今回は、FXをするにあたってエリオット波動で稼ぐ具体的な方法について書いていこうと思います。エリオット波動は、正真正銘のトレードで勝つための分析理論です。エリオット波動は他のチャートパターンを内包していたり、途中でローソク足の法則を活用したり、いろいろな使い方ができるんですよね。あまり話を広げすぎても抽象的な記事になっちゃうので、今回はひとつのトレードを切り取って解説していこうかなと思います。この分析理論の構造をちゃんと理解すれば、自信を持ってトレードできるようになれます。ではでは、いってみましょう(^^)/
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目次
エリオット波動で稼ぐ|知るべきこと
エリオット波動で稼ぐためには、フラクタル構造を知るとよりいいんですよね。
エリオット波動は、フラクタル構造に近い状態になりやすいんですよ。
あるチャートパターンが一定の時間足だけにあてはまっているかと思いきや、さらにその同じ通貨ペアチャートの短時間足においても同時にあてはまっていることって、あるんです。
そういう状況を、
「フラクタル構造になっている」
って言うんです。
常にキレイな上昇5波、下降3波が出現するとは限りませんが、そういう傾向があるということを認識しておくことは意外と大事なので、まずはこのことを知っておいてください。
トレードをするときにおいては、フラクタル構造を見つけにいく道筋はどちらかというとむしろトレードで勝ちにいくことから遠ざかる行為です。
どちらかというとそれは、視野を広げにいく行為ですからね。
でも、構造を認識しておくことで、木を見て森を見ず、の状態にハマってしまうのを避けることができますからね(^^)b
エリオット波動で稼ぐ|初心を貫こう!
フラクタル構造って、自己相似です。
これは、どんなに小さな一部分をとっても、それが全体と同じ形になっている構造、のこと。
例えば下のマルチタイムの絵だと、「拡大するたびにまたダブルトップが見つかる」わけです。
こうなっていることがある、という話ですね。#短期トレードの分析過程 pic.twitter.com/0kVhMVmFAa
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) May 28, 2019
完璧ではないにしても、フラクタル構造になりやすいエリオット波動においては、トレーディングチャートにする時間足をきちんと決めることがわりと重要なんですよね。
なぜかというと、他の時間足でも同じような構造になっているからです。
当初は1時間足にエリオット波動の形状を見出していたのに、いざ買ったら5分足のエリオット波動が気になってきた。
そして、エントリー根拠をいつのまにか5分足にすり替えてしまっていた。
なんてことは、わりとありがちなんですよ。
このあたりは、トレーダーとしては初志貫徹の精神が大事になってきます。
この場合、ボラティリティ、ロットコントロール、利確と損切りの水準など、トレード条件は元々1時間足を前提にして決めていたわけじゃないですか。
でも、ホールドをはじめたあとに見る時間足を変えてしまうと、その元々の計画が全部意味のないものになってしまうんですね。
それじゃあ、ちょっともったいないじゃないですか。
せっかくがんばって分析してきたのに。
エリオット波動で稼ぐ|局所的に攻める
エリオット波動って、一定のリズムのある値動きです。
このあたりの説明を掘り下げると、impulseとcorrectiveってことになるんですよね。
impulseは、衝動とか勢いとかって意味。
correctiveは、矯正とか中和とかって意味です。
これは、イメージの話。
時系列で考える視点ですね(^^)b pic.twitter.com/j8JTMXFAS6
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) October 6, 2021
仮に、そのトレーディングチャートを1時間足に定めるとしましょうか(^^)
上昇基調ならば、その絵は上のツイートのような形状になっているか、もしくはその途中であるはずですよね?
エリオット波動をちょっと細かく見ていくと、Impulse Phase と Corrective Phase に分けることができます。
Impulse Phase が、いわゆる上昇5波、Corrective Phase が、いわゆる下降3波ですね。
この話は上昇していくという相場環境認識ありきなので、今回は上昇で稼ぐ話に特化してみましょうか。
そうすると、冒頭の絵の赤字の5のところまでの値動きで稼いでいくことになります。
エリオット波動って、全体を考えていくと
「なにやらちょっと複雑な動きをしているなぁ」
みたいに感じてしまう方も多いんですよね。
なので、最初は局所的に攻めていくことをおすすめします(^^)b
エリオット波動で稼ぐ|初期段階
最新のエリオット波動に関する情報。
基本、このチャートパターンはいろいろな箇所で稼げます。
が、最近の為替相場では、どうも全体的に3の波が長くなる傾向が高いらしく。
これは、元々トレード仲間からの情報です。
レアルや欧州通貨に精通してる人ですね。#最新の傾向が大事 pic.twitter.com/ndknL3P5oq
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) December 8, 2021
さて。
と、いうことで。
局所的に見ていきましょうか(^^)b
見ていくのは上昇局面なので、第1波から第5波を集中的に見ていきます。
まず第1波ですが、これはシンプルに上げている絵ですよね。
上昇トレンドの最中で、その時に出ている材料が示す方向に素直に向かっていっている絵です。
そして第2波は、プルバックですよね。
世の多くの機関投資家はトレンドが出ていると見るや即参戦してくるわけです。
投下された資金は、いつか必ず引き上げられます。
なぜかというと、値幅を抜くことで彼らは顧客の資産を膨らませているからですね。
利確の動きにより、チャートが一度下落した展開が、この第2波になるってことです。
エリオット波動で稼ぐ|狙うべき波動
プルバックのあとは、再度上昇に転じます。
これが、第3波です。
現代為替相場においては、この第3波がかなり長くなる傾向が強いんですよね。
なので、ここは特に狙っていきます。
ロットを上げれば大きく稼ぐことも可能ですよね。
ある意味、エリオット波動において一番狙うべき波動は、この第3波になるかなと思います。
ピラミッティングが効果的になってくるのが、この波動ですよね。
場合によっては、まるでロケットが発射されたような超大陽線が出現することもあります。
そして、一度突き抜けたチャートは、最終的には大陽線を伴っていったん終わることが多いです。
こういうときによくあるのは、左が陽線のパターンの切り込み線とかですよね。
さんざん上がってきたチャートが、ようやく小休止を迎えるタイミングが、第4波のはじまりになります。
エリオット波動で稼ぐ|終わらせる
スキャルピングに関するひとつの事実。
じつは、アングロサクソン系は、動く方向に何の迷いもなく入っていきます。
そして、それでだめならさっさと損切り。
すごくわかりやすいですよね。
例えばアジア勢より、平均して獲得している利益が多いと言われているんですね(^^) pic.twitter.com/2KH26eiJcq
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) October 2, 2021
一度小休止を挟みながら、だいたいのチャートはさらに高値を試しにいくんですよね。
なぜかというと、まだ材料の効果がなくなったとは判断されていないからです。
こういう展開は、いかにも欧米のトレーダーが好きな展開になります。
いわゆる、追い打ちですよね。
変に、
「そろそろ逆行するだろう」
などとは微塵も思わない彼ら。
目の前のチャートが上昇基調ならば、まだ買うのみという判断をしてくるわけです。
そうして三度上値を試すのが、第5波ということですよね。
さすがに彼らも、すでにこの上昇トレンドが一番熱気に満ちていたタイミングだった第3波の存在は認知しているんですけどね。
それでも、もうちょっと買ってくるってことです。
このあたりの話は、スキャルピングでもスイングでも似通った事情になります。
エリオット波動で稼ぐ|効率良く勝つには?
第5波に関しては、第3波の終わりとほぼ同水準か、ややそれよりも上回る水準で終わります。
第5波は、上昇トレンドが終わりを迎えるタイミングなんですね。
こういう形状って、現在、為替相場ではよく見かける光景です。
なので、よーく咀嚼するようにしてみてください(^^)b
理論上は、上の絵の「①」のタイミングで第3波をとらえるのが一番効率がいいトレードということになります。
が、実際にやってみるとわかるかなと思いますが、第2波が終わるタイミングをリアルタイムで見定めるのはなかなかむずかしいです。
なので実際には、この第2波から第3波の流れをプルバックと考えて、第3波がはじまった後に再度第1波が終わった水準あたりまで来たら買うと間違いが少ないかなと思います。
つまり、ブレイクアウトを狙うってことですよね。
そのへんの話については、別に記事↑を書いているので、読んでみてくださいね(^^)/
エリオット波動で稼ぐ|まとめ
さて、いかがでしたか(^^)?
今回は、エリオット波動で稼ぐ方法のひとつを紹介してみました。
今回の話、さらに余裕があれば、ぜひフラクタル構造の認識も生かしてトレードするようにしてみてください。
具体的には、冒頭の絵で考えれば、赤字の2と赤字の3をつなぐラインがキモですよね。
ここは大きな視点で見ればエリオット波動の第3波になるじゃないですか。
この第3波に絡む青い点線、つまり小さなほうのチャートの上昇5波に、今回解説してきた流れをあてこむんですよ。
そうすると、地合い認識まで生かした強力なエントリー根拠を得ることができるということが、わかります?
ここの上昇はつまり、大きなエリオット波動の第3波であり、且つ小さなエリオット波動の第3波も含まれている局面ってことです。
この局面で、小さなエリオット波動の第3波に乗れれば、けっこうしっかりと自信を持って、
「強い握力」
のトレードができるかなとおもいますよ(^^)b
Dakar
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