さて、今回は平日午前中のFXについて書いていきます。午前中にFXをするのならば、おすすめなのは円相場です。FX初心者の方にとっては、ドル円がとっつきやすいかな。この記事では主にドル円チャートで午前中にFXをすることを前提に話をすすめていこうと思います。専業主婦の方、定年退職して悠々自適の生活をしている方、必修も就活も全部終わって暇な大学4年生、育児休暇取得中に人知れずトレードしている方、その他諸々の方々に向けて、いざ執筆開始(^^)!
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目次
午前中にFXをしていく
午前中にFXをしていくやり方を書くにあたって、今回は「局所的トレード」をご紹介していくことにしたのには、ちゃんと意味があるんですよね。
局所的ってどういうことかというと、「待ち構える時間が決まっている」ということです。
これ、さらっと書いてますが、けっこうすごいことなんですよ。
FXって、各通貨の強弱など、相対的な判断が求められるケースが非常に多いですよね?
そういう中で時間という絶対的な軸に照準を絞ってトレードをすることができるというのは、非常に時間効率の良いトレードができるということを意味しているんです。
今回の記事は、ぜひこの点をよく噛みしめて読んでみてください。
ではでは、7つのFX技法のご紹介、ぼちぼちはじめていきますね(^^)b
午前中にFX|板が動き始める
さて、では朝から順を追って書いていきますね(^^)b
まず、板が動き始める午前8時です。
板というのは東京株式市場の各個別銘柄の板のことです。
板って何?と思った方もいるかもしれないので簡単に書いておくと、要は価格ごとの買い注文と売り注文の一覧表です。
買い希望株数や売り希望株数が一目でわかるものなんですね。
後述するように、東京株式市場の寄りは午前9時なんですが、その1時間前の8時に板は稼働しはじめるんです。
ココが、ポイント。
つまり、チャートは稼働しないものの、その日の注文予約が一番早く把握できるのが、板なんですね。
例えばこの段階で、日経平均株価が上窓を開けて大きく上昇していきそうならば、ドル円も午前8時から上昇していくと考えることに優位性があると言えますよね?
午前中にFX|株式市場の始まり
さて、今日も東京株式市場がスタートしましたね。
寄りは、ドル円下落。
開票日明けですからねー。
どうですかね? pic.twitter.com/ObBS2x7qhj
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) July 22, 2019
板が動き始めて1時間後の午前9時に、東京株式市場ははじまります。
この午前9時という時間は、東京時間において世界中から一番注目されている時間になります。
なぜかというと、前日のNYの値動きがどのくらい世界に波及していくかをはかるものさしになるからですね。
オセアニア市場ですでにそれは推し量ることができているんですが、やはりNYの裏の時間帯のトップオブトップは東京なので。
アジアの雄、東京市場というのは、それほど全投資家が気にしている相場なわけです。
この午前9時に見るべきは、日経平均株価です。
ここのドル円稼働状況については時期によって傾向が異なるので、よく分析するようにしてください。
例えば、板が動きはじめる午前8時に異常に上昇した結果、逆に午前9時にはすでに利確の逆行でドル円は下落、みたいなことも多いんですよ。
午前中にFX|仲値公示で稼ぐ
仲値トレード、勝てました?
今回も、いつも通り「値幅はあんまり出ないけど、簡単な」トレードだったと思います。
かなりきれいな仲値天井ですよね。
見事に仲値公示の10時ぴったりから下落しました(^^) pic.twitter.com/ngDaLF3Cnf
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) December 27, 2019
さて、次です。
次は仲値公示の時間の前後で値幅を抜いていくというスタイルです。
仲値公示トレードで重要なことのひとつは、なにも仲値公示前のドル円上昇を狙うことだけがポイントなのではないという点です。
これはつまり、仲値天井も狙うべきということですね。
仲値天井トレードは、午前10時以降にドル円が下落する地合いの時に、10時前後で売りでエントリーするトレードです。
ゴトー日だけがターゲットではないということについても、すでにさまざまな記事でぼくが書いている通り。
仲値トレードについては、ぜひこのブログのいろいろな記事を読んでみてください。
仲値公示の際の局所的トレードは、実需勢の取引によってかたちづくられるチャート形状を利用したものなんですよ。
午前中にFX|人民元基準値発表
おそらく、取り組み始めて間もない時期は、ここまでですでに、あっという間に時間が過ぎ去っていることと思います。
けっこういろいろなことを考えたり調べたりしながらトレードをしなければいけませんからね。
が、まだまだ「午前中FX」で狙うべき時間はつづきます。
次は、仲値公示の時間の直後、午前10時15分です。
この時間はいったい何の時間なのかというと、人民元の基準値が発表される時間なんですね。
基本的な構図はこうです。
〇米ドルに対し基準値が人民元安方向に設定されたらドル円は下落
〇米ドルに対し基準値が人民元高方向に設定されたらドル円は反応無し
こういうシナリオで相場を見ていたほうが、優位性があります。
まだまだ国としての権威はアメリカの方が上なので、そこに対抗していこうとするような印象を与える「人民元安」というのは、基本的にはリスクオフと捉えられてます。
故に、避難通貨である日本円が買われる結果となり、ドル円は下落するというシナリオですよね。
人民元高方向に舵を切った場合は、特に過度に反応するイメージはないです。
午前中にFX|上海株式市場の寄り
中国の株式相場、上海株式市場の寄りの時間は、日本時間で午前10時30分です。
次のターゲットは、ここになります。
基本的な考え方は日本と同様ですね。
〇株価が上がっていくのであれば、ドル円買い
〇株価が下がっていくのであれば、ドル円売り
このスタンスが無難なところです。
この時間帯は元々値動きが激しくない東京時間において、最もボラティリティがない時間帯なんですよね。
それだけに、材料探しをしていた投資家が注目することも多いのが、この上海株式市場がはじまる時間になります。
その際にライバルとして君臨するのは、日系企業の実需勢の取引になります。
このあたりは、きちんと相場環境を認識することが重要になってきますよね。
午前中にFX|じつは狙い目の11時
今、急激に伸びてきている実需筋のひとつが投資信託。午前11時は投信のドル買いが行われ、セオリーとしてはドル円が上昇します。特にゴトー日は傾向が顕著になります。仲値公示を10時で切り抜けたとおもったら、また1時間後に同じようなチャート形状になることがあるじゃないですか。
あれですね。 pic.twitter.com/zpaVKKmjFe
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) September 12, 2019
そして、午前11時も狙い目になってきます。
午前11時は、投資信託のドル買いのフローが確認できる時があるんですね。
これは、だいたい2018年頃からよく市場で聞かれるようになった相場傾向ですね。
なぜ午前11時前にチャートを動かすほどのドル買いが出るようになったかというと、これは単純に取引の増加が原因です。
個人の参入もかなり増えているそうですよ。
投資信託のドル買いも仲値公示と同じで、基本スタンスとしては時間に至る前のドル円上昇を見越して買うのがセオリー。
ゴトー日によくその傾向が出やすいという点も同じです。
やるのなら、まずは記録取りからですよね。
ご自身で検証してからロットを預けたほうが納得できると思うので、やってみたい方はぜひ、まずはエクセルにひたすら数字をメモしていくところからはじめてみてください(^^)
そして午前中が終わる
そして最後は、やはり11時30分ということになります。
株の取引をしたことがある方は十分わかっていると思いますが、株式市場は後場よりも圧倒的に前場のほうがボラティリティがあるんですね。
前場、後場というのは、それぞれお昼をはさんで前と後です。
前場が午前9時〜11時30分、後場が午後12時30分〜午後3時で、株式市場というのは2部制になってるわけです。
前場にボラがあるのは、前日の引け以降に出た材料を消化するからですね。
その点、もっと正確に言えば前場の前半によりボラが出るのですが、前場の引けである11時30分も、短期勢の利確が多少入ってくるので、ガツンとドル円が動いたりすることがあるんですよ。
日経平均は下落すれば、円は買われます。
日経平均が上昇すれば、円は売られます。
この点は、円という通貨は非常に不思議な通貨ですよね。
なぜ日経平均が下落すると円は買われるのでしょうか?
日経平均が下落すると円が買われる理由とは?日本株とドル円の相関!
この点については、おもいっきりこの疑問に回答する記事↑を書いてますので、ぜひ読んでみてください。
この午前FXの最終章になる、「11時30分のトレード」で勝つためのヒントになることが、書いてありますので(^^)
まとめ
さて、いかがでしたか?
勘違いをしてしまうかもしれないので念のため最後に書き加えますが、これらは毎日この時間で稼げるという話ではないです。
常にその時の地合いをきちんと読み取りながら、トレード判断をしていくんですね。
どんな時でも忘れてはならないのは、「トレードをするかしないか?」の判断からがトレーダーの仕事ということです。
たまにお問い合わせいただいたりするのが、「エントリー配信などはしていないのですか?」というものです。
ぼくは、していないんですね。
なぜなら、「地力」を身に着けていただきたいからなんです。
トレードのエントリー配信を受け取りたいのであれば、許認可を得ているそれ専門の方に月謝を払って受け取ってみるといいです。
それはそれで意味のあることですからね。
但し、受信をやめた途端に路頭に迷うことにはなります。
対して、トレードの地力は、身に着けてしまえば一生ものです。
単純に損得勘定で考えるとしても、どっちが得なのかは、目に見えて明らかだと思うんですよね。
地力を身に着けていくためのファーストステップとしても、ぜひ今回の「午前中にFX」の各項目については、ご自身でよく掘り下げるようにしてみてくださいね(^^)
追記:
今回の記事は、↓こちらの記事を掘り下げる気持ちで書きました。
FXトレーダー必見!1日中スキャルピングでトレードする方法!
つまり、こちらの記事の午前中部分にフォーカスしたのが、今回の記事だったということですよね。
より視野を広げることができると思うので、まだ読んだことがないよという方は、ぜひこちらの記事も読んでみてください(^^)
Dakar
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