テクニカルばかりを分析していても全体の流れを見失ってしまい、明らかに間違ったトレードをしてしまうことがあります。
ファンダメンタルズばかり追い求めていても、肝心のエントリーポイントがわからず、トレードしようがなくなったりします。
FXで優位性のあるトレードを続けていくためには、いったいどんなステップでトレードに至ればいいのでしょうか。
今回は、中期以上のテクニカルと為替ニュースという、大事な2つの情報源に的をしぼった、トレードの手順に関する話題です。
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トレード手法はスキャルピング
今回の話はトレードの具体的な手順に関することです。
なのでトレード手法を厳選します。
じゃないと話がとてもふんわりしたものになってしまいますからね。
トレード手法は、例によってスキャルピングですね。
超短期トレードをするにあたって、中期以上のテクニカルと為替ニュースは、相場環境認識のためにも、非常に大事な情報です。
今回は相場環境認識のためだけでなく、実際にトレードをするにあたって優位性を付加させるという視点でこの2つについて書きます。
いわば、てっとり早く稼ぐトレード方法についての、もっと核心に近い話題のひとつですね。
中期以上のテクニカル
まず中期以上のテクニカルについてです。
スキャルピングをするにあたって、中期以上の相場環境認識が大事だということは以前に記事にしたとおりです。
中期以上の相場環境認識というのは「中期以上のテクニカル」も内包します。
具体的に書きます。
中期以上のテクニカルというのは、4時間足チャートより長い時間足のチャートにおけるテクニカルのことです。
少なくともぼくはそういう理解で自分のルールを構築しています。
そしてさらにこまかく見ていくと、この「4時間足チャートより長い時間足のチャートにおけるテクニカル」というのは、トレンド系テクニカルとオシレータ系テクニカルに分かれます。
スキャルピングなのに4時間足
この4時間足チャートより長い時間足のチャートを分析するのはなぜだとおもいますか?
それはあまり短い時間足においてチャート分析をしても、為替ニュースとの関連性を掴めずに時間が過ぎていってしまうからです。
たとえば上のユーロドル15分足を見てみてください。
これはフランス大統領選挙の開票の材料で、週明けに大きく窓が開いたときのチャート変動です。
このチャート画面を見たら、「マクロン氏の中道路線が評価されたことでユーロが買われたんだなー」とか、そんな感じの印象ですよね。
でもですね、言いたいのはここなんです。
逆に言うと、これだけしかこのチャートからは読み取ることはないんです。
大きな窓なんて、いくらでも過去に出現したことがあるわけですね。
次にこちらのチャートを見てください。
これは前述の、フランス大統領選挙の開票の材料で大きく窓を開けた場面を含む、同じユーロドルチャートの日足です。
参考までに、前述の15分足の場面を赤いマルで囲ってあります。
さて、このチャートを見ることにいったいどんな意味合いがあるか?
まず、今回のフランス大統領選挙の材料が、「チャート変動のひとつの要素に過ぎない」という見え方になります。
さきほどの15分足では、チャートそのものが「これがフランス大統領選挙だ!」とでも言いたげな様相を呈していました。
この点が大きく違います。
そしてもうひとつ。
こっちのほうが大事かな。
もうひとつは、「チャートの未来をなんとなくでもイメージできることがある」ということです。
シナリオを描く
どんどん行きます。
「チャートの未来をなんとなくでもイメージ」できたら、それは「シナリオを描く」という作業につなげていけます。
この記事をいつも読んでいただいている方の中には、ツイッターのフォロワーの方たちも多いと思います。
ぼくはツイッターではたびたびこの「シナリオを描く」ことが大事だということをつぶやいていますよね。
その具体的な方法のひとつがこういうものなわけです。
たとえば今回のユーロドルの日足チャートには、こんなチャネルラインを引いてみました。
どうでしょうか?
何か見えてきませんか?
つづきの記事はこちらです👇
中期以上のテクニカルと為替ニュース|材料のチャートへのインパクト
ちなみに、チャネルラインについてはこちらの記事に書いていますので参考にしてみてくださいね👇
Dakar
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