ぼくは初心者の方へは数秒だけホールドする超短期トレードからトレードをはじめてみることをおすすめしています。
これはなぜかというとホールドする時間が短いトレードを繰り返すことで経験を積むことができるからです。
この超短期トレードですが、一定期間実践してみることで思わぬかたちで勝ちパターンのトレードを発見できることもあるんですね。
そのひとつが今回ご紹介する経済指標とトレンドをつかった超短期トレードです。
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目次
FXでは特に大事な相場環境認識
まずは相場環境認識です。
また別の記事で書きますが、相場環境認識はある意味トレード方法を学ぶよりも大事なことです。
今回のチャートはポンドドルの1時間足。
トレンド相場で、下落方向のトレンドですね。
ポンドドルの1時間足チャートから読みとる
これがそのポンドドルの1時間足です。
ぼくが実際にトレードしていた画面そのもので、トレンド相場で有効なボリンジャーバンドが表示されたままになっています。
このチャートを見て持つべき感覚というのは、まだしばらくは上昇には転じそうもない、という感覚だとおもうんですね。
もちろん相場というのはいつ何が起きるかわからないものですが、より確率が高いのはこの段階では「下落方向へのトレンドの継続」なんです。
秒スキャは1分足を見ましょう
さて、まずこの相場環境認識がベースにあります。
その前提でこのチャートです。
これは同時刻の同じポンドドルの1分足です。
どうでしょうか? これを見てなにか感じませんでしょうか?
まずすぐ目に飛び込んでくるのは画面の少し左側にある陽線の連続です。大陽線も3つほど出現していますよね。
経済指標で陽線が出現した
この陽線は経済指標によるものです。
具体的にはこのときはイギリスのQ3国内総生産の発表が18:30にあったんです。ただ、このことは今回の話ではこれ以上掘り下げません。
注目したいのはイギリスの経済指標がちょっとだけ良い結果の発表だったということです。
良かったから陽線が出ているんです。
全体を俯瞰して考える
ここで、もう一度相場環境認識を思い出してみましょうか。
さきほどの1時間足のトレンドはどっち方向だったでしたか?
そう、ポンドドル1時間足チャートは下落方向のトレンド相場でした。
その環境下にあって、イギリスの経済指標の結果がほんとちょっとよかったんです。言わずもがな、イギリスの通貨はポンドです。
行って来いはスキャルピングの格好の舞台
つまりですね、この経済指標の結果を見たら、こういうシナリオをすぐさま思い描くべきなんですよ。
「ポンドドルの下落トレンドの最中にあって、圧倒的に良い結果ではなく、微妙に良い数字のポンド関連の経済指標が発表された。これは一時的に上げたあと、わりとすぐに下落するだろう。」と。
俗に言う「行って来い」というやつですよね。
実際のポンドドルの1分足のチャートですが、そんなにキレイな行って来いではないにしろ、まぁまぁ行って来い的な感じに仕上がっています。
トレード初期でこの法則をモノにした方は主婦の方でした!
もちろんトレードはうまくいかないこともあります。
でも、やはり大事なのは相場環境認識と時間の流れの中で都度都度やってくる材料について自分なりに考察を続けていくことなんですね。
特に経済指標というのは発表時間が決まっているわけです。
当該チャートの相場環境を前もってきちんと把握しておけば、経済指標の時間にかまえて待つことが可能です。
あとは事前に決めておいたトレードパターンのとおりにEntryとExitを繰り返すだけです。
いかがでしたでしょうか。
この記事の内容は、ぜひ何度も読み返して自身のトレード手法のひとつにしていただきたいとおもいます。
Dakar
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