こんばんは。
今日はオフショア人民元と米ドルのチャートについてです。
トランプノミクスの余波はじつにいろいろな通貨ペアのチャートに影響を与えているんです。
USDCNHもそのひとつ。
USDCNHのチャートは興味ない?!
USDCNHなんて見てないよ!と言う声がじゃんじゃん聞こえてきそうですが、今わたしの職場ではけっこうこのチャートが注目されています。
なぜか?
それはペッグ制という固定相場制の時期の水準、6.82~6.84元を上抜けたからなんです。
固定相場時代のラインを上抜けて
上抜けた理由は前述のとおり、もちろんトランプノミクスです。
固定相場制の時期の水準って目安にしているトレーダーが多いので、ここをいっきに突き抜けたことにはそれなりに意味があるんですよ。
ただそこを追求していくと政治的な話しかないのでやめておきます。
FXをするにあたって言えるのはただひとつ、とにかくUSDの勢いがすごいんだということです。
中国人民銀行とUSDCNH
中国人民銀行をご存知でしょうか?
いわば中国の中央銀行です。
今、まさに人民元は国際化の過渡なんですね。
そういう状況で、中国人民銀行がのぞむことはただひとつ、人民元高なんです。
考えてみれば当たり前です。
いずれかの局面で市場にその価格決定を委ねる必要があるわけですからね。
もしUSDCNHにエントリーするなら
さて、ではこういう背景と現状を照らし合わせてみてどうでしょうか。
今はにわかのトランプノミクス。このトレンドというのは当然長期化するものではありません。
であればもしUSDCNHにエントリーするのなら中期~長期目線ではどういう姿勢でのぞむべきか?
かなりのじゃじゃ馬、USDCNH
答えは Short になります。
ただむずかしいのはそのタイミング。
正直いつエントリーするべきなのかは全くと言っていいほどわかりません。笑
今や世界第2位の経済大国、中国。
その魅惑の大国の通貨にはかなり好奇心をそそられるのですが、まだまだ手を出すのは早いのかもしれません。
Dakar