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米ドルの値動きを中期目線で考える
前回は、なぜ米ドル安が理想なのか?というところで終わっていましたね。
この問いかけは、トランプ大統領はなぜ米ドル安を目指すのか?という意味合いでした。
この点を考えていくと、米ドルのチャートを中期的に考えていけます。
この「FXとトランプ大統領」のシリーズ記事の論点は、この点に集約されていくとおもいますので、これはこれからますます注目のシリーズ記事です。
ドル円チャートとトランプ大統領
とりあえず話の焦点は、ドル円チャートです。
一応書いておきますが、チャートの動きに決定的な方向性があるという話ではないので悪しからず。
そんなことがわかればFXで誰でも億万長者になれますからね(^◇^)
ドル円チャートに限定する理由ですが、米ドルのチャートと言ってもいろいろありますし、FXは通貨ペアのチャートにおける取引です。
的をしぼって考察していくことでトレード方針もなんとなくでも見えてきやすいです。
テーマとしては日銀の金融緩和を考えていってみます。
ドル円チャートを押し上げる日銀
日銀は中期的に見ると、今まで金融緩和をしてきたことでドル円チャートを押し上げる役割を果たしてきました。
円安にしていくことは、これは決して第一義の日銀の目的ではないです。
が、結果的にドル高円安になっているという事実が歴然とあるのが今現在の状態です。
黒田バズーカという造語も流行るほどに、そのインパクトは本当に大きなものでした。
なぜ日銀は基本的なスタンスとして、金融緩和という姿勢を崩さないのでしょうか?
それは、日銀が金融緩和を続けられないならば、日本経済そのものが打撃を受けるからなんですね。
日銀の政策と日本の輸出企業
日銀という中央銀行がとる政策の恩恵を直接受ける存在は誰なんでしょうか?
これは言うまでもなく日本の輸出企業ということになります。
つまり日銀が金融緩和をしてくれるおかげで、日本の輸出企業は自社製品をより高く外国に売り込むことができるわけです。
1ドルが100円だったときに比べて、1ドルが120円になれば、1億円の売り上げが1億2,000万円になるわけですからね。
労せず2,000万円も収益がアップするわけです。
実のところ、こんなおいしい話はないわけです。
日銀本来の目的に紐づけて考えれば、設備投資などの際に必要になる銀行からの借り入れに必要になる銀行の手数料が少なくなるという点が金融緩和の本質的な部分です。
が、ここではFXをするにあたって必要な為替の知識を説明することを第一の目標にします。
FRBの利上げ
さて、では肝心のアメリカです。
アメリカは今の日本の真逆の政策をとっていますよね。
つまり利上げです。
アメリカが利上げに踏み切った目的は、「金融政策の正常化」です。
FRBがなぜこの「正常化」という表現にこだわるのかという点も、じつはいろいろな話があるのですが、ここでは先を急ぎましょう。
ドル円チャートを押し上げるFRB
つまりはアメリカはリーマンショック前の水準まで経済が復活してきていて、いわゆる「好景気」の状態になってきたということなんですね。
少なくともFRBはそう判断したわけです。
それ故の利上げへの踏切りですから。
利上げの判断は当該国通貨の価値を高めます。
これは通貨経済学の基本ルールと言ってもいいですね。
もっとわかりやすく言えば、FRBの利上げの判断によって、米ドルはより買われるようになったんですよ。
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画像引用元:
https://www.google.co.jp/url?sa=i&rct=j&q=&esrc
http://www.nbcnews.com/politics/2016-election/
Dakar
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