勝つために、分析とトレードに必要な時間配分って、あると思っています。今回は、神頼みをしてしまっている時間の無意味さと、その改善策について書いてみたいと思います。「お祈りの時間」の無意味さについては、言われてみるとそのとおり!と感じる人も多いと思うんです。でも、実際に自分のお金を相場に投入すると、かなり多くのFX初心者の方々が陥ってしまう状況で。この記事が、そんな状況を打破するためのひとつのきっかけになればいいなぁと思います。と、いうことで、今回もとりあえず書き始めます(^^)!
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負けた言い訳をしないために
エントリーした結果、負けたことを誰かのせいにしてしまうトレーダーは、まだまだ半人前のトレーダーです。
資金投下する前から、確実に勝てるとわかるトレードなどありません。
そこは、最終的には度胸が試されますよね。
だからといって、「えいや!」でトレードするのも違うんですが。 pic.twitter.com/ps23R6Hbik
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) December 3, 2021
FXを長いことつづけていれば、負けることも必ずあります。
これは、もう絶対なんですね。
そういう時に、まるで自分は悪くないかのように振舞ってしまうならば、一度落ち着いてよく考えてみてほしいんですよね。
エントリーした結果、負けた時に自身を振り返ることをせず、他に負けた理由を探し始めてしまうのは、自分が何も考えずにトレードをしている証拠なんですよ。
何も考えていないからPDCAを回そうにも回せないんですね。
これは、なかなか厳しい現実だと思いますが、そういう傾向があるという人は、ぜひこれを機にそのマインドを改めてみてください。
改めることができれば、劇的にトレードスキルが向上することだってあります。
優位性のあるトレードは分析が命!やっとわかったよ、そうだったのか!
この記事↑に書いたとおり、基本的にはトレードスキルを上げるために重要なのは、トレードの優位性を高めることなんですよ(^^)b
優位性を追求しよう!
それで、ですね。
優位性を追求するために、トレーダーはエントリー後も分析に励むわけですが、このステップまで行けたとしても、そこでまた間違えてしまうトレーダーもいるわけです。
それが、
「祈る人」
になってしまうトレーダーです。
今回の記事は、ここにフォーカスしてみようと思うんですよね。
人のせいにしてしまうようなことまでせずとも、非生産的な祈りの時間を過ごしているだけでは、残念ながらFXで勝てるようにはなれないんですね。
わかりやすく結論から書くと、エントリー後にトレーダーが特に念入りにし始めるべきことに共通しているのは、
「相場環境認識の更新にかかわる作業」
です。
これ、具体的にはシンプルに4つにまとめてみました。
まず、1つ目から考えていきましょうか(^^)
為替ニュースを逐一チェック
エントリー後にトレーダーが特に念入りにし始めるべきことの1つ目は、
「情報収集のペースを上げる」
ということです。
これ、現役トレーダーとしてはなによりもまずみなさんにお伝えしたいことなんですよね。
なので1つ目としました。
この作業の目的は、いたってシンプルです。
それは、
「材料をできる限り素早く認知するため」
です。
すでに自分のお金を相場に投下している以上、ペースを上げて情報を取得していかないと、負ける可能性がかなり高まっていってしまうわけですね。
特に、突発的な材料をなるべく早く認識することは、とても重要です。
指標発表結果や発言内容を確認
エントリー後にトレーダーが特に念入りにし始めるべきことの2つ目は、エントリー後に発表された経済指標の結果や要人の発言内容をきちんと確認すること、です。
指標公表や発言の日時をおさえておくというのは、トレードを開始する前にしておくべき作業ですよね?
そして、エントリー後は、その予定されていた時刻に
どんな数値が出たか?
どんな話が出たか?
これを、確認するわけです。
意外と、日時だけチェックしておきながら肝心の結果を確認しないトレーダーも多いです。
そこは、基本に忠実に、きちんと確認しておくことが大事なんですよ。
そうそう。
億トレーダーは、なにか特別なスキルを擁しているわけではありません。
どんなふうに相場に向き合っているかというと、こういう地道な確認作業をきちんと丁寧につづけているだけなんですね。
そんな現実も、ぜひかみしめながらチャートに向き合ってみてください。
個人戦略によっては、そもそも経済指標が発表される時間帯にはトレードをしない、というルールを設けることもあります。
オーダーとポジションの確認
そして、これです。
オーダーとポジションの確認も、非常に重要な作業なんですね。
なぜ非常に重要かというと、他のトレーダーのオーダー状況やポジション動向は、時間と共にどんどん変化していくからです。
ずっとエントリーする前の認識のまま、ではいけないんですね。
この作業なんかは、4つの中で唯一チャートにかかわることですよね。
FXトレーダーはだいたい、自身の情報網や有益なサイトをうまくつかっているものです。
ふつうは、オーダーやポジションは、そういう情報源で視認しますよね。
この確認作業なんかは、トレーダー仲間同士で都度都度話しながら確認したりするのはおっくうなので、通常はチャートとは別画面でPC上に出したりします。
その表現方法はさまざまで、チャート上に直接ラインを出現させる類のものや、レートごとの数値を横棒のグラフにしたものなどがありますよね。
チャートそのものを確認して、過去によく売買されていた水準にオーダーやポジションが密集しているだろうと予測をすることもできます。
でも、ここで言及したのは、オーダーやポジションのボリュームを価格帯ごとに可視化した情報源のことですね。
祈る人になるべからず!
損切りの心得。
自分が買いで入ったとします。
その状況でチャートが下落した時、
「落ちないように祈る人」
になってませんか?
描いたシナリオからチャートが逆行した時、やることはわりとあります。
少なくとも、祈ってる余裕はないはずですよー。 pic.twitter.com/zuikUTkBiV
— 大手企業為替担当DakarのFX雑記! (@111coffeeBreak) October 29, 2021
最後は、損切りに関することですね。
こういう心得なんかは、特に通貨危機のときには絶対にもっておかないといけないものです。
じゃないと、いっきに資金を持っていかれる可能性がありますからね。
逆に言えば、そういう時は冷静にさえなれれば、ものすごいチャンスになります。
この記事↑に書きましたが、基本的には通貨危機の際なんかは稼ぐチャンスですからね。
現在、自分がすでにエントリーしていて、その状態で大きくチャートが逆行しそうなのであれば、どうするのか?
この命題への答えについては、必ず自身の個人戦略に組み込むようにしましょう。
損切りラインをきちんと定めましょう、という話じゃないですよ?
そうじゃなくて、突如としてボラティリティに恵まれた相場に遭遇した状況で、きちんと自分が今なにをすべきかを考えることができるトレーダーになりましょう、ということですね(^^)b
まとめ
さて、いかがでしたか(^^)?
今回は、エントリー後にトレーダーが特に念入りにし始めるべきこと4選、というテーマで、記事を書いてみました。
もちろん、エントリーしたらこの4つの作業だけをしていれば必ず勝てるというわけではないですが、この4つをきちんと遂行していけば、勝率は確実に上がっていくと思います。
特に念入りに、なので、当然のことですが、他にもエントリーの前か後か関係なく、裁量トレーダーとして継続していくべきこともあります。
それは、自身のトレードスタイルによりますよね。
スイングトレードなのであれば、フィボナッチや移動平均線など、特定のテクニカルをこまめにチェックしていくことを日課にしているトレーダーもいるでしょう。
であれば、エントリー後の時間全体を切り取って言ってみれば、そういう日課も、
「すべきこと」
になりますよね。
ポジションを持っても、常に先を考えて行動できるトレーダーになりましょう(^^)!
追伸:
ちなみに、オーダーとポジションを確認するにあたっては、最適な情報源を知っておく必要があります。
他の3つは自身の努力でどうにかできる事項ですが、これだけは
「知るか知らないか」
の世界なんですよね。
もし、まだ最適な情報源を知らない場合は、ぜひその調査をすすめるようにしてください。
それがおっくうだったりやり方がよくわからないという場合は、ぼくの手法にも書いているので、参考にしていただいてもいいですし。
ぼくの手法は、↑こちらですね。
お役に立てれば、幸いです(^^)
Dakar
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