はらみ線は、2本のローソク足で構成されるものですよね? 今回は、はらみ線について、このかたちから始まる値動きが暗示することをキーポイントにして記事を書いてみようと思います。はらみ線は、インサイドバーとも言いますよね。余談ですが、ぼくの職場でははらみ線派とインサイドバー派にわかれてるんですよ。何かと酒田五法を活用することにプライオリティがあるぼくの勤め先では、ベテラン層だけがよく「はらみ線」と言ってます。このあたりの話は特に今回は掘り下げませんが、明らかに世代間ギャップはありますね。そこまで酒田五法だけにこだわらなくてもいいのに、なんて思っちゃうことも、たまにあるんですよ(^^;)
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はらみ線とインサイドバー
そもそも、はらみ線、インサイドバーとは何なのか?
今回は、このへんから書いていきましょうか(^^)
はらみ線っていうのは2本目のローソク足が1本目のローソク足の実体の中に入っている2つのローソク足の組み合わせのことです。
1本目のローソク足の実体を母親のお腹として、その中に2本目のローソク足をはらんでいるということですね。
冒頭で触れたとおり、基本的にははらみ線もインサイドバーも同じものと解釈していただいていいです。
あえてちょっとしたニュアンスの違いについて触れるならば、はらみ線はローソク足の組合せという点に力点があるかな。
一方で、インサイドバーというのは欧米諸国でよく使われる言い方で、場合によっては2本以上はらんでいてもインサイドバーと言ったりします。
はらみ線は酒田五法
はらみ足とインサイドバーは似てますが、厳密には違います。
はらみ足は、実体の中に収まるんです。
が、インサイドバーは高値や安値の中に収まっていればOKなんですね。
トレーダー目線で言えば、インサイドバーの方がより実戦的。
はらみ足を探し続けて機会損失なんてのは、やめましょう(^^)b pic.twitter.com/rKWBX99SMK
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) September 5, 2024
インサイドバーという言い方のほうが、ざっくりしてるんですよ。
↑この記事でご紹介したとおり、酒田五法って相場予測法です。
だから、酒田五法のはらみ線も明確にルールが決まっていて、はらみ線は
「実体の中におさまる」
んですが、インサイドバーって言うと必ずしも2本目は1本目の実体の中におさまってなくてもいいイメージはあります。
基本的には同じ状態を指しますが、この2つの言い方にはニュアンスにこんな感じの差はあるってことは、知っておくといいかもしれませんね(^^)
ドミナンブレイクって?
条件がそろったらトレードしたい展開。
①インサイドバーでボラ収束確認
②長い上ヒゲ
③次のローソク足がインサイドバーの高値まで来たらエントリー
例えばこんな感じ。
三段構えですヽ(´ー`) pic.twitter.com/tWhiDpLmyw
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) May 13, 2021
分析の過渡で最近、よく使われるようになっている表現に
「ドミナンブレイク」
という言い方があるんです。
これ、英語で書くと、Dominant Break です。
ドミナントっていうのは支配的って意味で、つまりこれは、相場を支配するような圧倒的な力で巻き起こるブレイクってことです。
インサイドバーの後に比較的起きやすい状況を説明するのに、このドミナンブレイクっていう言い方がよく使われるんですね。
はらみ線って、ボラティリティが大きい状態から小さい状態に移行している絵ですよね?
値動きが小さくなった後は、一方方向にトレンドが発生しやすいんですね。
ボリュームを伴うトレンド
ローソク足1本から、何を学ぶか?⁰⁰ローソク足2本から、何を悟るか?⁰⁰ローソク足3本から、何を得るか?⁰⁰ローソク足は、チャートをかたちづくる最小単位。⁰⁰最後の最後は、ローソク足の法則に頼るトレーダーは多いです。⁰⁰分析をやりきったら、あとは根拠あるエントリーを目指すのみ(^^) pic.twitter.com/WyLdreBlhY
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) October 4, 2023
一方方向にトレンドが発生したからといって、必ずしもボリュームを伴っているとは限りません。
なんとなく惰性で推移するトレンドは、全然出来高が小さかったりするんですよ。
でも、はらみ線の後にトレンドが発生した場合は、その価格推移はかなりの出来高を伴っていることが多いと言われているんですね。
これには複合的な要因があると言われています。
例えばそれは、機関投資家による資金投下とか、チャート動向を見てポジションテイクをする投機筋の仕業とか。
そんなところですよね。
ぼくら個人トレーダーは、
「出来高を伴っていそうだ」
と、はらみ線が出現したチャートを視認した時には意識すべきなんです。
重要!はらみ線で大きく勝つ方法!
いわゆるはらみ線について。⁰⁰これ、すごーく簡素化した絵ですけど、はらみ線ですよね。⁰⁰下落トレンドの底値圏。⁰⁰比較的大きな陰線の次に短い陽線が出現したパターンです。⁰⁰こうなったら、買い。⁰⁰あ、焼肉の話じゃないですよ。笑 pic.twitter.com/3uaBKU74Sq
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) October 11, 2022
この意識を持てるとどんなメリットがあるかというと、これはとても単純明快なものです。
それはずばり、
「勝負に挑む時、ロットを増やせる」
ってことですよね。
ある程度一方方向への出来高を伴っていると考えることに優位性があるので、その状況がある程度これからも続くと考えて、がっつり資金投下できるってことですね。
反対方向にチャートを動かし得る材料が出たからといって、ちょっとやそっとの力じゃ今のトレンドが反転することはない。
ならば、現在見ているチャートより短時間足のチャートを表示して、トレンド方向にピラミッティングしよう。
こんな風に考えると、いいんですよ。
出来高を伴っているトレンドでは、大きく勝てるんですね(^^)
まとめ
トレーディングテクニックというのは両建て、押し目買い、戻り売り、ナンピン、ピラミッティングなどのことです。
実際に、自己資金を相場に投下して増やす売買技術ですよね。
これが、トレーダーとしては、いわば
「真の戦術」
です。
分析だけできても、腕がなければ稼げませんよ(^^) pic.twitter.com/iceX1Dcvz6
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) November 18, 2024
さて、いかがでしたか(^^)?
今回は、はらみ線とインサイドバーについて書いてみました。
ちなみにですが、はらみについては
「はらみ足」
という言い方も広く使われます。
ただ、ぼくは今回の記事を書くにあたっては、はらみ線という言い方で統一しました。
はらみ足と言ってしまうと、通常は十字線を含まないので、イメージしていただくにあたって2本目が十字線となる絵が漏れるかなと思ったんですよ。
はらみ線は、実体ベースでは全6パターンです。
ヘッダーの絵に、陽の丸坊主→十字線、陰の丸坊主→十字線 の2パターンを加えたら、全6パターンになります。
これらの絵を視認したら、ぜひドミナンブレイクが起こるシナリオを描いてみてくださいね(^^)b
Dakar
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