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実需とFX

買いっぱなしの実需?為替相場にトレンドをつくる張本人より

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じつは、FXのチャートにトレンドをつくり出しているのは、ぼくです。ちょっと今回は、こんなテーマで記事を書いてみようかなと思います。この言い方、だいぶはしょってはいるんですが、嘘じゃないんですよ。なぜ嘘じゃないと言い切れるかというと、昼間のぼくの仕事は買いっぱなしの取引、売りっぱなしの取引だからです。実需筋という仕事をしている、という言い方は、普通はしないんですね。これ、どういうことか?買いっぱなしというワードあたりに焦点を定めて、話を展開してみようかなと思います(^^)

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実需って?

フラットな話からはじめたほうがいいかな。

この記事↓を、まずは読んでみてください。

FXと実需|貿易為替をドル円の値動きに絡めて考えてみる

読んでいただけました?

ぼくはこの記事で、外国為替取引が行われる理由は、「リスクテイク」「リスクヘッジ」「実需」の3つがあると書いてますよね?

実需のギャップだけが相場を決める、なんて書き方もしました。

買いっぱなしの取引というのが、実需にあたります。

実需というのは、通貨の売買自体が目的という意味合いなんですね。

なぜ実需なのか

つまり実需は、

「実際の需要」

ということですね。

需要があって通貨を売買することを、なぜあえて実需と言い表すか?

これは、リスクテイクやリスクヘッジのための通貨の取引と、明確に線引きをするためです。

リスクテイクのための取引は、値差で儲けようとする取引ですよね?

リスクヘッジのための取引は、逆に値差による損失を最小限におさえるための取引です。

つまり、リスクテイクの取引もリスクヘッジの取引も、必ず反対売買でクローズするんですね。

原油の話

このへんですね。

この、

「反対売買でクローズ」

というあたりの話と、実需の話を相対的に展開したいんですよね。

通貨のままだと、ちょっとわかりにくいかなー。

現物のチャートの話を例にしたほうが展開しやすそうなので、原油の話で実需について書いてみましょうか。

業種柄、原油が必要な会社って世の中にはたくさんありますよね?

ここではわかりやすく、原油を精製してできるガソリンを仕入れるガソリンスタンドを経営する会社をイメージしてみましょう。

ガソリンスタンドの話

tokyo5

当たり前ですが、ガソリンスタンドを経営するためには、ガソリンが必要です。

ガソリンスタンドは、ガソリンを仕入れ、仕入れ値より高い価格でガソリンを売ります。

その価格差が、収入になるわけですよね?

つまり、ガソリンスタンドは、

「実需でガソリンを買う」

わけです。

うーん。

資源そのものだと、価格差で稼ぐ話になっちゃってなんかちょっとわかりにくいか(^^;)

金メダルの話

もうひとつ、例を挙げます。

今度は、ゴールドです。

オリンピックでも世界選手権でも、1位の選手には金メダルが贈呈されますよね?

金メダルの製造を専門的に請け負う、株式会社金メダル加工という会社があったとします。

この株式会社金メダル加工は、メーカーです。

その道数十年のベテランの職人を多く抱える、老舗の会社。

この会社の顧客は主に、国際オリンピック委員会を含む大規模なスポーツ関連の大会の運営団体ですね。

金を仕入れる理由

株式会社金メダル加工がゴールドを仕入れる理由は、いたってシンプルです。

それはずばり、

「金メダルをつくるため」

ですよね。

これはつまり、

「株式会社金メダル加工は、金メダルをつくるために実際にゴールドが必要」

ということです。

あえて、実際にというワードをねじ込んでみました。笑

ガソリンと金と通貨

通貨のチャートでも、この方程式は同じなんですよ。

つまり

「実需筋は、自社の営利活動のために実際にその通貨が必要」

ということです。

今回の話は、ここが着地点ですよね。

エネオスは、ガソリンがなくなりそうな車にガソリンを提供してあげるためにガソリンを買う。

金メダルをつくる会社は、表彰台の1番高いところに立つ選手を称えるためにゴールドを買う。

実需の取引を執行する会社は、例えば東京本社のスタッフに給料を支払うため、海外で稼いで得た外貨で日本円を買う。

そういうことなんですね。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか(^^)?

話を、冒頭に戻しましょうか。

FXのチャートにトレンドをつくり出しているのは、実需筋です。

これは、事実です。

なぜそう言い切れるかというと、これは話は単純で、要はリスクテイクの取引もリスクヘッジの取引も、いずれは反対売買をすることでポジションを解消するからです。

買った量分は必ず売る、売った量分は必ず買う。

そういう取引は、トレンドを生み出すことはないということですね。

一方、実需の取引というのは、買うこと、売ること、それ自体が目的なわけです。

だから、買いっぱなしなんていう言い方が、世に蔓延っているわけですね(^^)b

Dakar

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