今回は、アンドリューズピッチフォークの引き方について書いていこうかなとおもいます。アンドリューズピッチフォークは、テクニカルに分類する場合もありますが、このブログではラインの引き方のひとつとして紹介していこうかな、と。アンドリューズピッチフォークってやや独特な形状なので、引き方がちょっと謎って人がわりと多いんですよね。なので、まずはそのあたりから話をはじめていきたいとおもいます。ではでは、早速スタートです(^^)/
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目次
アンドリューズピッチフォークって?
アンドリューズピッチフォークの引き方に触れていく前に、そもそもアンドリューズピッチフォークとはなんなのか?ですよね。
アンドリューズピッチフォークっていうのは、端的に言ってみると
「チャート状に描いた熊手」
です。
熊手って何かっていうと、牧場や農業、ガーデニングなどで使われる農具ですよね。
柄の部分の先端が扇状に広がっているものもありますが、チャート上に引くアンドリューズピッチフォークを考えるときは、いわゆる3本爪の熊手を想像してみてほしいんですよね。
個人的には、アンティークのものにこの形状のものが多いのかなと思っています(^^)b
アンドリューズピッチフォークの引き方
と、いうことで。
早速そのアンドリューズピッチフォークの引き方について書いていくんですが。
アンドリューズピッチフォークって、さきに説明したように熊手なので、なんというか、
「出現させていく」
イメージで引いていってほしいんですよね。
絵を描いていくような感じです。
アンドリューズピッチフォークの絵は、トレーダーに
「トレンドチャネルの幅」
を教えてくれるんですね。
アンドリューズピッチフォークの引き方|ステップ1
アンドリューズピッチフォークを使ってトレードをしていく判断をするタイミングはどんなタイミングかというと、
「これからトレンドが始まる」
というシナリオを描けた時です。
ただ、大枠ではそういうことになるんですが、そのタイミングというのが、このアンドリューズピッチフォークというテクニカルを使いこなすためのポイントのひとつになってくるんですよね。
というのは、このテクニカルを使っていくためには、一定の準備期間が必要だからです。
まず上の絵のP1が、材料が出たタイミングです。
今回の例では、上昇の材料が出たと仮定します。
アンドリューズピッチフォークの引き方|ステップ2
次に、最初の上昇波の最高値をP2とします。
要は、初動でとりあえず上げ切った価格水準ということですね。
上がったら、利確の逆行がありますよね?
どんなチャートでも、上がったらその後は必ず下がります。
その、初めての押し目の最安値をP3とするんですね。
ここまでが、さきほど触れた準備期間ということになるんですが、つまり初動で上げてその後に初めて押し目をつけるまでの間は、待つ必要があるわけです。
アンドリューズピッチフォークを使う場合は、まずP2とP3を結ぶ線を引きます。
そうしたら、この線をL1として、L1の中点を定めます。
アンドリューズピッチフォークの引き方|ステップ3
あとは、作業としては機械的です。
L1の中点とP1を結ぶ線を右側へ延長して引き、P2とP3からもそれぞれこのミドルラインと平行するラインを引いて、完了です。
引いた時点から考えて、
「その後」
の相場が、この3本のチャネルラインの中にハマっていくというシナリオを描いて、トレードをしていくというわけですね。
どのように価格推移していくかは、そのトレンドの強さによります。
上の絵のように、ミドルラインがほぼレジスタンスとして機能する場合もありますが、もっと強いトレンドだとP2を通るチャネルラインまで上昇して切り返すケースもあります。
役目を終えるアンドリューズピッチフォーク
トレンドの終焉については、ぼくはこのテクニカルの場合については2パターンかなと考えています。
1つは、ファンダメンタルズ。
今回の例ならば、チャートを下落させるなにかしらのファンダメンタルズの材料が出て、アンドリューズピッチフォークがお役御免になるというパターンです。
例えば経済指標とかですね。
そしてもう1つは、シンプルに上昇トレンドをつくり出した材料が出尽くしたことによる下落。
どんな材料でも、遅かれ早かれ相場参加者が
「切り上げる」
タイミングに至るものですからね。
アンドリューズピッチフォークの引き方|まとめ
フィボナッチチャネルの記事は読みました(^^)??⁰⁰枝葉の話ですが、記事の最後のとこらへんに出てくるアンドリューズピッチフォークってのは、こんなのですね。⁰⁰図解してなかったので、補足まで(^^)b⁰⁰#テクニカル⁰#ブログ記事の補足 pic.twitter.com/9PxiPQ07PZ
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) October 15, 2023
さて、いかがでしたか?
記事の途中で触れたとおり、アンドリューズピッチフォークというテクニカルは、トレーダーにトレンドチャネルの幅を教えてくれます。
描いた絵を利用してトレードしていくことになるので、最大のポイントは
「P1、P2、P3をいかにきちんと見定めて決めることができるか?」
になります。
決めるためには、監視するチャートの時間足も重要ですよね。
その材料からの初動によって上昇したのは、肌感覚でどの程度の時間なのか?
それを考えてP2を定めることができれば、基本的にはその同じ時間足でP3も定めていくことになります。
あとは、トレンドの強さをいかに見定めていくかですよね。
それによって、サポートで入るのかレンジスタンスで入るのかも決めていくわけです。
順を追って考えていけば、アンドリューズピッチフォークもわりと使えるテクニカルです。
ぜひ、有効活用してみてくださいね(^^)
Dakar
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