限りません。

また、いつ戻るかもわからず反対の動きを続けることは十分あるんです。

そうなると、含み損は増大して持ちこたえられなくなり、結果的に強制ロスカットが執行されて大損してしまうんですよ。

なので、安易に戻るとは考えずに、相場が逆の方法へ進んだらこまめにロスカットをして大きな損失を避けるのが賢明なんですね。

ロスカットが「人生台無し行き」の暴走機関車を止めるブレーキになります。

これはさきほども書いたとおりです。

それにしても人民元引き下げのときのタイミングでポンドに手を出すというのは、かなり上級者の選択です。

ぼくはちょっとこういうトレードはできないですね、こわくて(;・∀・)

FXで人生を台無しにした人の体験談から感じ取るべきこと

さて、いかがでしたでしょうか?

FXで人生を台無しにした人の体験談から学ぶべきことを書いてみました。

結論です。

こうしたFXで人生を台無しにした人の体験談から、いったいなにを学ぶべきなのでしょうか。

それはトレードルールを徹頭徹尾守り抜くことの重要性、です。

これはまさにこれからFXトレードをはじめる、もしくはすでにFXトレードをしているあなた自身に対する警鐘ですね。

ぼくはそうおもいます。

大事なのはこういう話を客観的に考えて、自身のトレードの糧にするということだとおもうんですよ。

逆に考えれば、やるべきことをやりさえすれば、絶対にここまでの大損を被ることなどないんですからね。

極端に言えば、500万とか1,000万負けた人は、全部逆にエントリーしていたら500万とか1,000万とか稼げていたわけです。

そんなにうまくいかないかもしれませんが、話としてはそういう話なんですね。

こうなりたい、という具体像がなかなか見えない方などは、「こうはなりたくない」という気持ちが自身のトレードルールを堅く守り抜いていくための武器になったりするものです。

要は逆説的な発想ですよね。

この記事のねらい目は実はそこだったりします。

どうでしょうか。

今一度、自身のトレードルールを守り続けることの大事さを再認識できたようであれば幸甚です。

Dakar

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