今回は、テクニカルを2つ使う話についてです。ひとつは、トレンドラインや水平線のようなライン。そしてもうひとつは、一目均衡表ですね。一目均衡表については、雲抜けに関する話です。このテクニカルを表示すると、きれいな「雲」が出現する時があるんですね。その雲とラインが、うまい具合にほぼ同じ絵の中にハマる時があるんですよ。今回は、そんなタイミングにおける戦略の話です(^^)b
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例えば
なんか例ないかなーと思って探したらリアルタイムでつぶやいてましたね。
ダブらせるタイミングと上昇の確認まで。
ユーロドルです。
あの時、
「今さら遅い」
と考えたか、
「まだ行くぞ」
と考えたか?
まだ行くぞ、と考えたからこそ、ぼくはラインに加え雲も出したんですよ。#右下が現在 pic.twitter.com/hyw3cgF08E
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) January 13, 2023
例えば、こんな展開ですよね。
この時、ぼくは
「ラインに加え雲も」
出したんですね。
まず知っておいていただきたいなぁと思うのは、ラインと雲をセットで使う時の戦略って、
「ラインが先、雲は後」
という順番になるってことです。
あくまで、ぼくの場合の話ですけどね。
もちろん、この後に紹介する全パターンが、このパターンになります。
セットはあくまで成り行き
とりあえず相場環境認識のためにラインを引いてみる →今まで沿っていた方向と逆に一気に抜けた →一目均衡表を見てみる
あくまでぼくの場合ですが、このパターンはわりと多いです。
常に一定数のテクニカルは見てますが、反射的に再度確認します。
「雲抜けたんじゃ?」と思うわけです。 pic.twitter.com/3z5q8o5nw9
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) January 25, 2019
なぜこういう順番になるかというと、この時のつぶやきでも言ってますが、ラインは
「相場環境認識のために」
引いているからなんですよね。
つまり、ラインと雲をセットで使う時って、べつに最初から
「よし、今からラインと雲の戦略で稼ぐぞ!」
とかは思ってないわけです。
ラインは、分析のためのツールでもあるんですね。
一方で、一目均衡表は完全にトレードのためのテクニカルなんですよ。
雲を見る時はすでに、上昇か下落かというシナリオを描いているんですね。
ラインは抵抗線のケースも
ドル円、ダブルの材料。
たまにあるやつですが、自分が引いてたラインと、後から出したテクニカルが、綺麗にハマる展開。
時間足は4時間足。
ラインを上抜けず落ちる構図と、雲抜けというアクセルですよね。
どうですかね? pic.twitter.com/rs3kPW8jg9
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) September 23, 2019
要は、ラインを出して分析を進めた結果の相場観を生かして、一目均衡表を出すという判断に至っているんですね。
ラインは、支持線として引く時もれば抵抗線として引く時もあります。
また、そのラインをブレイクした結果に雲を当て込む時もあれば、跳ね返され続けた後の展開で雲抜けを使う時もあります。
上のつぶやきの時なんかは、抵抗線に跳ね返され続けた結果、
「おそらくこの後は落ちていくだろう」
というシナリオを描いたから、一目均衡表を出したわけですね。
あ、シナリオを描くということについては、ぜひ↑この記事を読んでみてくださいね(^^)b
シナリオの確度
さっきの、大局の話ですが。
じゃあ今、具体的にはどうなのか?ってところですよね。
例えばドル円。
ぼくはこんな感じで、年度末までにここからの切り返し(つまり上昇)があるのか?っていうテーマをひとつ、持ってます。
これまで引いてきたラインに、雲を追加。
キレイに抜けてきてます。 pic.twitter.com/MoKZ07dT1x
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) January 14, 2019
さらに言えば、ラインは1本だけでなく、複数ある時もあります。
ぼくは基本的に、分析のためのラインは少なければ少ないほどいいと思っているんですよ。
一方で、トレードのためのツールとして複数ラインを引けた時は、
「シナリオの確度」
が強いということになりますよね?
複数ある状態からその後に雲を出す判断に至ることって、回数としてはかなり少ないです。
でもそのかわり、かなりシナリオの確度が強いので、いざトレードする時は多めにロット投入することがほとんどなんですね。
上のつぶやきのケースであれば、ペナントと抵抗の水平線という3本のラインに挟まれて身動きがとれなくなっているローソクは、もう下落するしかないわけです。
変化球の戦略
上のほうのライン、あえて延長してないですが、今はブレイクの水準。
加えて、雲を表示するとこんな感じ。
日経平均が上がった週末のロンドン時間。
ポンドは、一度売られきった後。
短期で上目線かな。#一目均衡表#雲分厚いですが#GBPJPY4時間足 pic.twitter.com/1sKEvIoFch
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) November 19, 2021
最後に、ちょっと変化球気味の戦略もご紹介しておきましょうか(^^)b
この時の一目均衡表の使い方なんかは、かなり応用的でした。
通常は、ラインと雲をセットで使うタイミングって、これまで紹介してきたとおり、ラインブレイクした直後とか、跳ね返され続けた直後なんですよ。
でもこの時は、一度雲抜けした後にまた一目均衡表に向かってチャートが回帰してきたタイミングで、テクニカル分析に使ったんですね。
つぶやきのとおり、この時はラインを延長していませんでした。
ラインを延長していない点、ぼくがルールを徹底しているということを理解していただけるかなと思います。
さきほど書いたとおり、ラインと雲をセットで使う時はラインが先で雲は後なんですね。
ラインを出した後に雲抜けトレードをするために一目均衡表を出した。
仕事が忙しかったからか何かでそのタイミングでトレードができなかった。
ちょっと間を置いてから再度チャートを見てみたら、再度雲抜けしそうな展開になっていた。
こういう順番だったので、一目均衡表を出現させている絵にあとから再度ラインを引くということはしていなかったんですね。
まとめ
豪ドル材料出ましたね。
1時間足で、ラインブレイクだし、雲抜けたし。
今FXやるなら売りベースで考えはじめるとおもいます。
取り急ぎですけど。
仕事戻ります。笑 pic.twitter.com/hilrGd1jH2
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) August 23, 2018
さて、いかがでしたか(^^)?
なんとなくでもラインと雲戦略が伝わっていればいいなと思います。
ラインについては、トレンドラインを引く時もありますし、水平線を引く時もあります。
そのラインは、リアルタイムにおいて支持線になる時もありますし、抵抗線になる時もあります。
そして、1本だけじゃなくて、複数のラインを引く時もあります。
一方で、一目均衡表というテクニカルをこの戦略で生かす場合は、100パーセント
「雲抜け」
を狙うことになります。
これが、この勝ち筋のシナリオです。
かなり、シンプルですよね?
ぼくのやり方は、トレーディング段階まで至れば、やってること自体はかなり単純明快なんですよ(^^)b
Dakar
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