この記事は
の記事のつづきです。
ブログランキングに参加しています。よければ読み始める前に、ぜひクリックをおねがいします。Ctrlを押しながらクリックすると新しいページで開けます👇(^^)
目次
為替研究家になるなかれ!
さて、前回の記事では最新の昼間のドル円の値動きの傾向の情報を書きました。
念のため付け加えて書いておきます。
こういった、為替の値動きの傾向について、その根拠をきちんと理解するようにつとめるなんていうことは、非生産的な行動です。
そういう「探求」に割く時間があるのなら、さくさくと自分のお金を相場に投下していったほうが賢いんですね。
これはFXに向いている方の性格のひとつなのですが、トレードをするにあたっては、「思考と実行のバランス」というのはとても大事です。
あまり考えすぎても、利益は逃げていくばかりです。
気をつけましょう。
相場の傾向がなんとなくでもつかめたということは、それだけですごいことなんです。
ぼくらが為替相場を監視する目的はただひとつ。
「たくさん稼ぐため」です。
稼ぐことが唯一無二の目的なのに、値動きの理由を一生懸命探るなんていうのは、エネルギーの無駄使いなんですよ。
不安材料が多い時代
一応気になる方のために、書いてはおきますが、この「ドル円が日本時間の昼当たりで変動しやすくなっている」という特徴が台頭しはじめてきた理由のひとつは、「リスクオフ相場になりやすくなっている相場環境」が挙げられると言われています。
これは、原油価格下落、スイスショック、チャイナショック、地政学的リスクなどですよね。
先行きが不透明な時代というのは、概して、先行してリスクを避けていこうとする心様が、トレードの仕方にあらわれてくるものなんですよ。
だから皆、ロンドンフィキシングの時間よりちょっと前に、先行してトレードの判断をするようになってきているんだ、という話ですよね。
それが、ちょうど日本時間の昼の時間あたりなんだ、ということです。
ただ、上述のとおり、この話を掘り下げていくことに意味はありません。
よって、この話はこれにてお終いにします。
はい、終わりです(@^^)/~~~
主婦FXトレーダーが認知すべきドル円の原理
肝心の、このドル円短期トレードにおけるお昼ごろの「チェンジオブペース」の原理について書いておきます。
つまり、東京時間からロンドン時間へ相場が移行する際の、為替相場が通常かかえている原理原則の話です。
なぜ今回取り上げた3つのチャートでは、いっきに相場が急展開しているのでしょうか?
まずは、この記事を読んでください。
FXと実需について|東京時間のドル円がレンジ相場になりやすい理由
読んでいただけましたでしょうか?
まず、この記事でぼくが書いた理由で、東京時間はレンジ相場になりやすいという特徴があります。
特にこの上述の記事は、午前中にトレードをすることが多い主婦の方におすすめです。
東京時間とロンドン時間
予約を入れておく、売買のオーダーラインがあらかじめ存在する、という点も特徴なのですが、この話は次回以降の記事で書こうとおもいます。
ぼくがこの「東京時間のドル円がレンジ相場になりやすい理由」の記事に継いで、この「主婦FXトレーダーが稼ぐ方法シリーズ」で書きたいのは、ロンドン時間についてです。
こういった特徴を持つ東京時間から、ロンドン時間という、これまた特徴的な時間帯に移行していくが故に、前回の記事で取り扱ったようなチャートのかたちが出現するんです。
ロンドン時間について、4つのことを書きます。
利食いとエントリーの時間
すでに少し触れましたが、東京株式市場の後場が終わる時間は15時です。
一方、ロンドン市場の幕開けは夏時間ベースで16時です。
このことが何を意味するか?
ぜひトレーダー視点で考えてみてほしいのですが、相場が終わる時間には利食いの方向にチャートが変動します。
つまり今までの方向と逆に向かうことが多いと考えていいんですね。
ロンドン市場の寄りの時間はエントリーの動きがチャート上に確認できることが多いです。
欧州のトレーダーの意識はトレンドフォローであることが多かったですよね。
世界最大の実需取引市場ロンドン
次です。
次は、ロンドン外国為替市場は、世界最大の実需取引の市場でもあるという点です。
ぜひこの話については、合わせてこちらの記事もよく読むようにしてみてください。
こちらの記事では、ユーロダラーのことについても触れ、ロンドンは全体的に取引量が多いということを書きました。
でも、「実需取引」にスポットライトをあてても、ロンドン市場というのは世界一なんですよ。
こうなってくると、昼間に取引をするというスタイルなのであれば、単に取引量が多いというだけの話とは、またちがった話になってきます。
ロンドンフィキシングの16時は日本時間の仲値公示の10時と同じ意味合いを持ちます。
つまり、欧州の輸入企業は、その日の日本時間16時には、ユーロドルを少しでも現状より下落させておきたいわけです。
言い方を変えると、ヨーロッパの輸入企業は日本時間16時に向けて、米ドルを買い込んでいく商習慣があるんです。
ロンドンディーラーの習性
3点目はこれですね。
これ、つまりは「アジアなんかに儲けさせてたまるか!」というロンドンディーラーのプロ根性ですよね。
まさにプライドの塊のロンドンっ子という感じです。
どういうことかというと、レンジ相場になりやすい東京市場でも、一定の緩やかな方向性は存在しているわけです。
そのゆるい方向のままに相場を展開させると、ホールドしつづけているアジア勢は、労せず利益を手にできるわけですよ。
それが、世界一の腕で為替市場を牛耳る(少なくとも本人たちはそう思っている)シティのディーラーたちは、許せないわけです。
故に、東京時間の逆に相場を展開させ、アジア勢のストップロスも巻き込んで大胆なチャート変動を引き起こすという「いつもの値動き」ができあがるわけです。
ロンドンディーラーの成長の軌跡
ただ、これは金融教育が日本よりもすすんでいる欧州だから、ということでもあるんですけどね。
要は、トレードの基本的なスタイルからして、違うんですよ。
サッカーで言えば、小さいときにはパスの練習にたくさんの時間を割くのが、一昔前までの日本の指導法でした。
これをFXにあてはめると、デモトレードでお金を投じずに取引をしてから実践にうつるということがけっこう多い、日本人トレーダーということになります。
これに対して、欧州ではドリブルで相手を抜き去ることなど、直接的に点を獲るための練習に割く時間が長いそうです。
これをFXにあてはめると、欧州では、はじめてでもとにかく実際にトレードをしてみるトレーダーが多い、という点が挙げられます。
その結果何を学ぶかというと、「長いローソク足が一番稼げる」ということだったりするらしいですからね。
これは個人トレーダーについてもインターバンクディーラーについても同じことが言えるそうです。
主婦FXトレーダーが監視すべき通貨ペア
最後、4点目は、通貨ペアについてです。
ロンドン時間の為替相場の主役はなんといってもユーロドルということになります。
ユーロドルは世界一の取引量を誇る通貨ペアで、アジア時間においても取引量は多いです。
が、実際にプレーヤーたちが朝起きてチャートをリアルタイムで見にくるロンドン時間のユーロドルチャートというのは、本当の意味で「世界の中心の為替相場」になります。
さて、このユーロドル相場、あまりにもその取引量が多いために、他の通貨ペアもユーロドルに「釣られる」ということがよくおこります。
たとえばユーロドル相場で強くユーロが売られると、ユーロ円が釣られるなんていうことはしょっちゅうです。
ユーロ円が下落したら、日本人としては当然ドル円の動向が気になりますよね。
こういうときはドル円はユーロ円に釣られて下落する傾向が強くなります。
ユーロクロス主導ということですね。
ユーロドルが下落しているんだから、米ドル買いだ、だからドル円は上昇だ、という方程式は、この場合はあてはまらないわけです。
その理由のひとつに、このロンドン時間という点が挙げられるということですね。
言い方を変えます。
ロンドン時間にドル円で稼ごうとおもったら、ユーロドルとユーロ円を同時監視して、クロス円の動向から円相場を見極めていくというやり方が、ひとつの定石です。
まとめ
さて、いかがでしたでしょうか?
ぼくの昼間の仕事に通じる話は、いよいよ次回ですね。
当然ですが、ぼくの実需為替取引については、そのすべてを書くわけにはいきません。
でも、できるだけ昼間、個人トレーダーとしてどう稼げばいいのか?という問いに対しての答えになるように書くつもりです。
ひきつづきよろしくおねがいします(^^)v
の記事につづきます。
Dakar
ためになった!という方はぜひ人気ブログランキングのクリックをおねがいします。Ctrlを押しながらクリックすると新しいページで開けます👇(^^)