誰でもてっとり早くお金を増やしたいと思うものです。
そして、どうにかして増やせないものかと、その具体的な方法をいろいろ考えますよね。
FXってそういうときのひとつの選択肢として「やってみようかな」と思う対象です。
これは、今現在の国内の法体制においては、まぎれもなくある事実です。
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一番稼げる通貨ペアでトレードをしたい
そして、FXという結論にたどり着いた多くの方はこう思います。
FXはリスキーだけど、できるだけFXで少ないお金を増やすぞ!
そしてそのために、一番稼げる通貨ペアでトレードをするぞ!
と。
これ、いたって真っ当な考え方だとおもいます。
誰だって一番稼げる通貨ペアでトレードをしたいとおもいますからね。
特に初心者のうちは変な謙虚さがあって、「自分は為替の専門家じゃないんだから、ひとつの通貨ペアを集中的に見ないと稼げないだろう」という感覚を持ったりするんですよ。
まずはドル円でトレード?
さて、こう考えた結果の話をしていきましょうか。
これもかなり多くの方がこうなるんですが、多数の方があるひとつの結論に達するんですね。
それは、「まずはドル円でトレードをしてみよう」というものです。
この理由は、日本円という通貨がなじみのある通貨だからですね。
なじみのある通貨ならば一番稼ぎやすいだろうと予想するんですね。
これも感覚としてとても普通だとおもいます。
何より、普段目にしている10円玉、1000円札のイメージから、日本円の値動きには興味を持ちやすいですからね。
でも、ちょっと待ってください。
このシリーズ記事のテーマは、このへんの思考に対する問題提起です。
「なじみのある通貨のチャート=おそらく一番稼げるであろうチャート」という想定は、果たして正しいものなのでしょうか?
物事の本質を理解する
ちょっと話が逸れるんですが、この記事を読んでくれているみなさんは、「日本語」というものの概念をなんとなくでも理解できたと感じたときって、どんなときでした?
ぼくは、「英語の勉強がはじまったとき」でした。
まぁ、中学生くらいですよね。
学生のみなさん、昭和生まれのぼくは、小学校のときは英語なんて全く触れることがなかったんですよ(^^ゞ
実際にこういう方は多いのではないでしょうか。
要は、ある事柄Aを本当に理解できるのは、ある事柄Bの存在を認識することによってなんですよね。
相対的なものを認識してはじめて「そのモノ」の本質を理解できるんです。
まずはドル円、は違う
この考え方でいくと、「なじみがある」という条件は、必ずしも「稼げる」ということに直結しません。
それは、「なじみがある」という条件は、必ずしも「本質を理解している」ということではないからですね。
これは考えてみれば当たり前のことです。
そもそもなじみがあるのは、あくまで「円という単位で表現される貨幣」なんですね。
これはさきほど書いたとおり、10円玉、1000円札のイメージがあるが故です。
でも、実態はちがうわけです。
多くの方は、「変動相場制の中で日々価値が変化する日本円という通貨」を本質的に理解しているわけではないんですね。
これが、「FXで効率良く稼ぐために、まずはドル円でトレードをしてみよう」という考え方が間違っている根本的な理由です。
つぎの記事につづきます。
Dakar
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