この記事ではテクニカルのMACDについて書いていきたいと思います。
MACDはオシレーター系の特徴とトレンド系の特徴、双方を併せ持つテクニカル指標です。
でもとってもポピュラーで精度の高さに定評があるんですね。
ちなみにMACDはマックディーと読みます。
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目次
そもそもMACDってどんなテクニカルなの?
MACDとは、移動平均線をもとに計算されたテクニカル指標です。
Moving Average Convergence Divergence の略称ですね。
そして表示されるかたちですが、MACDは基本的に2つのラインとヒストグラムになります。
2つのラインはMACDとシグナルなんですね。
このへん少しややこしいんですよね。
普通、MACDと一言で言った場合ラインとヒストグラムの総称を指すのですが、表示画面の説明となるとラインの1つがMACDになるという説明の仕方になるんです。
オシレーター系テクニカル指標としてのMACD
さて、オシレーター系のテクニカル指標としてのMACDはレンジ相場としてチャートを眺めるときにつかいます。
オシレーター系のテクニカル指標としてのMACDをつかうときに注目するのはヒストグラムです。
上の画面を見てください。
この画面でいうと青の山がMACDのヒストグラムです。そしてMACDが黄色、シグナルが水色になります。
こうして画面をすぐに紹介するととても簡単なことのように思えますよね。
要は下の山の頂点で買って、上の山の頂点で売ればいいわけです。
ところが実際はこういう風にキレイに山が出ているMACDを探すところから日々の作業はスタートするわけです。
これが意外と大変だったりするんですよね。
根気よく探しましょう。
まずはそこからです。
トレンド系テクニカル指標としてのMACD その1
トレンド系のテクニカル指標としてのMACDは逆張り型と順張り型の2つがあります。
まずは逆張り型です。
これ、じつはFXをはじめたばかりの人にもオススメできる基本的なMACDの使い方なんですね。
かいつまんで言ってみれば、ゴールデンクロスとデッドクロスになります。
ゴールデンクロスは黄色いマルのところ。
黄色のMACDラインが水色のシグナルラインを上に抜けています。
真ん中の「0ライン」よりも下で上抜けしていることを確かめましょう。
では決済するポイントはどこでしょうか?
いくつかありますが、まずヒストグラムの山が小さくなってきたところがあります。
またラインが逆にクロスしたところでも手仕舞いできます。
ゴールデンクロスはかなり早い時期にサインが出るのでトレンドの転換を狙う逆張りによく使われます。
ダマシも発生しますが、ダマシが発生しないテクニカルは存在しないのでその場合はきちんと損切りを入れることが重要になってきます。
トレンド系テクニカル指標としてのMACD その2
さて、次は順張り型です。
オレンジのマルの部分でMACDラインとシグナルラインが0ラインを下抜けしました。そこで売りでエントリーするんですね。
この使い方のほうがいわゆる順張りです。
0ラインをまたぐときにエントリーするといういたってシンプルな手法ですが、シンプルなやり方ほどじつは効果的だったりするんですよね。
ここではくわしい説明は省きますが、MACDの計算では単純移動平均線(MA)ではなく、指数平滑移動平均(EMA)が採用されています。
このEMAによって計算されているという点がMACDが支持されるひとつの理由です。
先行性が高いんですよ。
精度の良いテクニカル指標 MACD のまとめ
さて、いかがでしたか?
このように一つのテクニカル指標でもいろいろな使い方があります。
また、チャートとテクニカル指標が見やすいFX業者を使うかどうかでも違ってくるのでいろいろと試してみるのもいいかもしれません。
同じテクニカル指標でもチャートが使いづらいと判断を誤りますからね。
Dakar
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