ゴールドマンサックスが黒幕として暗躍した形跡が明らかにある相場変動って、けっこうあります。ゴールドマンサックスが実際に黒幕として暗躍した相場の例を紹介することで、現在の市場で彼らがいかに縦横無尽に立ち振る舞っているのかをイメージしてみてほしいと考え、今回の記事は書きました。これぞ悪役の投機筋。これぞずる賢い相場師。そんな話に興味があるという方は、ぜひちょっと読んでみてください(^^)
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目次
ゴールドマンサックスが黒幕
ゴールドマンサックスが黒幕としてのさばっているような相場に関しては、ぼくはたまにツイッターのDMとかブログのお問い合わせ欄から質問をいただきます。
きっとこれは、ツイッターでゴールドマンサックスについてつぶやいたりしてるからなんだとおもっています。
よく移動平均線をつかってトレードをしているという会社員の方からは、
「ゴールドマンクロスってどんな会社なんですか?」
というメッセージをいただいた時もありました。笑
ぼくはこのメッセージを見た時、金ピカの全身タイツを着てXJapanのライブで飛び跳ねる人をイメージしていました(^^;)
もちろんこれはゴールドマンサックスの間違いですね。
すぐに確認したんですが、ゴールデンクロスとごっちゃになってしまっていた、とのことで。
ご本人も、ものすごく面白がっていました。笑
ゴールドマンサックスとは?
ゴールドマンサックスの業績が、Lloyd Blankfein体制で良くなってきているということを示す資料がこれ。
チェアマンが誰なのかで組織の評価を分けたがるのは、欧米的な見方ですよね。
GSというブランドを持ってしても、運営していく人間が常に矢面に立たされてます。
当然、為替相場も戦場です。 pic.twitter.com/PJzoAfANvQ
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) January 6, 2020
なんかブログ読者さんにとってはすごくどうでもよさそうな話からはじめちゃいましたが、そもそもゴールドマンサックスってどんな会社なの?って話ですよね。
ゴールドマンサックスは、アメリカに本社を構える金融グループで、ひとことで言ってみれば、世界最大級の投資銀行なんですね。
金融グループとしては、株式、債券、通貨、不動産取引のブローカー業務からの収益が特に飛びぬけている印象があります。
「印象」と書いたのは、詳細は公開されてないので、あくまでぼくの周辺から漏れ伝わってくる話からの推測ってことです。
ゴールドマンサックスのトップは、ロイド・ブランクファインですね。
業界の超有名人です。
ブランクファインって、↓こんな人ですね。
この写真の、左の人です。
真ん中の犬の犬種は、なんでしょうね?
やっぱりゴールドマンレトリバーですかね?
あ、冗談です。
そろそろこのネタからはなれましょうか。笑
黒幕の仕掛け
ゴールドマンサックスっていろいろな相場で仕掛けるイメージがあります。
が、このブログでは、為替相場で見え隠れする彼らの戦略を書こうと思います。
と、言っても、あくまで推測の域は出ませんけどね。
でも、さまざまな情報網にひっかかってくる話を総合すると、そう大きくはズレてはいないかな、というくらいの話です。
このツイートの時の話↓なんかは、そのひとつで。
ポンド、材料出ましたね。
ゴールドマンサックスのあざといストラテジーが見え隠れします。
個人トレーダーとしては、「動いたなー。」という感触。
合意なき離脱の確率なんて、すでに上がりに上がってるんです。
なのにここに来てあえて声明を出すなんて、あやしいにもほどがあります(^^;) pic.twitter.com/0J2zjXmdOV
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) March 22, 2019
この時は、合意無き離脱の材料の真っただ中でポンドが売りに売られていた時期だったんですよ。
黒幕として
そういうタイミングで、あえて「合意無き離脱の確率が上昇した」なんて声明を出す必要があると思います?
このときは、そんなことは、投資家にとってはすでに火を見るよりも明らかな局面だったんですよ。
こういう時にこんな声明を出す目的って、たったひとつなわけです。
それはずばり、「とにかくできる限りポンド安に誘導してやろう」という魂胆ですよね。
あの手この手で落とした通貨の価値を最終的に利用するのは誰か?
もちろん、自分たち、ゴールドマンサックスの面々なわけです。
イギリスほどの大国がこういう材料の後に沈みっぱなしということは、まぁまず無いことだと思いません?
相場を裏で操る
そういう中で、当時、世界中の投資家が注目していたのは、V字状にポンドチャートが回帰してくるタイミングだったんですね。
そのタイミングさえつかめれば、大儲けできる。
世の少なくない投資家たちが、そう考えていたわけです。
すでに、買いのナンピンを開始していた投資家もちらほら出てきていたんですよね。
このへんは、後から確認した資料から明らかなんです。
この声明が出されたこともあり、この後、ポンドはますます売られました。
当然、すでに買い始めていた人たちのストップロスもどんどん巻き込んでいったので、けっこうな勢いで落ちますよね。
結果的に、ポンド円なんかは、この声明のタイミングからさらに20円くらい落ちたので、出足の早かった投資家たちは、完全にGSの掌で踊らされたかたちになったわけです。
そうして、すっからかんになった投資家たちを横目に、イギリス議会の動きを冷静に見極め、がっつりと底で買ったわけですね。
はるか手前で罠をかけておく
ドルスイがパリティですね。
パリティと言えば、2014年度末のユーロドルを思い出します。あのときはゴールドマンサックスの予想がキーだったんですよねー。#FX#USDCHF#パリティ pic.twitter.com/BUGNlU1Qxl
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) May 11, 2018
また、こんな話もあります。
これは、その時のことを思い出したのでツイートしてたんですが、2014年末のことですよね。
当時は、ユーロドルがユーロと米ドルの材料が真逆に出たタイミングで、ものすごい勢いで売られていたんです。
不安心理を逆手にとる
また下落相場の話ですが、こういう下落相場って仕掛けやすいみたいんですよね。
相場に不安心理が漂っているときって、ある意味彼らの主戦場なので。
この時は、ユーロドルがパリティまでいくだろうという予想を公表したんですよ。
これ、覚えておいてほしいんですが、ゴールドマンサックスが公表する予想どおりになるなんてことは、まずないと思っていたほうがいいです。
彼らは、投資顧問会社ではありません。
なのに、なぜ予想なんて公表するんだと思います?
これ、自分たちが稼ぐという目的があるが故に、発表しているんですよ。
投資銀行として情報センターの役割を果たすような体で発信を続けつつ、腹の中では自分たちの影響力の大きさをつかって、いつでも「いかに稼ごうか?」と考えている。
そういうイメージを、この会社については、持っていたほうが賢明なんですね。
予想値公表の真の目的
2014年末に彼らがまんまとやり抜いたのは、パリティに行くと公言しておいて、じつは自分たちは「然るべきタイミングから圧倒的に買い続ける」という荒業でした。
この資金投下の策略が、じつは予想値公表の真の目的だったということですね。
要は、現在地よりもはるか下方の水準に予想値を置くことで、そこへ価格を導いていこうとしたわけです。
このストラテジーも、非常によく考えられたものだったんですよね。
チャートを見てもらうとわかると思うんですが、当時のユーロドルって、本当に底が見えなかったんですよ。
だから、一定の水準まで行く、という言い方が非常に効果的だったわけです。
こういう相場では、多くの投資家が「どこまで行くのか?」をとても気にしていたんですね。
これも、当時はだいぶハマッた人が続出したみたいです。
つまり、パリティ(=1.0000ドル)まで行くなら、売ろうということでどんどん売りポジションが増える相場で溜まったストップロス(=買い)が、思っていたより全然手前でどんどん発動していってしまった、ということです。
当時は、「なんだよ!パリティなんて全然届かないじゃないか!」と、多くの投資家が思ったわけですね。
ゴールドマンサックスが黒幕|まとめ
さて、今回はゴールドマンサックスについてつらつらと書いてきたわけですが、いかがでしたか(^^)?
こういう会社はなんだかいろいろなことがベールに包まれているような感じがしますよね。
六本木ヒルズの最上階とか、なんかちょっと異世界のような感じがしなくもないです。
そういうところにあるオフィスは、当然関係者以外立ち入り禁止ですからね。
普通はトレーディングルームの様子なんかは、見ることはできません。
普通は。
あ、なんとなくわかります?
ぼくがこの記事で最後に紹介しようとしているもの。
そう、ゴールドマンサックスのトレーディングルームの写真です。
見たいです??
見たいですよねー。
と、いうことで、リンク貼っておきます。
ちょっと昔の写真ですが、↓これがゴールドマンサックスの仕事場らしいですよ(^^)
Dakar
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