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相場環境認識

相場環境認識|1日単位で考えてみる

投稿日:2017年6月25日 更新日:

この記事は

相場環境認識|時間的に前後を考える

の記事のつづきです。

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1日ごとの相場環境認識

前回のテーマでは時間的に前後を考える、ということで、1日の中での時間帯についての「前後」でした。

今回の記事では、時間軸をもっとひろげます。

どのくらいひろげるかというと、1日ごとです。

1日ごとに相場環境認識を持ってみることで、一昨日から昨日への流れ、そして、昨日から今日への流れを感覚的に持つことができるようになるんですね。

カテゴライズの仕方としては、「曜日」で区切るという意識をもっていただきたいです。

とある1週間のドル円1時間足チャート

week

さて、実際に考えていきましょう。

具体的に考察していったほうがわかりやすいですよね。

例によって、とある1週間のドル円1時間足チャートを貼りました。

そうそう、これはテクニック的なことですが、MT4をつかうならば、期間ごとに自動で垂直線を引くことができます。

ぜひこの機能はつかうようにしてくださいね。

1分足~1時間足:1日ごと

4時間足:1週間ごと

日足:1か月ごと

週足~月足:1年ごと

MT4の垂直線は上記のようなルールで引かれるんですよね。

今回は、この記事の内容を感覚的に理解してもらうために、時間表示が日本時間になるForex.comのMT4で検証してみました。

海外FX会社XMの評価

ちなみにぼくは、海外FX会社でMT4口座を実際に開設するならば、基本的には↑XMをおすすめしています。

まだMT4口座を持っていないという方は、かなりおすすめなので、ご参考まで。

なぜかというと、今現在、一番財務基盤がしっかりしているFX会社からです(@^^)/~~~

週明けトレードスタートの日

さて、では月曜日から見ていきます。

月曜日は、翌週の月曜日を見てもらうとわかるですが、概して、先週のトレンドを引き継ぐことが多いです。

が、これはあくまで一般論。

ぜひ、ご自身できちんと記録をとるようにしてみてください。

たとえば、米雇用統計発表の翌週の月曜日の傾向、とかですよね。

ご存知のとおり、アメリカの雇用統計は毎月最初の金曜日に発表されます。

ということは、その翌週の月曜日というのは、その雇用統計の影響をかなり大きく受けて推移してく可能性が高いわけです。

火曜日は月曜日の流れを引き継ぐ?

次、火曜日ですね。

こうやって書き進めておいてなんなんですが、じつはこの曜日ごとの為替相場の特徴というのは、「Dakarの手法」で細かく記載させていただいている内容でもあるんですね。

なので、本当の核心の部分は、「Dakarの手法」でのみ記述しているという点はご了承くださいm(__)m

さて、火曜日は、端的に言えば、そんなに月曜日からの流れから変化はなく、推移していくことが多いです。

経済指標には注目ですけどね。

どの国の通貨に注目するべきかは、「Dakarの手法」にだけ書いています。

水曜日は注目

問題は水曜日。

為替チャートというのは、どういうわけか水曜日に大きく変動することが多いです。

上述のチャートも、はかったように大きく下落していますよね。

こういう変動も、曜日の特性をきちんと理解しておけば、「やっぱり水曜日だな」と、淡々と受け止めてトレードを継続することができるわけです。

こういう一種のアノマリーを知らないと、びっくりして、その日はまったくトレードができるような心理状態ではなくなってしまったりしますからね。

そうなってしまったら、機会損失なわけです。

前日からの流れをくみ取ろう!

次は木曜日です。

このチャートにおいての木曜日の説明にしましょう。

この木曜日の朝に、リアルタイムでこの1時間足を見た場合は、何を感じるべきなのでしょうか。

それは中期以上のもっと長い相場環境認識と、現状の比較です。

木曜日の朝の時点では、あなたが見ているチャートというのは、前日夜に大きく下落して、そこから半分ほど戻した(=つまり、上昇)チャートなわけです。

もし、この時点でドル円が長い目で見て上昇基調なのであれば、買う方向で考えてもいいでしょう。

逆に、長い目で見ても下落基調なのであれば、この戻しはいい押し目だと考えるべきでしょう。

つまり、「売り」でエントリーすべきタイミングということですよね。

それはその場その場の判断なわけです。

週末は今までの流れと週明けのイベントをイメージ

さて、最後は金曜日です。

今回のチャートで言うと、この週の金曜日は木曜日の流れを引き継いでいますよね。

木曜日にこれだけ勢いよく上昇しているので、そろそろ朝方から下落に転じても良かったようにおもいます。

が、こういう風に上昇がつづいたということは、アジアもロンドン、ニューヨークの流れを同じ方向で受け止めたということをあらわしています。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

ぼくは冒頭で、「曜日」で区切るという意識をもってほしいと書きましたよね。

これは、どういうことかというと、ぜひ自分で曜日ごとの通貨の値動きをデータベース化してみてほしいってことです。

つまり、前後の意識としては、昨日、今日、そして明日という感覚でOKなんです。

でも、この1日単位の値動きの把握の管理の仕方については、曜日ごとに、エクセルなりグーグルドライブなりに保存するようにしてほしいんですよ。

これをすることで以下のようなメリットがあります。

この相場環境認識ができることで、まず「昨日、今日、明日という流れの中での値動きの傾向から、リアルタイムのトレードにそのデータを生かすことができる」という利点が、ありますよね。

それに加えて、曜日ごとに傾向を保存しておくことで、「データベースがある程度の量まで貯まってきたら、それを曜日ごとの相場環境の傾向として体系化できる」というメリットが生まれます。

どうでしょうか?

1日ごとの値動きの把握につとめるということは、2つの利点があるということが、わかっていただけましたでしょうか(@^^)?

相場環境認識|移り行く季節の中で

の記事につづきます。

Dakar

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